生産本数 |
77本 1996年限定製産 |
シリアルナンバー | No 33 |
ボディー形状 | YAMAHA SG タイプ |
カラー | ナチュラルフィニッュ |
ケース | YAMAHA オリジナル |
購入先 | SG蒐集家からの譲渡 |
エピソード |
ボディー |
マトワトップ + ホンジュラス・マホガニーバック |
ネック | メイプル + マホガニー スルーネック |
指板 | エボニー 24フレット |
ピックアップ | YAMAHA オリジナル SANTANAピックアップ |
サンタナの愛機であったブッダ・インレイのSG-175は、カスタムオーダーのサンタナだけのモノだった。一時代を築いたそのギターを欲しがったサンタナファンは数多く存在する。実は私もそうであった。 1995年突然、YAMAHAがSG-175Bの発売を発表した。そして、50本の限定発売として予約を開始したところ、またたく間に50本を超えるオーダーが入ってしまったのだ。そこでYAMAHAは初回オーダーのみ受け付ける事にして、77本の製作を行った。シリアルナンバー01及び02の2本はサンタナ本人にプレゼントされる事になった。サンタナはその出来に感激したと言う。SG-175Bはサンタナのカスタムギターのツゥルーレプリカなのだ! 大きな画像はこちらです。 そして、残りの75本が楽器店を通じて販売されて行ったのである。マニアにとっては、手に入れても傷つけるのが恐くて、弾く事が出来ない程の貴重なギターとなってしまった。ほとんどが大切にしまいこまれていて、現在、僅かに手に入る可能性がある、市場に出回っている中古ギターのSG-175Bは、ホンのわずかでしかない。 中古市場で取り引きされているSG-175Bのシリアルナンバーは40番以降のモノがほとんどだと聞いた。どう言うわけか、マニアの間では若いナンバーの方が珍重されているという。私のモノは33番なので、まあそれなりに「アリガタミ」がある番号だろうな。 熱心なマニアは「保存用」と「プレイ用」に2本以上を持つらしい。私の入手先のマニアの方も一時期は4本持っていたと言う。 私のSG-175Bは購入された後、ほとんど触られる事無く、ハードケースの中で眠っていたものだ。スリキズなぞまったく無い。経年変化でフレットにやや曇りが出ている程度だ。それ程コンディションは新品同様の素晴らしい逸品である! |