六弦的穴多数

1999年10月22日 ついに後戻りできなくなった!!!



おおう!このように穴がズラリと開いてしまったぞ〜〜〜!

「ああ・・・秋葉原は悲しくも・・・」

そろそろこの「六弦的●●●」シリーズも終焉を迎えつつある。いよいよ穴開けを実行したのだ。しかしその前に、昨日のドタバタから話を進めよう。なぜ私が行動するとその度に世の中は悪い方向へ動くのだろうか? 昨日の終業後、たった一つのロータリースイッチを求めて、秋葉原へ突っ走った私であった。会社を出て約30分後目指すガード下の「ラジオセンター」前へと到着したのだった。19時前になっていた。ところがである!なんとなく不穏な感じなのだ。なぜだ?なぜこのようにシャッターが閉まっているのだ?だが、外側だけを見ていてもしょうがない。早速お店がズラリと並んでいるはずの、ガード下へと突入した。したが、そこで私が目撃したモノとは〜〜〜!!!

その細い通路の両側にズラリと並んでいるはずのパーツの小売店は、ほとんどがシャッターが降りているのだ。わずかに開いていた店も、私の到着を見計らったかのように次々に降ろし始めた。おいおい!待ってくれよ!何で店を閉めるんだよ〜〜〜!!!電車賃190円払って遙々やってきたのだぞ!このまま帰れと言うのか〜〜〜!!!と、心の中で叫んでみたが、あっという間に私の目の前で全店のシャッターが降ろされてしまった・・・ううう・・・ううう・・・

ラジオセンター無しの秋葉原は秋葉原ではないぞ〜〜〜!!!しかし、泣いていても解決はしない。すぐに次の行動をとるべきである。かつてよく通った裏道へと急いだ。だが・・・だが・・・だが〜〜〜!!!そこにはすでにパーツ屋はなく、ほとんどがコンピュータ関連の店やジャンク屋になってしまっていた。やっと見つけたパーツ屋もすでに店を閉めていた。まだ19時ではないか!なぜだ?何故秋葉原はこのようになってしまったのだ?コンピュータチップではなく、トランジスタや抵抗やダイオードが席巻していたあの秋葉原は何処へ行ってしまったのだ〜〜〜!!!

これで帰り道も190円である。何も購入できなくて380円を喪失したことになる。このギター改造作業でどれほどの財力が失われていくのだ!!!自業自得と人は言うだろう。もっともである!もっともではあるが・・・悔しいではないか!この悔しさは何で解消すべきなのか?酒も飲まない私には、もうあれしかあるまい!と突然起こした行動は「恐怖の穴開け」だったのである!

精密に位置関係を探り、確信を持ってキリを突き立てた!貫通した小さな穴は、ネジ径になるまでじっくりとリーマーで慎重に広げる。作業前は「後戻り出来ない作業」なのでちょっとプレッシャーもあったが、いったん始めてしまうと思ったより楽な作業であった。で開け終わった画像が一番上のものである。かなり正確に加工が出来たと自負している(かってに自負してろよ!)



そして、トグルスイッチを4つ取り付けてみた。ふふふふ・・・かなり予想に近い。ようし!これで見えたぞ!ロータリースイッチさえ手に入れば一気にハンダ付けに入ろう!だが、そのロータリースイッチだけが的確なモノが出に入らないのだ。秋葉原も私を見捨てたのだ!こうなると一体何処へ行けばいいのだ?私は!

そもそもパーツを「東急ハンズ」や「秋葉原」で探すという発想を変えるべきだろうか?ギターを作るのである。ギター屋を探した方が早いのではないか?少々高いかもしれないが、100円や200円程度の価格差なんぞ、この際そんなこたあどうでも良いのだ!ブツが手に入らん事にはイカンともしがたいのだ!

まってろよ〜〜〜!!!ギター屋!!!明日にでも押し掛けるからな〜!!!もう待ったなしだぞ〜〜〜!!!もう、もう、もう、お願いだから売ってくれ〜〜〜!!!(おいおい!泣いてるんじゃね〜か?)

さらに問題は続く。パーツが全部そろい、配線が完成したとしても、私はギターアンプを持っていないのだ。作動テストが出来ないではないか!どうするのだ?おい!どうするのだ?ギターアンプといえばマーシャルである。マーシャルといえば3段積みである!!!これはロッカーあこがれのアンプである!しかし、財力はもう枯渇しているのだ。そう簡単に購入できるモノでもない。どうするのだ?どうするのだ〜〜〜!!!・・・迷った末、私が起こしたアクションは素早かった!!!以下、次号へ続く。

そして、なんと!!!早くも次号はこちらなのだ〜〜〜!!!



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