驚愕的動画談

2021年01月28月 1月ももう終わりだというのにようやく更新!


今年の節分はこうなるらしい!


「時間があるとついついダラダラと見続けて」

なぜか、更新作業はこの一年ほど強迫観念に駆られなくなっています。新型コロナのせいもあって、仕事量も極端に少なくなりただ自宅でのダラダラした生活と散歩を繰り返す日々。そこから生まれる新しい刺激はほとんど無くて、たまにアニメ「鬼滅の刃」のようなヒットにぶち当たり映画館まで出かける程度です。そこから先に生まれるものはないですね。

アニメと言えば、先日ネットで見つけたアニメ「はたらく細胞 BLACK」というのがあります。前作アニメ「はたらく細胞」が青少年に赤血球を始め体中の細胞がどのように体を守っているのかを擬人化で教えてくれるものでした。子どもたちも大好きで「白血球」や「赤血球」の活躍を楽しんでいました。作画も可愛らしくてなかなか好感が持てるアニメです。ただ、細菌などに侵略されると白血球が戦い始め血しぶきが上がります。これは結構ハードですね。

アニメ「はたらく細胞 BLACK」は「はたらく細胞」のアダルト版。寝不足、偏食、運動不足...心当たりのあるアダルトたちに捧ぐ、体内労働物語!眼鏡をかけた新人赤血球が主人公!子供と一緒に観るにはかなり躊躇する内容ですがね。例えば、第三話は「勃起」に対して赤血球はどのように働くのか?という内容。「海綿体に集合!」と指令が下り、赤血球が集合し始めると様々なトラブルが起こり・・・。そして第四話は「淋菌」に侵されると体内ではどのような細胞の戦いが生まれるのか?化け物のような淋菌の擬人化で非常にわかりやすいですね。淋菌の口癖は「淋しいよう〜!」と繰り返し叫ぶというお笑いネタまで仕込んであります。アダルトがニヤリとするような仕掛けがいっぱいですが、BLACKというのは赤血球たちが住んでいるその肉体を「ブラック企業」に見立てている様です。Netflixでお時間があるときにご覧になってください。大人なら笑えます。



さて、なぜアニメの話を書き始めたかというと・・・。子供の頃に見ていたTVアニメは「鉄腕アトム」であり「鉄人28号」「エイトマン」「ビッグX」などでした。アメリカ物もありましたがそれはほぼ覚えていません。あの時代1960年代のTVアニメは、手塚治虫の虫プロが手掛けた「鉄腕アトム」が最初でした。おそらく今の子どもたちが見たら「えっ?なにこれ?」と言いそうな低いクオリティーでした。背景はほぼ描き込んで無く、3D的な動きをするとすべて手書きでしたらパースがガタガタして辛いものがありました。

そのようなTVアニメ創世記を体験して現代のアニメーションを観ると「感動」してしまいます。背景の緻密な書き込み、使い古したものへの汚し、裏町の寂れた風情なども実にしつこく書き込んでいます。もちろん、全く逆のファンタジー系の作品であれば実に美しい光景を見せてくれます。コンピュータ作画によって色彩の微妙なグラデーションや、3D作画によってモーションの正確なトレースができるようになったのですね。

ただ単にストーリーを追うだけでなく、作画やモーションの細かい部分をチェックして見る楽しみというものが「TVアニメ創世記」を経験したものの特権のような気がします。私も長い間アニメにはどうも馴染めず敬遠していましたが、新しい観方を始めると結構楽しめるようになりましたよ。食わず嫌いをやめてみると意外にも大人にも楽しめる作品がたくさんありますね。いま流行っているアニメ「呪術廻戦」はかなり見ましたが、どうも苦手です。なぜだろう?まだその理由が見えてきませんがね。

一ヶ月ほど前に映画アニメ「天気の子」をオンエア版で観ました。ストーリーは私にとってどうでも良かったのですが、背景作画と3D作画のマッチングに驚愕しました。私が長い間敬遠している間にこんなにも日本のアニメは進化していたのだと驚きました。世界中に日本アニメのファンが多いというのも頷けます。ただ一つ困るのは、最近は Netfliex や amazon prime で全話が一気に見られるので時間があるとついついダラダラと見続けてしまうことですね。24話分一気とか(笑)


本日の結論
鬼滅の刃がこれほどのブームになったのは、一気に全話観て細部を観察すると「なるほど」と感じました!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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