経過的誕生日

2019年05月15日 67歳になったことの意味。


2か月半に渡り1日1万歩以上を目指して歩き続けた。


「70代へ向けての助走が始まります」

昨日5月14日は、私の67歳の誕生日でした。
平成4年に亡くなった父の享年と同じに成りました。自分の中では一応この年齢が生き延びるための目標となっていましたので、なんとかそれにたどり着けてホッとしています。しかし、本当の老後はこれから始まります。肉体は衰え、財力的にも減少は続きます。かろうじて精神性だけは保てそうですがね。

最近問題になっている車の運転に関してもそうですね。肉体の劣化とともに、反応速度が遅くなり事故の回避ができ難くなるのは肉体に対する自然の摂理です。精神性だけでは解決できない問題。そこで我が身に置き換えてみると「俺は何歳で免許を返納するのだ?」との判断について悩みますね。おそらく自分ではいつまでも運転できる気で居続けるのでしょうね。しかしいずれその日は確実にやってくると。その日をいかに遅らせることが出来るか?がこれからの課題ですね。

2か月半前に「重篤な糖尿病」だと診断され、その日から対策を取り続けてきました。食事の改善(制限)と運動量の確保。主に1日1万歩目安の散歩ですが。天候が良くて涼しい日には歩行距離も伸びました。仕事が入った日は、その作業の合間に歩いたので歩行距離が8千歩程度にとどまりました。しかし、月間で平均してみると一日あたり11,426歩となりました。上出来です。

当初は6千歩くらいでへばっていましたが、休むこと無く歩き続けたおかげで1.2万歩程度であれば平気で連続歩行できる体力・筋力が付きました。それによって体脂肪が消費され続け、体重も約10kg近く減少。目標としていたBMI値25に到達しました。これで身体測定時の判定が軽度の肥満から普通へと変わります。

問題はここから先です。健康的な老後を進むためにはこの先なにをやり続ければよいのか?酒タバコをやらず、大して食事量も多くない私が更にやるべきことには何が在るのか?と考えても思い浮かばず、ただ実績として手に入れた散歩の効能を信じて日々歩き続けることなのか?と。もちろん食生活も糖質を極力減らしてタンパク質を増やすのは必然ですね。

運動量としては、日々1万歩以上の効能は大きかったと思うのですが、現実的には時々あまり歩かない日を作らないと膝や腰回りの関節に少し不安が出ています。痛いわけではないのですが、少しだるい感じがしはじめています。筋肉の疲労なのだろうなと考えていますが。これからは逆に1日8千歩以下に抑えるというノルマを課すのもありかと考えます。そのほうが長続きしますね。

食事は糖質を極力避けるという目的で、昼食抜きにして夕食は主食のご飯、麺、パン類を制限してみたところテキメンに効果が出てきました。血糖値は安定しとても良い状態を保っています。ただ、この食生活は食事内容にバリエーションが乏しく、いつまでも続けるにはいささか辛いですよ。一旦5月16日の血液検査が終わり「合格」が出た段階で少し食事内容を再考しようと思っています。毎日厳しい制限を続けるのではなく、週に3日は制限を緩める食事にするという考え方です。ご飯を食べられないと、大好きな鮨が食えません。焼肉屋でもご飯抜きは辛いですよね。丼ものもたまには食べたいではないですか。要するに節度を持って糖質の摂取量をコントロールできればいいのでは?と考えているのです。

幸いにして今回の「糖尿病騒ぎ」で「血糖値測定」を自宅で出来るように成りました。これによってザックリと自分の血糖値の状態が掴めます。週に一度でも夕食後に測り続ければ、食事内容によってどの様に血糖値が変化するかも把握できると。実は私が目指していた老後生活の健全化は意外にも「糖尿病」になることで見つけることが出来たような気がします。

これから先、70代へ向けての助走が始まります。肉体の衰えに立ち向かいつつの生活の始まりです。


本日の結論
子供の頃、まさか自分が67歳になれるとは思っていなかった!

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