青音的鮨駆動
2016年04月26日 こんな素敵な夜もあるってこと!


私と Larry と Rick


「 Do you like sushi?」

昨夜「Blue Note Toyo」で Larry Carlton 5日間ライブの最終日公演がありました。1か月ほど前からマネージャーの Rick に連絡を取り、再会の約束をしていたのですよ。そして、1週間前の来日直後に再度連絡を取り、ゲストリストに入れてもらうスケジュールの調整をしていました。ギリギリになってようやく4月25日セカンドステージへ4名をご招待してもらえることに・・・。

そこで、いつもの参加メンバーである tanabe.tv 音楽系公式通訳の橋本さんに連絡したところ「とても行きたいですが、仕事が・・・あああ仕事が・・・残念ですが又の機会に・・・」と一人目からキャンセル!

それではと二人目はこれまたおなじみのプロギタリスト 是永巧一氏に連絡したところ・・・「ウォ〜〜〜行きて〜〜〜!!!昨夜 Larry の話で盛り上がっていたんスよ!ですが・・・その日は19時からRECがあって行けません!あああ・・・行きたい!」とこれまたキャンセル!

更に三人目は、小説家で音楽好きの馬場マコト氏に連絡してみました。昔から仕事でかなりお世話になった方なのでお礼を兼ねてね。が・・・やはり4月25日は先約が入っていて参加できないとの返事が!なんてこったい!全滅ぢゃん!

招待枠は私を入れて4名ですので、とにかく3名を見つけなければなりません。次に思いついたのは、もちろんユーザーです。その中で一緒に行くことでメチャクチャ喜んでくれるのは誰だろう?と考え始めた時に浮かんだのが「立田くん」でした。

「立田くん」は2013年3月に弾駆動をオーダーしてくれました。その時彼は青森県在住の中学三年生でした。私のユーザーの中で最年少!それで強く記憶に残っていたのです。その彼が今年受験して合格した大学が当家の近所。つまり当家の近所に4月から住んでいるのです。これなら誘いやすい!18歳の大学生なので夜は空いているだろう!と声をかけました。「えっ!!!それって本当ですか?Larry って僕にとって神様みたいなんですよ!是非連れて行って下さい!」ようやく1人目が決定!

次に思いついたのがギター教師の「山脇オサム氏」彼も弾駆動ユーザーであり、なおかつ6,000人以上の生徒を持っているので、彼のすすめもあり、ポツポツと生徒さんの中からオーダーが来始めました。いわゆる口コミ効果ってやつですね。そこで広報活動をしていただいているのだからとその御礼にご招待することに!もちろん即決で「何があっても行きます!お任せ下さい!」との返事。これで二人目。さてあと一人は・・・。

そう考えていた時、Facebook のメッセージが表示されました。「今日はHiroko さんの誕生日です。お誕生日メッセージを送りましょう!」とね。おおお!!!ユーザーではないが誕生日プレゼントとしてお誘いするのはどうだ?もちろん彼女はギター弾きですから。これまた「いいんですか?夢のようです!」と即決!これで参加者4名全員揃いました。

この Hiroko さんというのは、私が友だちになった同級生の妹さんです。当時、小学1年生の小さな少女でした。よくその家に遊びに行ったので彼女のことはしっかり覚えていました。そして再び Facebook の中で彼女と連絡がついて、近々会いましょう!と言ったきり放置状態でした。どんなふうに育ったのか?ちょっと気になっておりましたがね。

てな経緯で突然私に呼びだされた3名が4月25日19時45分「Blue Note Tokyo」ロビーへ集結したのですよ。開場まで充分時間がありましたので、それぞれをご紹介をしてなぜ、この4人なのかをご説明いたしました。「Blue Note Tokyo」に到着していながらもまだ「信じられない・・・」との思いが皆さんにはあったようですが・・・。



そして開場し、案内された席についてみると、昨年と全く同じテーブル。ステージ上手の真横です。つまりとてもステージに近いのですよ。やがてツアーマネージャー兼テックの Rick がステージに上がってきて Larry の ES-335 のチューニングを始めました。それが終わる頃を見計らってステージ下から声をかけると・・・「ハイ!タナベサン!」と直ぐに反応!私はご招待のお礼を述べ、終わったら楽屋で会いましょう!と伝えて準備完了!

直後に Rick のアナウンスとともにライブ開始!すっかり堪能させて頂きました!もちろんアンコールは「Room 335」面白い構成で大受していましたね!サウンドもしっかり弾駆動サウンド炸裂!嬉しいですねえ!全員すっかり堪能出来ました。

さて、ライブが終了すればすぐに楽屋前で待機です。担当者から楽屋訪問のリストを見せられたらしっかり私達グループが書き込まれていました。ありがたい!10分待たされた後に、Rick が楽屋から出てきて私達についてくるよう促しました。

楽屋へ入ると Larry がにこやかに立っていました!「また会えましたね!素敵な演奏ありがとう!」と伝えたところ「君のペダルはグレートだよ!」と Larry からの返しが!嬉しいですよね〜!

直後に連れの3人を紹介してまずはひとりずつ一緒に写真を撮らせてくださいと Larry にお願いしました。もちろん快諾でしたが・・・。ここで私の作戦開始です!

” Do you like sushi? " と Larry に問い掛ける私。そして怪訝そうに " Of course ! I like sushi! " と答える Larry でしたが・・・。" I brought sushi for you! "と伝えると更に怪訝に・・・。そして!



私がバッグから取り出したのはもちろん!「鮨駆動」するとそれを観た途端、Larry は " Oh! Funny! " と何度もつぶやいて手にとってあれこれノブをいじり始めました。「これはあなたへのギフトです!」と伝えたら Larry は満面の笑み!そして Rick も大はしゃぎしていました。二人共かなり気に入ってくれたようです!つかみはOK! 中身の回路は今使っているものと同じだとも伝えておきました。果たして彼等は「鮨駆動」で音出しすることはあるのでしょうかねえ?

この日の私のミッションは「 Larry に鮨駆動を持ってもらう!」でしたので最大目的を果たせたので大成功です!以下がその証拠画像!



これで主導権はこっちが握りました!( 鮨だけに!)一気に写真撮影とサイン攻めです!用意してきたサイン用紙に次々に書いてもらいました。全員名前入りで書いてもらって大喜び!







そして最後に私は「この雑誌知ってます?」と Larry のインタビュー記事とペダルボードが掲載された「Guitarist」を見せました。どうも記憶にないようでしたがね。もちろんその記載ページにも2か所サインを頂きました。これで任務完了です!



短い時間でしたが Larry との濃厚な交流に参加者全員がいたく感動されているようでした。Larry や Rick の対応にも優しさと暖かさが溢れていて彼等の人格が想像できる時間でしたね。私は皆さんにご満足いただけたことが嬉しかったですよ。



最後に、Larry と Rick に「また会いましょう!」と伝えて楽屋でお別れしました。彼等は翌日にはもう韓国で公演です。取り急ぎご報告でした!

追伸
私がいつも思うことは「人生は明日なにが待ち構えているかわからない」ということ。全く予期出来ないハプニングが突然起こるってことですよ!良いことも悪いこともね!そんな経験を実際にしてもらいたくて、自分が手に入れた貴重な環境を皆さんにおすそ分けしているんです。


本日の結論
またいつの日か、突然あなたにご招待メールが届くかもしれませんよ〜!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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