再会的羅理衣


2015年02月03日 なんとか撮影できた記念写真!

2015年2月2日 Blue Note TOKYO 楽屋にて。



「これがいいトーンを出すんだよ!」

"Larry Carlton & Steve Lukather JAPAN TOUR 2015"のご報告です。

2月2日セカンドに招待されていました。今回の参加者は私といつもの橋本さん、それにこのところお世話になっている税理士の森田さん。そして・・・もう17年ほど前に片品村の笠松亭で知り合った葵智恵子さんです。3年前から「アロマ空間の演出」をされる会社を経営されています。ライブが好きだと聞いていたので「チャンスがあったらお誘いしますよ!」と声をかけたっきりでしたので、その約束をそろそろ果たそうと今回ご一緒していただいたというわけ。ちなみに「TOTO好き!」だそうです。当日20時30分を集合時刻といたしました。

 

事前に準備していた、Larry 用のバックアップ用禅駆動を仕上げ、いつものようにサイン用紙も印刷して16時頃に出発準備は完了!シャワーを浴び身支度を整えたところで、そろそろ出かけなければならない時刻に。これまたこのところのパターンとなっているように妻と一緒に日吉駅まで行き「大戸屋」で夕食!19時半になったので会場へ向け私一人、電車でGO!

外気温がかなり寒かったので、渋谷から表参道まで銀座線で移動。表参道からは徒歩で会場へ。ところが・・・一人で夜に歩くと意外に遠かった!一生懸命歩いて20時20分に到着!なんとか集合時刻にまにあった〜!すでに葵さんは到着されていました。橋本さん、森田さん、も来られて時間通り全員揃いました。

するとその直後に、ファーストステージが終わって客がぞろぞろとロビーに出て来て、禅駆動や弾駆動のユーザー達から続々声をかけられ始めました!ありがたいことです!ですが・・・さすがに人気ある二人のライブです。セカンドのお客が次々にやってきて受付ロビーは満杯状態に。ちょっと遅れ気味に場内への案内が始まりましたが、私たち招待者は、全ての客入れが終わってから案内されますので、ひたすら待ちです。

ライブ開始直前になってようやく「231番をお持ちのお客様!」と呼ばれて階段を下り会場に入ると、本当にもう演奏開始直前でして、目の前に Larry Carlton と Steve Lukatherの二人がステージに向かうため楽屋口から出て待機していました。あららら!さらにその位置で待たされているうちに演奏開始!「席がご用意されています!」と係員に館内されて連れられて行った先は、舞台側上手一番奥の席。ステージを真横から見るポジションとなりました。

ステージングはさすがにベテラン二人ですから、安心して聞いていられます。ちなみにベースはLarry の息子さんでした。ギターの音に関して言えば、Steve Lukather の音量がなんだか小さく聞こえました。私の位置のせいかなと思っていましたが、多くの方がそう感じられたようですね。Larry 御大のサウンドはいつもより歪ませていて、弾駆動をしっかり使い倒している感じですね。

ギターのサウンドがいいのは当たり前として、今回特筆すべきはドラムだと感じました。キース・カーロックです。久々に「ドラムが気持ち良い!」と感じましたね。さすがに現在大人気のドラマーですよ!最初から最後までずーっとバスドラの響きが心地よく伝わっていましたね。キース・カーロックが参加しているライブはこれで4回目〜5回目の鑑賞ですが、今回のドラミングが一番好きでしたね!

終わりに近づき、お約束の「Room 335」イントロが聞こえてきた途端、涙腺が緩み始めました・・・。イカンイカン!気をしっかり持て!目の前であの名曲が Larry と Luke によって弾かれ、Larry のギタ−からブラ下がっているシールドの先に私が作った弾駆動が繋がっていると考えただけで、涙が浮かんでくるんですよ。しかも私の位置からバッチリとその使用中の弾駆動が見えているのですからね。なんてな超個人的感動も、やがてアンコールと共に落ち着きを見せはじめ、満足感満載のうちにライブは終了しました。

さて次はどうしましょ?

まずは飲み物の精算から?しかし、レジに並ぶ人々で大渋滞しています。身動きが取れないほど。ということで、レジには向かわず楽屋口を目指しました。見まわしたところマネージャーの Rick は見当たらず、とりあえず楽屋口の係員に声をかけ、楽屋内の準備が整うまで待機することに。その待機の途中で、先ほど挨拶された禅駆動ユーザーから「誠に申し訳ないお願いなのですが・・・この禅駆動に Larry のサインをもらっていただけないでしょうか?」と手渡されました。ううむ・・・嫌とはいえんなあ・・・。とりあえず「上手くいったら書いてもらうけど、確約できないからね」と預かりました。

5分ほど待ったとき橋本さんが「あっ!彼ですね!」と私の後ろにトイレから出てきた Rick を発見!私も振り返り、すぐに Rick へ招待のお礼を述べつつ握手でした!その握手の力の強いこと。これが正しい握手のお作法なんですよね!「楽屋を見てすぐに戻ってくるよ!」とRickは去って行きました。さらに数分待ったところで、私たちが呼ばれました。

入ってみると、なんだかいつもよりワサワサしていました。落ち着きがないというか・・・。この日はWOWOWの撮影があったので、会場内にはカメラがたくさん並んでいました。Larry たちの足元にはリモートカメラも並んでいました。それら撮影のスタッフも楽屋にいたからなのでしょうね。ちなみに、オンエアはまだ未定だとか。DVDも発売されるそうですよ。

Rick はすぐに Larry へ私が来たことを伝えてくれました。ここから先は、もう慣れたものでいつものパターンでサインと写真を Larry にお願いしつつ、さらに「私の弟のためにサインをもう一枚お願いします!」「名前は?」「同じく田辺ですよ」「えっ?あっそうか!弟ね!では田辺ナンバー2ということだね!」で書いてもらったのがこれ。左が私用。右が弟用。

 

そして「昨年7月に Larry が Premier Guitar 誌のインタビューで禅駆動を褒めたことで、オーダーが増えてきたんだ!」とお礼を述べたところ「そりゃあ良かった!おめでとう!」と Larry も我がことのように喜んでくれました。そして用意してきたバックアップ用禅駆動を手渡したところ「これがいいトーンを出すんだよ!」とにっこり受け取ってくれる Larry でした。「バックアップ用としてキープしておいてね!」とすぐに Rick へ手渡されましたよ。

では最後にと記念撮影しようとした時でした。先日来、調子が悪かった私のデジカメを取り出したところ、全く作動せず・・・えええ?完全死亡状態!いささかアセリましたが、同行の葵智恵子さんがデジカメ持参だったので、それを貸してもらい無事に撮影終了です!画面左端に Larry の息子さんとその後ろに Rick が写ってますね。「またお会いしましょう!」とお別れの握手をして、次の方へ記念撮影をお願いしました。


同行の方々がサインや記念撮影をしている間に、私はもう一つの行動を!Rick に先日の出来事を伝えました。「炉弁的単体使」の件です。Rick は Robben のツアーマネージャーもしているので、Rick がいない間に起こったことなので知らないかもしれないと思ってね。すると!「それは素晴らしいね!おめでとう!」とかなりの表現で喜んでくれましたよ。こうなると、自分の英語能力がどの程度のものか?よくわからんのですが、とりあえず意思は全部伝わったようです。気がつくと、橋本さんはメンバー全員のサインをもらっていましたよ。

なんだかいつもよりちょっと慌ただしい楽屋訪問でしたが、そろそろ引き上げようとして振り返ったところ、そこに Steve Lukather が登場!サインをお願いして一瞬で完了!で、すぐに遠ざかっていきましたので、こちらは記念撮影はなし!そのサインがこれ。かなりシンプルですなあ!「S」だけですよね?


最後に楽屋出口で Rick と再会の約束をしてお別れいたしました。いつもにこやかな対応をしてくれる Rick へ感謝!またお会いしましょう!その後は渋谷駅まで歩き、なんとか最終電車に間に合って帰宅いたしました。

この日のライブで一つ謎が解けたことがありました。それはピックの件です。私はピックもらうという習慣がなかったため、これまでギタリストから「ピックを記念にどうぞ!」と差し出された時だけしか頂いたことがないで、気にしたことがなかったのですが・・・。Luke のピックは「もらいました!」という方が多いのに、Larry のピックはあまり出回っていないのですがなぜでしょう?

ステージを見ると、Luke はマイクスタンドにたくさんの予備ピックを貼り付けていますし、頻繁にそれを取っていました。ところが、Larry のマイクスタンドには全くピックが貼り付けられていませんでした。Larry は1枚のピックをしっかり使い続けているようです。これでは頻繁にお客に投げてあげることはできませんね。

まあ、そんなこんなでなんとか自宅たどり着き、その勢いでこれを書き続けていました。ああ疲れたっと!


本日の結論
楽屋は Billboard LIVE TOKYO の方が訪問しやすくて落ちつく!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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