突発的写真機

2014年05月19日 トラブル発生!



「修理するより買い替えた方が安いのか!」

この週末はポール・マッカートニーがライブを中止した事で、突然私のスケージュールが空いてしまいました(嘘)5月18日の空は晴れ渡り風は穏やか、気温は程よく湿度も少なかったので「写真を撮りに行こう!」と決意し、午前中でとっとと仕事を片付けました。

GWに宮崎へ持って帰ったHasselbladでしたが、あまり撮影するチャンスが無く、結局12枚取りのフィルムを詰めたのに8枚しか撮らずに帰ってきました。そこでまず残りの4枚を撮りたかったのですよ。さらに、ブローニーが4本残っていましたので、それも撮影して使い切ってしまおうと。そして、被写体を孫にしようと考えました。

娘に連絡すると、カメラ好きのご亭主も賛成なので孫を連れて「砧公園」へ出かける事にしました。当家の車で娘家族を迎えに行き、コンビニで飲み物と食料を買い込んで向かったところ「砧公園」の駐車場は満車!駐車場整理のおっさん達が厳しく指導しつつ誘導しておりました。その時点で13時になっていましたので、先ほど買い込んだ昼飯を食べながら入場を待ちました。しかし、流れは思ったよりスムーズで待ち時間は5分ほど。

駐車して適当な木陰を探し場所確保。シートを敷いてようやく準備完了です。私はHasselbladを2台持ってきました。1台はスタンダードな500C/M。もう1台はEL/Mと言う機種でモータードライブ付き。フィルムを詰め、すぐに撮影開始しました。2台ともに手に入れただけでまだフィルムを入れてまともな撮影をしていなかったので、今回の撮影は、機材の作動テストも兼ねています。



で、私の方は快調に撮影を始めたのですが・・・EL/Mモータードライブ付きの Hasselblad EL/M が1カット撮影しただけで作動しなくなりました。えええっ???ミラーがアップしたまま、バックシャッターも開きっ放し・・・。えええ〜〜〜!!!ひょっとしてスイッチの設定が動いていてバルブ状態になっていたのかい?で、スイッチを確認してみると、それも問題ない。なんで?フィルムを入れる前に自宅でテストした時はバリバリに作動してたのに!

ひょっとして電池の電圧が下がっていた?さっそく予備の電池に取替えてみたところこれまた作動せず・・・。なんでだよ〜〜〜!!!しかし、動かなくなってしまったEL/Mをここでイジクっていてもしかたが無いので、いったん諦めて、500C/Mだけで撮影を続ける事にしました。

孫はシャボン玉製造機が気に入ったようで、やたらにシャボン玉を大量製造していました。当方はひたすら撮影を続けましたが、ご存知の通り幼い子供はやたらに動き回るので、左右逆に見えるウエストファインダーで的確に追い続けフォーカスを合わせ続けるのは至難の技でした。こうなると正対に見えるプリズムファインダーを手に入れた方がいいなあ・・・。ちなみに以下の写真は娘がデジカメで撮影したもの。

 

16時過ぎには少し風も寒く感じ始めたので、帰宅する事に。夕方帰宅して、すぐにHasselbladの修理について情報検索してみました。内部のネジを時計回りにカチッと音がするまで回せば、シャッターをリセット出来るとの情報がありましたので、やってみたところカチッと言うまで回せませんでした。なんで?現状だと、レンズも取り外せませんが・・・。


このように、ミラーが上がりっ放し、バックシャッターも開きっ放し!



そこでカメラショップのEL/M修理費用を調べてみたところ、ほぼ2万円ほどかかるようですね。ううむ・・・。このボディーはヤフオクで1万円落札したものです。それに対して修理費を2万円も払うのはどうも納得いかないですなあ。では次の対策として、もう一度EL/Mのボディーだけをヤフオクで入手するのは?と考え探したところ、手頃なものが14,800円で入手可能となっていました。そうか・・・修理するより買い替えた方が安いのか!!!しかし!現状ではレンズが外れないので、修理しなければボディーだけを手に入れてもレンズが使えないと・・・。あああ・・・どなたか正しい対処法をご存知ではないでしょうか?


本日の結論
大人の趣味は何かと金がかかって・・・!

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