珍色的零号改

2013年11月25日 急にやりたくなった事!


HASSELBLAD 500EL 用 電源アダプター



「エヴァンゲリオン零号機(改)ではないか!」


突然、何かをやりたくなる事って有りませんか?

先日、中型カメラの HASSELBLAD を購入してからも、ツラツラとヤフオクを眺め続けていたんですよ。何故か分からないんですが、なにかが引っかかり続けているような気がしたんですなあ。たしかに、ストラップやフード、フィルター等まだまだ揃えなければならないパーツが有るので、それらを探していたという理由もあるのですが・・・。

そして、ようやくそのふんわりしたオボロゲな理由に気付き始めたんです。どうも私は、500ELを気にしているようなのです。HASSELBLAD 500EL は月面着陸の際にも使用された歴史的カメラですが、特徴はモータードライブだと言う事。ただでさえ大きめのボディーの HASSELBLAD にこれまた大きめのモータードライブユニットが取り付けられています。無理矢理くっつけた感が否めないデザインですね。大きなバッテリーも入っているので、もちろん重量もかなりあると!

ところが、オークションを眺めていると HASSELBLAD 500EL はかなり安いんですよ。なんでだ?と考えたら要するに需要が少ないってことなんですね。モータードライブユニットがあんなに重くて大きいのは今の時代に「理解出来ない!」と考えてしまいます。まあ、こんなカメラをぶら下げてフィルム撮影する状況が現在は想像出来ないですよね。



そもそもモータドライブを付けて連写するような状況が有れば、現在はデジカメを使いますからね。つまり、いくら歴史的名機であろうと需要が無ければ相場価格が下がるのは、資本主義の基本であります。HASSELBLAD 500EL は1960年代後期の設計のままなんですから、コンパクトな設計が出来なかった事もその理由に有りますね。とにかく無骨な上に重いと。

その姿を日々見ているうちに、何となく心奪われるというか・・・。気になり始めたんです。不遇な子供に優しい目線を送り続けるような感覚とでも申しますか・・・。

さらに、 HASSELBLAD 500EL の問題点はもうひとつあります。それは電源です。充電式バッテリーでモータードライブが駆動します。しかし、そもそも古い機種だけにバッテリーが劣化して使えなくなっているものが多いことも。もしくはバッテリーが付属していないブツ等が有ります。何とかバッテリーを見つけてもかなり高額のようです。その辺りの事情を調査しているうちに見つけたのが、充電池ではなく乾電池を使う為のアダプタです。これがまた結構な価格なんですね。

そこで妄想を巡らしていたところ・・・。こんな事を考えてしまったのです。

バッテリーが付属していない理由で安く出品されている HASSELBLAD 500EL を手に入れて、乾電池アダプタを自作して使えばいいんぢゃないか?電池として使うのは、いつも私がペダルに使っている006Pです。9Vの四角いヤツですね。006Pならいくらでも手に入るし安いので、充電の手間も要らなくなるしバッテリーの劣化も心配無し!電池アダプタを買えば済む話だけど、あえて自作したいと・・・。

ふっふっふ・・・そうです!自作アダプターで歴史的名機を動かす快感!を味わってみたくなって来たのですよ。撮影するのが目的ではなく、バッテリーアダプタを作って動作させる事が目的という本末転倒な行為ですが、無性にやりたくなって来た・・・。しかし!このリビドーは本物なのか?と疑問視する自分もいるわけで、しばし経過観察をして、これまた数か月後にどうしても気持ちが収まらなければ動き出すとしますかね!

と、な〜んとなく HASSELBLAD 500EL の本体を探していたら・・・とんでもない個体にブチ当たってしまいました!以下の画像を見ていただきたい!こっ・・・このスペシャルカラーリングは!まるで・・・エヴァ零号機(改)ではないか〜!撮影には使わないだろうけど・・・欲しい!なんとなく・・・欲しいぞ!私はエヴァ世代ではないのだけれど、男心をクスグルものを秘めたカラーリングですなあ!



本日の結論
さらに男の無駄遣いは加速する可能性がある!

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