増幅的改訂版

2013年09月30日 先日のご報告を早くも修正!


Macの足下に設置!



「『Lvpin』はどうも数世代前の『Lepai』のコピー商品のようですね」

今朝ほど書いた以下の内容に誤りが有りました。訂正致します!

9月27日にご報告したステレオアンプ「Lepai LP-2020A+」について、更に情報が集まりましたのでご報告とご注意点を書いてみます。買ってみようかなと気になっていた方は是非お読み下さい。

まずは、手に入れた初日に気付いて行った行動を書きましょう。

「Lepai LP-2020A+」に付属している12V5Aの電源アダプタについては、amazon に掲載されたレビューでも分かる通り、至って評判が悪いです。私が体感したところでは「ブ〜〜〜〜ン」と電源ノイズが常に聴こえていました。音楽を出しているときはボリュームレベル2以上で気になり始めました。ボリューム4以上ではノイズが煩くてとても聴けたものでは有りませんでした。さらに入力を0にしてみるとボリュームレベル1以下でハッキリ聴こえてきました。

一旦電源アダプタのコンセントプラグを左右入れ替えて少しノイズが減りましたが、やはりこのノイズ量は許せたものではないと。そこで、自宅に有ったジャンク電源アダプタをこの際だと修理してから取り替えてみたところ、笑えるほどにスッキリと電源ノイズが消えてしまいました!サウンドがとてもクリアになりました。これからも分かる通り、付属の電源アダプタは捨てて、新しく優秀なものを手に入れるべきですね。このアンプが全く別物のように鳴ります。私の「Lepai Class-T Digital Audio Amp. 」は当たりだったようですよ!急に音楽を聴くのが楽しくなってきました。

追記 その後アンプのエイジング後、オリジナルの電源アダプタを再確認の為に再使用したところ、ノイズはほぼ消えていて通常の使用範囲では全く問題ない状態になっていました。いったい何が当初の電源ノイズの原因であったのかは不明のままですが、とりあえず電源アダプタ自体に問題はなさそうです。どうも、電源アダプタのプラグが極わずかに細いのでは?との疑念は有りますが。

「Lepai LP-2020A+」は2,000円程の極安アンプなのであまり期待もせず、スピーカーケーブルも机の中に転がっていた普通のオーディーオ用を使ってiました。設置した当初、さほど不満も無くこんなものかと聴いていてそれなりに満足していたのです。しかし、amazon のレビューの中に「アンプ自体の素性は良いので、スピーカーケーブルとスピーカーを良いものにするとかなり良質の音が出せる」との趣旨が書いてありました。

スピーカーは BOSE 111AD を設置していましたので、スピーカーケーブルを再度作ろうと材料を探しました。机の中に有ったケーブルは BELDEN 9497 。おなじみのスピーカーケーブルですね。さらに、BOSE 111ADにはフォーンジャックがついていますので、金メッキのプラグを取り付けてみました。もちろんLRで2本製作。





再び、サウンドチェックしようと、友人の Henry Kaiser が送ってくれたイプロビゼーションCDを聴くと、なんかLチャンネルがチット変です。ん?ん?ひょっとして・・・確認するとあららら!やはり!左スピーカーケーブルのプラグの位相が逆になっていました。実はこれ凡ミスでは無く、あえて逆位相にハンダ付けしたプラグだったのを再利用してしまっただけなのですがね(理由は、DUMBLE系アンプは位相反転スピーカーケーブルが必要なので、何本か製作したものが残っていたと)すぐに位相修正して準備完了!再度チェックすると細かな弦の響きが定位を持ってクッキリと聴こえます。大成功です!やはりこのアンプはかなりイケていますね。

じつは、このアンプはハズレ個体が有るようでして、例えば入出力の端子がLR逆だったり、ボリュームノブが回しにくかったり、片チャンが出なかったりといろいろトラブルも有るようです。そんなときはすぐに返品すればOK!幸い、私のものは何一つトラブル無くとても快調ですよ。

ところが・・・さらにこのアンプについて調べて行くうちに新たな事実が分かってきました。まず、すでに「Lepai」のバージョンアップ版が日本の販売店の特注で作られていると。いくつかの問題点は、部品の変更や日本で出荷時の動作テストを行い、かなり回避されているようです。


最近になり「Lepai」ではなく「Lvpin」ブランドのものをが登場して混乱しているようですが「Lvpin」はどうも数世代前の「Lepai」のコピー商品のようですね。以下の画像がそれです。見た目はそっくり。今までに私が集めた情報だと「Lepai」の日本ショップモデファイバージョンでは問題点がかなり回避されていて一番安定しているようですが・・・。完璧に回避する事は無理なようですね。2,000円程度の商品ですから、小さい事は眼をつぶっていただいて!


Lvpin LP-2020A+

ところで、 amazon ではこのアンプが2,000円〜3,000円で販売されているのですが、どうも香港では700円程度で販売されているようですね。もし、香港に行かれる御用がありましたら、数台買って来てお土産に配るのもアリかなと。

最後になりますが、今私は「Lepai LP-2020A+」で様々なギタリストの音源を聴き比べながら書いていますが、モデファイバージョンでなくても満足しておりますよ。一言だけ付け加えれば「個体に当たり外れが有る」前提を覚悟してでお買い求め下さいな!


本日の結論
さてと、「Lepai」ブランドのモデファイバージョンのヤツをもう1個手に入れてみるかなあ・・・!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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