失敗的通信系

2013年09月01日 通信速度は改善されるのか?


AirMac Extreme



「160Mという数字に心奪われたわけですが・・・」

いやはや、久々に参った!昨日朝起きたときに鼻の奥と喉が乾燥してガラガラバリバリ状態。ヒリヒリと痛みを伴い「こりゃ・・・早めになんとかしなければヤバい事になりそうだ!」と、ちょいと焦る私でした。案の定、咳が出始め、鼻水がダラダラと流れ始め、典型的な夏風邪状態!たぶんクーラーを効かせ過ぎて寝ていたので、空気が乾燥していたんでしょうな。そのまま雪崩を打つように症状は悪化し、午後には食事も出来ない状況に。水分だけを何とか摂取しつつ寝ておりましたが、頭痛が始まり悪寒も。明らかに発熱状態!そのまま一晩を過ごしました。

今朝になり、かなり症状は落ち着きを見せ、昨日はヒリヒリ痛かった気管支もその痛みが消えています。軽い頭痛は残っていますが、本日中には通常の体調へ戻れるものと信じて、本日一杯は体調を整える為に無理するのはやめておきましょうかね。昼過ぎにはなんとか人間に戻れたような気がしますがね。

さて、そんな体調悪い最中でもトラブルはやってきます。久々にドツボにはまった情けない状況が有りました。それは一体何?これは8月30日昼から8月3日昼の24時間に起こった出来事!

事の起こりは、私の勘違いから始まっていたのですが・・・。

まず、某業者2人組が当家にやってきました。 これは予定されていた事なので問題無し。彼らの目的は、テレビ端子の電波状況チェックと、新しい端子への交換作業でした。当マンションは、テレビの受信にケーブルテレビを使っているのですよ。端子のチェックと交換も無事に終わり、当家の電波状態は最良でした。ここで終われば問題なかったのですが・・・。

「インターネットをお使いですよね?最大160Mの通信速度をご提供出来るのですが、いかがでしょうか?料金も電話回線を含めてこのように、今回は特別価格でNTTさんよりお安く出来ますが・・・。今ここでお申し込みいただければすぐに使えるようにしますよ!」

ほほう!面白い!当家では、NTTのOCN 光フレッツを使っています。最速で上り100M、下り50Mだったと記憶していました。・・・安くなった上に速くなるってか?電話番号はナンバーポタビリティーなので、変わる事が無いと。それなら試しにやってみるのもいいかも!「最低でも80Mはコンスタントに確保出来ますよ〜!」との後押しも有り、それじゃあ契約してみようか!とすぐに手続きに入りました。

作業員は、すぐにテレビ端子にケーブルモデムやWifiルーターを繋ぎ、あっという間に設定完了!事務所と電話でやり取りしつつ30分後には無事にネットが開通しました。iPadで確認すると、問題なくWifi を受信しています。私の部屋に戻り、Macからアクセスしてみるとこれまた問題なく繋がりました。正式書類が2週間後に送られてくるので、それを確認してから今まで使っていた「OCN」や「ぷらら」を解約してくださいと指示が有り、契約書に判も押して手続きが全て終わりました。2年契約で、2年以内に解約する時は解約手数料1万円を支払うという内容でした。とりあえずここまでは問題ないと思っていたのですが・・・。

私のMacのネットワーク環境を新しいプロバイダへとっとと変更したところが・・・なんだか回線速度が遅いのです。ムービーをアップロードすると思っていたより遥かに時間がかかりました。なんでだ?

夜中になり、妻がベッドルームに入ってしばらくしてから私の部屋へドタバタとiPadを持ってやってきました。「ネットが繋がらない!どうして?」私の部屋で再度確認したところ妻のiPadはネットに繋がっていました。ひょっとして・・・。iPadを持ちつつ、リビングから妻の部屋へ移動してみると、妻の部屋の入り口までは何とかWifiが届いていたのですが、ベッドまで行くとみごとに電波が届かない事が判明!

とりあえずその場では対処出来ないので、しばし対策を練る事に。

ひょっとしてと、私のMacからのアクセススピードを計測してみると・・・なにこれ?20M程度しか有りません。頑張っても30Mが精一杯。下りでこれなら上りはどうなの?チェックすると・・・あららら!1Mと表示されました。話にならない・・・。

妻の部屋への対策は、とりあえずまだ生きているOCNのWifiに戻して事なきを得ました。私のMacもOCNのWifiで計測すると、60M出ていました。「最低でも80Mはコンスタントに確保出来ますよ〜!」と言っていたあの担当者は何を根拠に言っていたのでしょうか?ちなみにLANケーブル経由のOCNでは90Mと表示されました。クソッ!契約したばかりだけど、1万円を支払ってとっとと解約するか〜!とイラダツ夜となりました。

翌日8月31日の昼になり、テレビ端子交換作業担当者はその日も他のお宅で作業をやっていました。出かけようとしていた妻は、それを見つけて「Wifi が繋がらないけど、どうして?」とクレームを付けていました。その直後、私宛に昨日の作業担当者から回線状況を確認したいと電話が有り、望むところだと、返事をして1時間後、彼らはやってきました。

まずは、妻の部屋にWifiが届かない状況を説明し、さらに私の部屋でMacでの回線スピードチェックを実際にやってみてもらいました。やはり、20M程度しか出ていませんね。Wifiでも下りが80M出るって話は何だったの?と問いただしましたが、彼らは何も答えられずでした。更にそこで判明したのは、上りの問題点!テレビ回線を使ったインターネットアクセスは、上りがかなり低速だという事。それは事前に分かっていたはずなのに、前日は担当者から説明が有りませんでした。それはルール違反でしょうが!

そこで「約束された回線速度が出ない。Wifiが家庭内で届かない。上りがかなり遅い」これらは、前日聞いた説明と違うので、そもそも契約が成立していないのでは?担当者に「で、どう対処してもらえるのですか?」問いかけると「分かりましたそれでは昨日の契約は破棄してキャンセルという事に致しましょう。申し訳ございませんでした・・・」てなことで相手から言い出したのですから、1万円を支払わずに即解約となりましたがな!

直ちに、前日設置した機材は取り外され、彼らは帰って行きました。

さて・・・何故このようなアホっぽいトラブルに巻き込まれたかというと、私自身の勘違いがそもそもスタート時点で有ったのですよ。私は現在使っているOCNフレッツ光回線のスピードを「ベストエフォートの100M」だと思い込んでいたのです。そこで業者に提案された「ベストエフォート160M」という数字に心奪われたわけですが・・・。

ところが再度調べてみると私が知らぬ間に、OCN フレッツ光の回線速度は「ベストエフォートの下り200M、上り100M」に大幅改善されていたのですよ!実効速度が半分としても 上り100Mと下り50M じゃあ〜りませんか!これって私の使い方だと何も問題ない速度です。

さらに、今回の騒ぎで分かったのは、今まで使っていた妻の部屋へのWifi も電波到達がかなりギリギリだということ。hulu をスムーズに観る事が出来ないのです。これは早めに改善してやる必要が有るでしょうね。そこで、Wifiルーターを新しいものにしようと決断。すぐにAirMac Extreme 購入手配を完了。数日後には届くでしょう。仕様を読むと、スピードは3倍になり、電波到達距離も大幅に広がるとあります。期待大ですね!Wifiルーターを交換する事で、妻の通信環境は確実に100M 程度になると・・・でも本当?

よく考えると、現在当家内で使っているケーブル類は100BASE-Tで使うCAT5のLANケーブルなので、LANケーブルを全取っ替えないと転送レートが低いままなので、私の使用環境は決して100M オーバーにはならないと気付きました!つまり1000BASE-T用のケーブルを使わないとイカンわけですな!まさか家庭内の通信環境がこんなに早く100Mを超える日が来るとは思っていなかったので、ケーブルの件までは思いが巡っておりませんでした。またもや散財ですが・・・さあ!準備準備!


AirMac Extreme


本日の結論
安定している通信環境をみだりに変えてはならない!

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