六弦的新素材

2013年08月09日 クソ暑い今週の出来事!


孫のスイカに対する執着力が強烈!



「ストラディバリウスに匹敵する」

猛暑と豪雨のこの夏、皆様いかがお過ごしだろうか?

今月上旬はちょっとまとまった自主的作業をやっていたので、更新がしばし出来なかったがようやく本日時間が出来たので今週起こった事をちょっとまとめてご報告しよう!それにしても今月はなんでこんなにヒマなんだろう?

まずは、8月4日(日)東京国際フォーラムで開催された「Kalafina ツアー最終日公演」へ出かけた。ギターの是ちゃんのお誘いというか、当方からお誘いをおねだりしたのだが・・・。そもそも私はつい先頃まで Kalafina にはあまり興味が無かった。 ところが・・・当家の妻がいつの間にか Kalafina のファンになっていたのだ。

是ちゃんが Kalafina にギターで参加しているのはずいぶん前から知っていたのだが「アニソン」のジャンルだと思い込んでいて、オタクの集会ライブなのだろうと気にもしていたかった私なのだよ。ところが・・・某国営放送の「歴史秘話ヒストリア」のテーマ曲が気持ちよくて「誰が歌ってるんだろ?」と思い始めたとき妻が「これが Kalafina よ!」と教えてくれて急激に興味がわき始めたのだった。

やがて時がきた!8月4日(日)昼から出かけ東京駅を散策した後、開場時間に合わせて東京国際フォーラムへ入った。席を探してみると、調整卓の真後ろ!サウンド的にはベストポジションだね!


たがて会場はほぼ満席状態となり、コンサートスタート!心地よく力強いコーラスと、分厚いバックバンドのサウンドがいきなりブチカマしてくれた!なんだなんだこれは!一瞬たじろぐ私だった。なぜか涙が込み上げてくる!なんだなんだ?この感動は!初めて見聞きする方々のライブであるにも関わらず、しょっぱなから感情が揺さぶられ始めたのだ!



こんな感動は久しぶりだね!思い返してみると、2010年9月9日に初めて Paul Jackson, Jr. と食事したときに感じた感覚に近い。2010年10月26日に、この同じ会場で行われた「BAD Co.」の来日公演で、Howard Leese のギターサウンドにも同じく涙したなあ・・・。それらに共通する感情の発火点がどこにあるのか?私はそのとき気付いたのだよ。目の前で繰り広げられているライブに私がどこかしら関与しているという事実があったからだ。

このステージでは、是ちゃんが使っていたギターは実は私が暗躍して(なんだよ暗躍って?)手配出来たものだ。そのお披露目と言っても良いステージだったのだよ。エッジのしっかりした切れの良いサウンドが聴こえている!満足だ!ステージは次々に進み、私の魂は揺さぶられ続けた・・・。一言で言えば「コーラス地獄」または「コーラス天国」だろうかね。音の渦に巻き込まれ翻弄されて行く快感だね!周りの客席も興奮の渦だ。客そのもののレスポンスも素晴らしい!この日のコンサートはいずれDVDになるようだ。その際には手に入れよう!

やがてコンサートが終了し、お約束の楽屋へ。PASSをもらっていなかったので、係員に事情を説明し楽屋へ案内してもらった。楽屋入り口で是ちゃんが待っていてくれたので、まずは妻にiPhoneを預けて記念撮影!この写真は撮影のタイミングが悪い見本になってしまった!是ちゃんはブレてるし、私は目をつぶっているぞ!



そこでもう一枚、記念撮影やり直しとなった。



さらに、楽屋に足を踏み入れればバックバンドの皆様が揃っていた。ここでもすかさず記念撮影!実はこの写真は、彼らが Kalafina シカゴ公演に行った際、シカゴ観光案内にご協力いただいたシカゴ在住「綿貫さん」へ感謝をお伝えする為に撮影したものである。無事に綿貫さんへお送りしたので関係各位は安心するように!どういうわけか私ら夫婦も映っているけどね。



残念ながら、Kalafina のお嬢様方3名にお会いする事は出来なかったが、またいずれお会い出来る日が来る事を楽しみに待つ事にしよう!

その2日後の8月6日の事。
以前から、是ちゃんのスピーカーキャビに新しいスピーカーをインストールする作業を約束していたのだが、ようやく時間がお互いに出来たので実行する事に!15時に是永邸へ足を踏み入れた。作業はスムーズに進み無事完了!そこで、先日ステージで観たあのギターを触らせてもらう事に。表面は面白い質感だね!アルミ削り出しのような表面仕上げ。オランダ製のARISTIDESなるギターだ!ボディーとネックは一体成形で木製ではなく「アリウム」という素材。「ストラディバリウスに匹敵する驚異的なボディ鳴り。既成概念を覆す比類なきロングサステイン。エイドリアンが認めた、完璧なプレイアビリティ」なんてな謳い文句の高級ギターである。この個体の裏面はすでにバックル傷がつきまくっていて、しっかり使っているのが見て取れたぞ!


私はその後はあまり時間がなかったのでじっくり触る事は無かったのだが、なかなか面白そうなギターだね。ボディーの一部にへこみがあるけど、上の方は貫通していて、ハンカチ程度ならくぐらせる事が出来る。あの部分がどのように機能してサウンド効果として現れるのか?理屈を知りたいものである。


本日の結論
全部の写真で自分が笑っているのが妙に嬉しい!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



GO TO HOME PAGE