文体的変化談

2013年06月07日 懐かしい人物の最新画像2!


6月3日のMr. Yoshihisa Watanuki



「文体をねじ伏せて」

上の画像の人物をご存知だろうか?ずいぶん前からおなじみ、シカゴ在住の綿貫さんだ。ここ一年でダイエットに励み、顔つきがシャープになり始めているのが分かるなあ。先日、来日されたときに当家へ遊びに来られたのだよ。来日の度に来ていただけるのは嬉しいね!

綿貫さんと初めて連絡を取りあったのはもう8年〜9年ほど前だろうか。掲示板への書き込みがきっかけだったのだが。そして、2007年8月4日に初顔合わせする事が出来た。その時の様子はここに書いてある。なつかしい光景だなあ!

この日に綿貫さんからお土産としていただいた4個の「NJM4558D艶有り」が、その後の私の人生を大きく変える事になった。「これで何か面白いものを作ってみてください!」と手渡されたのだ。その2か月後、私はギターペダルの試作を始めた。禅駆動、弾駆動を作るきっかけはこの時の「NJM4558D艶有り」だったのだ!もう皆様ご存知の通り、私は現在これによって生計を立てており、綿貫さんに感謝してもし切れない。もっと言えばこの「NJM4558D艶有り」のご提供によって、その延長線上に「鬱からの脱出」があったのだからね。


これがその日受け取った現物だ。

今回の面会中に、ふと気になる言葉を聞いた。昔からtanabe.tvをお読みの方にはお分かりだと思うのだが、私が鬱になる前に日々書いていた文体と、現在書いている文体には大きな隔たりがある。綿貫さんはこういう「最近はシニカルで自虐的な田辺節が読めなくて寂しいです」確かに・・・。私自身もそれは感じているのだが、なかなか文体を元に戻せないのだ・・・。

文体はその時々の精神状態が大きく影響する。長い鬱病との戦いは「面白おかしく表現する」というモチベーションを私から削ぎ落としてしまった感がある。現在、その精神状態はかなり良好になったとは言え、やはりまだまだ影響下にあると感じざるを得ない。

些細なくだらない出来事をどう面白がるか?それが以前はテーマだった気がする。「他人の不幸は蜜の味」と嘯きつつ、私自身に巻き起こったトラブルを面白おかしく書いていたのだがね。

それを復活させる為にはまず、面白そうな事を書けるネタを探さなくてはならない。現在の仕事の状況だと、私はほぼ一日中家に籠っているのでそれを見つけにくいのだがね。さてと、どうなるか・・・。次回からは何とか頑張って文体をねじ伏せてみたいと思うのだが!


本日の結論
再び、井戸を掘ってくれた人を決して忘れてはならない!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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