梶原的贈呈盤

2013年01月27日 直接御持ちいただきました!



「一期一会の署名なのだよ」

昨年夏に当家にお越し頂いて試奏の後、禅駆動TWIN CUSTOM をオーダーしていただいたプロギタリストの梶原順さんが、昨夜再び当家を訪問された。理由は、再び 禅駆動TWIN CUSTOM をオーダーしていただいて受け取りの為だった。実は梶原さんは、これで3個目の禅駆動TWIN CUSTOM 入手である。かなりお気に入りの様子。ご愛用いただいてありがたい限りだ!

そして、お土産として最近出されたばかりのアルバム「J&K」をお届けいただいた。上の画像がそれである。安達久美さんとのツインギターでたっぷりクランチサウンドを楽しめるCDだ。今もこのアルバムを流しながら書いている私である。

このアルバム「J&K」では 禅駆動TWIN CUSTOM がかなりの曲で活用されているとか。ジャケットを開いてみると、そこには 禅駆動TWIN CUSTOM の画像があり、使用機材リストにも書いていただいていた。嬉しい限り。こうしてCDとして記録に残るのは製作者冥利に尽きるねえ。CDには受け取った直後に目の前でサインを入れてもらったさ(笑)




CDに添付されたライナーを開いてみると、そこには 禅駆動TWIN CUSTOM の写真が掲載されていた。さらに、梶原さんの使用機材機材リストにもちゃんと、ZENKUDO TWIN CUSTOM の文字が読み取れた。このように、CDとなり発売されるアルバムに自分が関与している事実を確認出来る事は製作者冥利に尽きるなあ。久々にとても嬉しいトキメキの瞬間だったよ。梶原さま!ありがとうございました!





かつて長年テレビコマーシャルの仕事をしていた私は「署名の無い仕事」をしていた。出来上がったCMは一般的にクライアントの名前でしか表には出ない。一人の制作者としての刻印はどこにも無い。わずかに業界紙にスタッフ名が載る程度だった。だが、今は作ったペダルのすべての内部に自分の手でサインを入れている。サインを入れる行為は緊張感を伴う。モノを作ってその責任の証に自分のサインを入れるのだ。すべての責任を自分が担うという宣言である。一期一会の署名なのだよ。

よってたかって作ったものや、他人に作らせたものを販売するだけではトラブル発生の場合責任転嫁しかねない。そこで、私は自分で作り上げ自分の手で販売する道を選んだ。すべての責は私自身にあると明確にし、自分自身でそれを受け入れる為だ。この緊張感は今の私の精神状態をキープする為にも大いに役立っている。

早くも1月が終わろうとしている。そして5月になれば再び、Robben Ford が来日するという。私は彼に会いに行けるだろうか?


本日の結論
今年はどんなギタリスト達に会えるだろうか?

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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