寿命的冷蔵庫


2012年10月31日 突然死がやって来た!



「勝負を冷蔵庫に挑まれる」

今年の春先にも一度危機が訪れていたのですが、半年後それは現実のものとなりました。当家の冷蔵庫であります。長年使って来た冷蔵庫です。取り立てて不満も無く使い続けていました。7年前にモーターが不調になり、保証期間ギリギリでモーターの交換を無償で行った経緯がありますがね。

春先に調子が悪くなった時は、内部の温度調整ノブを強めにセットし直したら症状が消えて、真っ当に使えるようになりました。しかし、いつまでも生き延びてくれるわけも無く、やがて来るべき日が来るのだろうなと思っていました。3日前にそれは突然やってきました。冷蔵庫を開けたところ、外気温とさほど差がないことに気付いたのです。冷凍庫は使えるんですがね。

そろそろ寿命なので買い替えるべきでしょう。その冷蔵庫を買った時の領収書が残っていたので購入日をチェックしたらなんと!平成11年購入でしたので、丸13年以上使っていましたよ。もう充分使い倒したでしょう!冷蔵庫はすぐに買い替えないと日々の生活に困るので、一昨日量販店に品定めに行きました。

妻につき合って冷蔵庫売り場をうろうろすること数時間。なんとか希望の機種を定めて値切り倒し・・・これで購入するかと思いきや!妻はおもむろにiPhone5を取り出して、ネットで価格を調査開始!さらに、別の量販店で交渉して安い方で買うと言い始めたのです・・・。こうなると、私の出番はありません。はいはい!お好きに、気の済むまでやってください!とお任せして、私は時が過ぎるのを待ちました。

昨日午後に妻は、別の量販店に行きあれこれ品定めをしつつ交渉し出した結論は「最初に交渉した量販店で買う!」でした。夕方から妻は出撃して行きました。私はもうすべてお任せですから自宅待機です。かくして妻は、先日値切り倒して出してもらった価格から、さらに端数を切り捨てさせ、さらにさらに追加で千円下げさせてようやく納得!意気揚々と帰宅してきました。ちなみに10年保証付き。週末に配達されるようです。

今回の冷蔵庫買い替えで知ったことですが、冷蔵庫は断熱材の高性能化と冷却効率のアップで年々消費電力量がエコ化しています。当家が今まで使っていた冷蔵庫の消費電力に対するランニングコストは、年間22, 000円〜24,000円だそうです。ところが今回購入した冷蔵庫は年間5,000円程度です。この先10年間使うとすれば、電気代だけでも17万円〜19万円程度がマイナスになるのですよ。電気代のマイナス分だけで充分に最新の冷蔵庫が買えるのです。

コンピュータと違い、長持ちしている一般家電は、壊れない限りなかなか買い替えることがありませんね。でも冷蔵庫に限っては古いものを使い続けることの方が、家計がマイナスになるということなんですね。現実的な数字を目の前にするとその感がひしひしと伝わってきます。10年以上同じ冷蔵庫を使い続けている方は。そろそろ買い替えられた方が家計によろしいようですね。

なんて、冷蔵庫のことを書いていたらもうひとつ気になることが浮かびました。

それは私自身の寿命のことです。日本人の平均寿命は男性で79.8歳です。私は現在60.5歳です。引き算すると、19.3歳ということに。私の平均的寿命に対する残存期間は19.3年であると。ということは冷蔵庫の寿命を10年とした場合、私が生きているうちにさらにもう1回は冷蔵庫を買い直す必要があるようですね。ちなみに、私の父は67歳で亡くなりましたので、それに習うとすれば、私の残存年数は6.5年しかありません。6.5年であれば、まず冷蔵庫を買い直すことはないですね。

ということは、今回購入した新しい冷蔵庫は私と寿命勝負をすることになります。(なるのか?)冷蔵庫が先にくたばるか?私が先にくたばるか!突然、想像もしていなかった勝負を冷蔵庫に挑まれることになった私は「この先ストレスを溜めないようにのんびりと10年以上を生き抜いて、もう一度冷蔵庫を買い直してやる!」と誓うのでありました!(おいおい!誓うのかよ〜!)


本日の結論
何とも妙な対戦相手が登場したもんです!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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