冷凍的弾駆動


2012年10月11日 冷凍庫のドア交換はこうなった!


このようにドアは下側から外すのです!



「メーカーとしてのプライドは?」

9月30日に書いたネタの続編で完結編です。

当家で使用してる冷凍専用庫内部に突然霜がつき始めたのは1か月ほど前でした。しばし設定温度を上げて様子を見ましたが改善する気配が無かったので、メーカーにクレームを入れました。すぐにサービスマンがやって来てチェックしたところ、外見では分からないのですが、ドアに微細な隙間が出来ていてそこからが湿った外気が入り込み、その空気中の水分が凍り付いて霜になっていると説明が有りました。対処法としてはドア交換のみ。サービスマンはさすがにドアは持って来ていなかったので、後日ドアを手配して交換すると約束して帰りました。

その交換用ドアがようやく届いたと連絡が有ったのは2日前のこと。そして昨日午前中にサービスマンが再びやってきました。もちろん交換用のドアを抱えてね。すぐに台所へ入り、サービスマンは床にしゃがみ込みました。冷凍庫のドアは下面のストッパやねじを外して取り外します。次に、新しいドアを逆の順序で取り付ければ作業完了です。その様子を見ていると意外に簡単な作業でしたね。


ところが・・・ドアを取り替えている作業の真っ最中に私はあることに気付いたのです。以下の画像がその交換作業の引き画ですが・・・。一番上の交換前の画像との違いにお気づきでしょうか?


本来ならドアの上方センターに貼付けてあるはずのメーカーロゴが貼り付いていないのです。交換作業がすべて終了してからおもむろに貼付けるのだろうなと思いそのまま観察を続けたのですが・・・。

ドア交換が終わり、冷凍庫を定位置に納めてサービスマンは「はい!これで交換が終了いたしました。ご迷惑をおかけしました!」と発したのです。おろ?なんで?いやいやまだ終わっちゃいないでしょうが!メーカーロゴがまだでしょ?このサービスマンはそれを忘れているの?と思い声をかけました。

「あの・・・メーカーのプライドはどこに行ったのでしょうか?ロゴが付いていないんですが・・・」

「えっ!あっ・・・本当ですね!気付きませんでした!申し訳ございません!」

と、サービスマンはあわてて取り外したドアに貼り付いていたロゴマークを剥がそうと動き出しました。しかし!そんなに簡単に外せるものでもないでしょうに・・・。結果として無理矢理ロゴプレートは外せたのですが再利用するには無惨な姿に。

「いやいや、私はロゴプレートが欲しいと言ってるんじゃないんですよ。
 冷凍能力には全く影響しないですからね。このままでもいいんです。
 でも、メーカーとしてのプライドやケジメってもんが有るでしょ?」

「そうですよね!申し訳ございませんがすぐに手配して郵送しますので、それでよろしいでしょうか?」

なんてなやり取りがありまして、サービスマンは帰って行きました。しばし、冷凍庫を見つめてそのツルンとしたドアを見ているうちになんだか寂しいなあと、かといって郵送されて来るというメーカーロゴプレートを再度貼付ける気も全く無し。さてどうしよ?と考え始めたときに、面白いものがあると思い出しました。

今年の夏に弾駆動Tシャツを作った会社から、「様々な商品に弾駆動の画像を入れて無料サンプルを作ります」とメールが届いていたのです。面白い!と帽子やバッグ、マウスパッド、名刺、ポスター、横断幕と調子に乗って発注しまくりました。その中のひとつに「車用の宣伝ポスター」がありました。広めのマグネットシートにロゴやコピーを入れて、車のボディーに貼るというもの。必要ない時はすぐに外せるので便利という売りでした。そこで弾駆動の画像を大きく一枚のマグネットシートで作ってもらったのです。それが2日前に届いたばかりだったのですよ。

ひょっとして、冷凍庫のドアにも貼付けられるのでは?さっそく殺風景な冷凍庫のドアにそれを貼ってみました。大笑いです。なんでここに弾駆動が・・・。まったく意味が分かりませんなあ。でもいいんです。こんなふざけ具合が私にはぴったりですね。



本日の結論
メーカーのロゴプレートが送られて来たらどうしよう?必要ないんだけど・・・。

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