事故的記録済


2012年09月21日 その瞬間が記録されていた!


これがその瞬間の画像だ。



「犯人は被害車両の左側に駐車している」

昨年12月末に当家の車が交差点で事故に巻き込まれ、相手の保険屋と大もめにもめた後、提示された賠償金のあまりにも理不尽な低額に納得出来ず、最終的な手段を取ることにしました。今月末には裁判所へ提訴するために担当弁護士は現在訴状のまとめに入っています。それもほぼ完了しましたので、近々告訴することになります。これはまた追って経緯をご報告することにしましょう。

さて事故と言えば、当家は新しい車に買い換えた際、警察も採用しているお勧めのドライブレコーダーを取り付けました。実際に事故に遭ってみるとその状況を客観的に捉えた映像があると、自分にミスが無ければ裁判の際により有利になるからです。当家のドライブレコーダーは、走行中には秒30フレームのハイビジョン画像を記録し続けます。停車あるいは駐車中は秒1フレームの記録に自動的に切り替わります。幸い、新しい車にしてからまだ事故には遭遇しなかったのでこのドライブレコーダーが活躍する場面に出会うことはありませんでした

そして、本日18時頃の出来事。

妻はいつもの通り、スポーツジムの帰りにスーパーマーケットで買い物をして帰宅しました。帰宅するなり妻は「パソコンのスイッチを入れて!パソコンのスイッチを入れて!」と何か慌てている様子でした。意味が分からないので「何がやりたいの?」と聞いたところ「スーパーの駐車場で目の前に停まっていた車が当て逃げされていたのよ!警察が来ていて現場検証していたんだけど、ひょっとしてドライブレコーダーに事故の瞬間が映っているんじゃないかなと帰り着いて気付いたのよ!」

なるほど、妻はドライブレコーダーから抜いてきたメモリカードを私に渡しました。すぐにMacに繋いであるメモリーカードリーダーに突っ込み画像を探してみると・・・。たくさんのムービーファイルが出てきました。後ろから順に見て行くと、3個めのムービーに現場検証中の画像がありました。

ということは、その前のファイルに映っている可能性があります。この頃になると、刑事ドラマで防犯カメラの画像を集めて回り、それを検証するCSIの一員になったような気分です。コマ送りで観て行くと・・・被害車両から見て右隣りの駐車スペースが空いていたのですが・・・そこへ駐車しようと水色のプリウスがバックし始めました。その時点ではまだ被害車両のフロントは被害を受けていません。そしてプリウスが徐々にバックして行くと、突然停車・・・。プリウスは再び前に進みだし、被害車両から離れたとき、被害車両のバンパー右前がみごとに凹んでいました。ということはプリウスの左側面も凹んでいるということになりますね。

そのままムービーを見て行くと、プリウスは被害車両のすぐ左側のスペースに駐車しました。そして運転手は、被害車両を確認するでも無く、車から降りてそのままスーパー内へ歩き去ってしまいました。

その直後、被害車両の持ち主と思われる中年夫婦が車に戻ってきて何やら話し込んでいるうち、他にも数人が集まってきてやがて警察官の出番です。その現場検証の真っ最中に当家の車は動き出しましたので、その後どうなったかは分かりませんが。

そこで妻は、この画像を確認したのちすぐにスーパーへ電話を掛けました。
「事故の瞬間が当家のドライブレコーダーに映っていました。
 犯人は被害車両の左側に駐車している水色のプリウスです。
 もし、まだ解決していないのであれば、すぐに駐車場をチェックして下さい。
 当家の電話番号をお知らせしますので、何かあればお電話下さい!」


16:45:02がその瞬間ですね。

その後、どうなったのかは連絡が無いので分かりませんが、ドライブレコーダーがまさか他人のために役立つとは!
これで、ドライブレコーダーが確実に画像を記録し続けているのが確認出来ました。ちょっと安心しますね。


本日の結論
ドライブレコーダーは自分のミスも記録するんだよね〜!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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