名前的隠蔽話


2012年09月02日 次の面会ギタリストが決定しました!


NYのJAZZギタリスト Mr. WAYNE KRANTZ



「それは止めといた方がいいよ! 」

暑い日が続いていましたが、今日はようやくまとまった雨が降って少し過ごしやすい夜となりましたね。と言っても28度程度はありそうですが。湿気もあるのであまり涼しいと感じませんね。夏の日に聞こえてくる蝉の声は、夏気分は盛り上げてくれるのですが、さすがに9月に入るとややうるさく感じますね。そしてあまりにうるさい蝉の鳴き声にふと窓を観たところ、網戸に蝉がへばりついて鳴きわめいておりました!かといって心優しき私は蝉を追いやる気にもなれず、そっと席を外して部屋から出て行くのでした。



さて、本日の本題に入りますか。

8月29日のことでした。あまりの暑さに、仕事をする気にならず、朝食後にうたた寝をしていた私でありました。ようやく11時過ぎに目が覚めました。起き上がってすぐにメールチェックをしたところ、今ではすっかりお友達になってしまった、Mr. Henry Kaiser からメールが届いていました。タイトルは「WAYNE KRANTZ」なに?誰だっけ?どこかで聞いたことがある名前だなあ・・・。そして本文を読むと・・・。

Tanabe-san,

are you in TOKYO these days?
09/24/12: TOKYO : Billboard Live : JAPAN
09/25/12: TOKYO : Billboard Live : JAPAN

http://www.waynekrantz.com/news/

you might want to go see WAYNE KRANTZ
I could put you in the guest list, if you tell me which night

Henry

私を WAYNE KRANTZ のライブに招待出来るので、9月24日か25日の都合の良い日を知らせて!ってことでしたが・・・。Mr. Henry Kaiser もニューヨークで頻繁にライブをやっていますのでそのツナガリなんでしょうね。これを読みつつ、寝起きのボケた頭はその名前が橋本氏の口から先日飛び出していたのを思い出しました。でも何処でそれを聞いたのかはハッキリしませんでしたが。

WAYNE KRANTZ が NY のJAZZギタリストであることはおぼろげに覚えていました。そこで、私は招待された場合「通訳の橋本氏」とセットでお願いすることにしているので、すぐに橋本氏へメールを書いて、24日と25日のどちらの都合が良いかを問い合わせしました。

その直後、橋本氏から電話がかかってきて、口頭で確認することになりました。お互いに都合が良いのは9月24日と判明。1st と 2nd はどちらでも良いということに。そこで2nd にしましょうかねと私が口走ったとき、橋本氏はこう言ったのです。

「実は私の一番好きなギタリストが WAYNE KRANTZ なんですよ!
 田辺さんが WAYNE KRANTZ の名前を聞いたのは、きっとあそこですよ!
 Larry の楽屋でドラムの Keith Carlock と話をしていた時、
 NYで WAYNE KRANTZ のライブに何度も行ったよと声をかけてたんですよ。
 Keith Carlock は WAYNE KRANTZ Trio のドラマーですからね!
 WAYNE KRANTZ 本人とも何度か話したことがありますよ」

おおお!そうかそうか!私は無意識のうちにその会話を聞いていたんだね。橋本氏は昨年までニューヨークに5年間出向していたのですが、その間に何度も Wayne Krantz のライブに行ったそうです。橋本氏自身もジャズギタリストですし。そして今回も、同じドラマーの Keith Carlock がやってくると。そして、橋本氏はさらに続けたのです。

「私は WAYNE KRANTZ の大ファンなので、1st は自腹で行きますよ。
 田辺さんとは2ndから合流しましょうか。
 招待されなくても自腹で2日間行こうかなあ〜!」

ふむふむ・・・そうですか、そうですか。そうなると、私もじっくり長居したくなりますねえ。よし!それでは Henry にちょっと甘えてみましょうか!すぐに Henry へ当方の希望を返信しました。

「いつもの通り、私と橋本氏を一緒に招待してね!
 もし可能であれば、9月24日 1st 2nd 両方に招待してくださいな。
 もちろん、招待していただければ Mr. WAYNE KRANTZ のために、
 弾駆動を1台作って楽屋でプレゼントしますよ。彼が望めばですがね」

直後、Henry から返信が届きました。

「WAYNE KRANTZ のサウンド傾向は、弾駆動にぴったりだよ!
 それじゃあ、WAYNE KRANTZ に連絡しておきますね!」

そして2日後の8月31日になってHenry から連絡がありました。

「9月24日 1st 2nd 両方OK!」とね。すぐに橋本氏へ電話で知らせたところ大喜びでした。そこで私は調子に乗って、Henryにこんなことをメールで送ってみました。

「WAYNE KRANTZ に会うとき、弾駆動Tシャツも持って行きますね!」

すると、Henry から「それは止めといた方がいいよ!」と返ってきました。理由は画像をじっくりご覧下さい。



私もこの画像を見たときに、なんでだろ?と気になっていたのですが、ギターのヘッドに黒いテープが貼付けられています。ギターメーカーのロゴを隠しているようです。とはいえこのギターのロゴは隠し切れずにしっかり見えているし、ヘッドの形状が明らかにTYLERですが・・・。

Henry の説明によると WAYNE KRANTZ はメーカーのロゴやネームが入ったものは一切身に付けないポリシーだとか。そこで、ギターさえもメーカー名をテープで隠すのだということでした。なるほど!それじゃあ、ロゴ入りTシャツなんぞ絶対に着ることは無いわけね。了解!

Thank you Henry!


本日の結論
それでは、9月24日まで予習をして楽しみに待つことにいたしましょう!

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