菓子的鯖封入


2012年08月25日 今日は作業が落ち着いたので雑談を!



「風味を思いっきり殺して」

暑い日が続きますねえ!と毎日口走っている昨今ですなあ。

今朝のことですが、アメリカのギタリスト Mr. Paul Jackson, Jr. から2年ぶりにメールが届きました。

「最近日本に行ったけど、あまりにも時間がなかったのであなたに会えなかった。ごめんなさい。
 禅駆動は愛用しているよ、素晴らしいサウンドでとても気に入っているよ!お元気で!」

というような内容でした。彼に禅駆動を渡したのは4年も前の話ですが、このように記憶してもらっていて、しかも会えなかったことを詫びられるというのは何とも不思議な気分ですが、ありがたいですね。次回は是非事前に連絡してねと返信しておきましたよ。

ちなみに Mr. Paul Jackson, Jr. は日本語が少しだけ出来るのですが、今回のメールの中に「komennasai」と書かれた単語がありました。一瞬何のことかと思いましたが「ゴメンナサイ」のことだとすぐに気付きました。こんなやり取りも楽しいもんですよ。

そして、午前中にもうひとつ届いたものが。

かつては頻繁に tanabe.tv へ登場していたマエストロ松島さまから突然貢ぎ物が!封を解いて見ると「サバップル」の文字がありました。なんだ?サバップルって?ネットで調べたところ、

青森名産の林檎と八戸の鯖をコラボして出来上がった菓子だと書いてあったのですが・・・鯖とリンゴ?どうもイメージがわかないなあ。私は鯖好きです。リンゴも好きです。でもその二つを合わせなければならない理由はなんだろ?鯖の臭みを消すためにナタネ油を使用しているとも書いてあったのですがねえ。

あれこれ詮索するより実際に食べたらすぐにわかります。ではお昼ご飯の代わりに試食を兼ねていただくことにしましょう!パッケージを開くと小さめのアップルパイ風でした。表面には波をイメージした飾りが。この中にどのように鯖を入れているのでしょうか?カットしてみましょう。


カットした画像の上の方に茶色い粉状の部分がありますね。フレーク状になっているもの、これが鯖の正体です。下の方は単なるアップルパイのようです。で、ガブリと鯖を含んだ部分を大きく頬張ってみました。一瞬鯖の香りがしました。ううむ・・・合わない・・・。なんと言えばよいのか・・・シナモンの香りがするアップルパイ自体は美味しいのですが、どうも私の味覚には「サバの香り」と「シナモンの香り」が相互作用でケンカしているとしか思えなかったのです。

これが青森県地方の昨今のトレンドであるというならば、まあそれはそれでよろしいのですがねえ。かつて流行った「サバカレー」とは全く違うテイストですからね。ちなみに、サバップルのパッケージの中には、小袋のマヨネーズが添付されておりました。それも邪道のような気がしますが・・・。

私の総合的な感想ですが、このサバップルは「鯖の風味を思いっきり殺して無理矢理アップルパイと組み合わせている。そこまでして鯖を加えなければならない理由が分からない。風味を殺すくらいなら鯖をもっとふんだんに使って鯖らしさを全面に出した方が潔い感じがする!」でございます。

松島様!貴重な体験ありがとうございました!


本日の結論
さてと、しばらく昼寝するかなあ〜!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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