布哇的面会者

2012年08月02日 次の面会ギタリストは!


Mr. Bryan Kessler



「2012年08月08日セカンド 21時30分開演予定」

日々作っているギターペダルの電子パーツがディスコンになり、代替え品探しに慌てふためくことも多いのだが・・・。意外なところで先週ディスコンが分かりちょっと慌てる私だ。それは梱包に使っているクッション用の赤い袋のことだ。 以下の画像をご覧いただきたい。ユーザーの方であればおなじみの袋だ。ちなみに書かれている文字は、ドイツ語で「一体感」という意味。


この袋はいつもダイソーで100袋単位で別注してもらい手に入れていた。そろそろ手持ちが少なくなってきたので取り寄せてもらおうと問い合わせしたところ「7月で販売中止になっていますね。もう製造しないようですよ」との返事。おっと!イカンイカン!梱包材とは言え、すでにこれとて私が作るペダルのアイデンティティーの一部になっていると思うのだよ。しかし、メーカーがもう作らないのであれば諦めざるを得ないなあ・・・。次の候補を探しているいるのだが、まだ見つかっていない。しばらくはエアパッキンだけで対応せざるを得ないか。

先週、ドタバタしながらも基板の量産をやっていた。最近は妻が積極的に手伝ってくれるようになったので、スピードアップし助かっている。パーツを妻が取り付けて、私が位置を確認し足をカットする。これを延々繰り返し、全部揃ったところで、マスキングテープをちまちま貼り込んで処理。フラッックスをスプレー塗布して準備完了!最後はハンダ槽で一気に仕上げる。この作業も手慣れてきて手順が確定したので、かなり楽になった。そして以下のように基板が出来上がるのだ。これで約150個だ。これ以外にTWIN用も30個あるので当分は作らなくていいね。



さて、Larry との面会を終えてまだ少し興奮を引きずっている中、早くも次の面会ギタリストが確定した。

Hawaii 在住の Mr. Bryan Kessler である。素朴なメロディと大自然が融合したハワイアンミュージックとハワイの伝統的なスラックキーギター (Slack-key guitar) の後継者であるが、ブルース、ジャズ、コンテンポラリー・ミュージックなど多様なプレイスタイルを見せる。また、シンガー、コンポーザー、プロデューサー、エンジニアでもある。
親日家としても知られ、数回来日している。2005年、参加したアルバム「SLACK KEY GUITAR Vol.2」がグラミー賞を受賞した。

そして、 事の起こりはこうだ。

Mr. Bryan Kessler は昨年すでに弾駆動をオーダーして愛用している。そしてとても気に入っているというのだ。先月24日になり、そのMr. Bryan Kessler から「弾駆動が気に入っているので、1つのケースに弾駆動を2個入れたものを作れないか?2つの違ったセッティングをしたいんだ」と問い合わせがあった

それ対して、すでにレギュラーで製造している「弾駆動 TWIN CUSTOM」があると説明し、画像を送って確認してもらった。それは Mr. Bryan Kessler の欲しかった機種であると納得してもらい、正式にオーダーが完了。完成まで10日ほど掛かると伝えたところ、すぐに別の要望がメールで届いた。

「8月に日本へ行くので、完成したら新宿のホテルに届けてもらえないか?
 東京には8月6日から8日まで滞在するんだ。あなたにも会いたいし」

「ホテルに届けるのは問題ないよ。新宿であれば1時間で行ける距離だ。
 あなたがホテルにいる時間帯を知らせてほしい。私もあなたに会うのが楽しみだ」

さらに判明した来日目的は 、Mr. Bryan Kessler がハワイアン・グループ「NA LEO」のコンサートメンバーとして参加するということ。詳細を聞いてみると、8月7日と8日の2日間「Billboad Live 東京」でハワイアンのライブを行うというのだ、その先は関西へ移動するようだが。


NA LEO

ということは、ホテルに届けるよりも六本木の「Billboad Live 東京」の楽屋へ届ける方が私には確実で分かりやすい。Robbn Ford も RIchard Thompson へもその楽屋で渡したのだ。

そこで再度、Brian に連絡してバックステージへの招待が可能であるか確認したところ、私といつもの通訳橋本氏を招待するという。そして、私の妻が現在フラダンスを学んでいると伝えたところ、今回のライブにはフラダンサーも2名参加するので、妻も一緒に8月8日セカンドへ招待してもらえるということになった。ありがたいご配慮である。

いままでに、私が招待された様々なライブとは一風変わった趣向だが、夏の日にハワイアンってのもこれはこれでまた新しい人脈が出来るので私は充分に楽しみだ。先ほど、Bryan の最新画像が送られてきたのでご紹介しよう。


Mr. Bryan Kessler

すで昨夜、Bryan の弾駆動TWIN CUSTOM は完成したので、後は届けるだけだ。バックオーダーも2台だけだし、少し夏休みを取りたいので今週末はゆったりと過ごそうかなあ!


本日の結論
プロギタリストのユーザーと会えるのはとても楽しいんだ!アロハ!

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