大和的配達員
2012年02月18日 その名が出てくるとは!


当家の玄関ホール


「ヤマトのおばさんを甘く見ていたなあ」

朝から晴れ渡り、昨日とは全く違う空模様!気圧が高くなっているせいか、気分も上々。朝からウキウキしています。特段何をやるでもないのですが、何かをやりたい衝動に駆られますね。そんな気分の午前中にアメリカからパーツが届きました。おなじみシカゴ在住の綿貫さんに配送をお願いしていたものです。

段ボール箱で届けられたのは、スイッチクラフトのジャックやノブ、それにベルデンのワイヤなどです。結構な重さなので、送料と輸入手数料が着払いで10,068円でした。ところが、この送料を払ってもアメリカで買った方がかなり安いんです!個人で数個購入するのであれば意味はありませんが、円高の昨今はある程度まとまった数を購入すると、日本で買う価格の2/3程度になります。ものによっては1/2程度の出費で済むんですよ。

今回は、ebay で落札したベルデンのワイヤ1000feet巻2個も一緒に送ってもらったのですが、日本で買うとこのワイヤは2個で約5万円〜6万円分です。ところが ebay で安い出物を見つけたので2個1.6万円程度で落札しました。この価格だと送料を支払っても激安でしょ?

さらに、香港にあるパーツショップからネットで購入すると、在庫があれば FedExを使って3日で届けてくれます。 1万円以上の購入で送料は無料となりますので、これまたまとめ買いがとてもお得ですね。こうやって個人でもなんとか価格維持が出来ているんですよ。

さて、そのパーツが届けられた時に交わした、いつも来るヤマトの配達おばさんとの会話です。あまりにも面白かったのでなんとか思い出しつつ再現してみましょう!

アメリカからの荷物は送料着払いだったので、金額を聞いてから財布を取りに自分の部屋に入りました。小銭も握りしめて玄関先に戻ってみると、ヤマトのおばさん(推定40歳・・・間違ったらごめん!)は玄関の壁に飾ったギタリスト達の写真とサインに見入っていました・・・。

私  「いくらでしたっけ?100,68円?はい、これでぴったりね!」

ヤマト「助かります!はい。確かに受け取りました!それではここへ判子をお願いします!」

私  「はい。ありがとうございました!」

ヤマト「あの・・・ここに、私の知っているギタリストの写真がたくさんあるんですが・・・」

私  「えっ?ご存知ですか?」

ヤマト「ええ!有名な方ばっかりじゃないですか!リチャード・トンプソンもいますし!」

私  「えっ?リチャード・トンプソンをご存知なんですか?」

ヤマト「はい!私、洋楽が大好きなんですよ。リチャード・トンプソンの大ファンなんです!」

私  「それはそれは!意外でしたねえ!彼は4月に来日しますよ。
    ライブに招待されているので私は行きますが!」

ヤマト「そうですか!ハワード・リースやポール・ジャクソン・ジュニアもですね!」

私  「では、こちらの写真はご存知ですか・・・シンプソンズの作家ですが」

ヤマト「あら〜良く知ってます!シンプソンズの作家もですか〜!」

私  「ところで、どうしてそんなに詳しいんですか?」

ヤマト「私はしばらくアメリカで暮らしていたんですよ!
    あの失礼ですが・・・田辺さんはどのようなお仕事をされておられるんですか?」

私  「ああ・・・そうですよね。不思議ですよね。ギター用のエフェクターを作っているんです。
    ここに飾ってある写真やサインは、それを使っているユーザー達なんです。
    インターネットを通じて世界中からオーダーが来るんですよ」

ヤマト「あら〜!スゴイですねえ〜!それでギターもたくさん置いてあるんですね!」

私  「いやいや・・・私は単なる田舎のおっさんですよ。ギターはほとんど弾かないし」

なんてな会話がしばし続きましたが・・・。
それにしても、ヤマトのおばさんを甘く見ていたなあ。いきなり出てきた言葉が「リチャードトンプソンの大ファン!」だからね。なんだか朝からちょっと嬉しい世間話が出来たなあ!

なんてなことを書いていたら、Robben Ford から「予備用に弾駆動をもう1台作って!」とオーダーが来ました。予備用であれば、2月29日のビルボード東京で納品が面白いね!よし!直接手渡しで届けることにしようかね〜!


本日の結論
結局、ヤマトのおばさんから Henry Kaiser の名前は出てこなかったなあ!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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