蛇足的双子箱
2012年01月08日 PETERSONの小道具!


こんなもの作ってみました。

「何をおっしゃいますやら!」

二日連続の「PETERSON」修理話は、本日で三日目。

本日は修理ではなく小道具の話なのだが・・・。昨日の展開の中で分かったこととしてギターアンプ「PETERSON」は、フットスイッチを接続しないとリバーブが効かないということ。確かに、フットスイッチを繋いでチェックするとリバーブが使えるようになり一安心した。

しかし!修理依頼された橋本さまは、「PETERSON」のチャンネル切り替えをすること無く使われているようだ。つまりただリバーブを作動させるためだけにフットスイッチを使っていると!自宅で固定して使っている場合はそれでも良いのだが、足下にスペースを取るし、ケーブルが散らかりがち。

であれば、フットスイッチを使わずにリバーブが効くようにすれば良いわけでね。昨日も書いたように、フットスイッチ用の端子5ピンのうち、3番と5番を短絡させればそれだけでリバーブが作動すると判明。そのためのパーツも販売されているようだが。ただ単に短絡させるだけであれば簡単に作れそうだ。ではやってみよう!

ジャンク箱を引っぱり出し、金属片を2つ筒状に折り曲げ、それを短めのケーブルにハンダ付けしてU字型に曲げる。その後、端子との接触具合を調整した後、手元にあったノブの中にそのワイヤを埋め込み、ホットボンドで 固定。これで完成だ!見た目はとてもシンプル。



設置は以下のようにすれば OK!出音もリバーブが効いていて問題なし! 無事に作動を確認出来たぞ!

理屈を理解して、適当な材料さえ見つかれば誰でも材料原価60円程度で作れるね!今回はプロトタイプとして作ったので端子の形状がイマイチだが、ちゃんとしたパーツを購入して作っても道具さえそろっていれば材料原価100円程度で完成するはず。かといって私が量産するほど需要があるパーツでもないんだがね。とりあえず、メス端子パーツ40本注文してみた。これで20個分の材料となるね。


その後、このプロトタイプを作ったと PETERSON ユーザーの「草加在住 米桝さま」にメールでお知らせしたところ、早くも以下のような反応が!

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こんばんは。
ジャンパーピンの写真を拝見しました。

この行動力、「さすが田辺さま!」って感じで何だか嬉しくなってしまいました。
PETERSON P100Gを使う上で、かなりの便利アイテムです!
というか、アンプ本体でリバーブのオンオフやチャンネルの
切り替えができないという設計がどうかと…。
二つのチャンネルをリンクさせるスイッチはあるんですけれども。

このパーツ、材料費と工作費をお支払いしますので、お時間が
取れる時に私にも作っていただけないでしょうか。

ご検討のほど、お願い致します。
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何をおっしゃいますやら!たっぷりと「草加せんべい」をお贈りいただいたお礼もまだ出来ていない私なのだ!こんなものでよろしければ、何個でもプレゼントさせていただく!といっても何個も使うような品ではないがね。メス端子が数日中に届くはずなので、届き次第製作して米桝さまにお届けすることをお約束しよう!


本日の結論
他にも欲しい人はいるのかね?

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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