中華的申込社

2011年11月25日 対応するかどうか悩むなあ!



「当方の条件をシビアに出してみますか」


今朝はスッキリと晴れ渡り、眩しい朝でしたね!実に気持ちよい!

一昨日は、立川談志師匠が無くなられたとのニュースが流れましたね。私は落語を聞きには何度か足を運びましたが、一度も立川談志師匠実物のお顔を目にすることもありませんでした。一度ぐらいは立川談志師匠の話を聴きに行ってみても良かったかなと今更ながら思うわけです。人はいつも終わってしまってから「あれをやっておけば良かったかな・・・」と悔やむわけでして、悔やむから「後悔」という言葉があるんですね。それが世の常ってヤツですか。

「談志が死んだ」「ダンスが済んだ」「電子が真で」いずれも、上から読んでも下から読んでもって言うやつですね。

ここ1週間ほどドタバタしていたので、更新もままならなかったのですが、いざ更新しようとMacに向かえば「ネタがない・・・」と焦るんですなあ。更新そのものが目的の更新というのもなんだかなあと自分でもあきれてしまいますが、それでも何とか書いてみようと無理矢理ひねり出すことにしてみましょう。

この1週間で起こったことは。

まずは「眼瞼下垂手術の最終抜糸」を18日に行いました。これで治療としてはおしまいです。後は経過観察の通院があるだけ。医師の説明によると、ほぼ年内いっぱいでまぶたの腫れが無くなると。同時に、患部の傷が癒えてくるに従ってまぶたが固くなり始めるそうです。それによってしばらくはまぶたが動かし辛くなるようです。その固さが徐々に強くなって行き来年2月ごろピークを迎え、その後4月から5月にかけて徐々に柔らかく戻って行くようです。つまり、来年のゴールデンウイーク頃に完治するというわけですね。

日々、新しい自分の顔を鏡で見ているうちにようやく「これが自分の顔だ」と認識できる様になりました。やはり抜糸が済むと精神的にも馴染んでくるもんですね。まだ腫れが完全には引いていないので患部を触ると少しピリピリとした感覚やゴワゴワ感があります。これももうすぐ消えてくれるでしょう。というわけで、もしあなたが自分の顔を鏡で見て「あら?少しまぶたが下がりすぎてやしないかい?」と疑問をもたれたり「最近上方視野が狭くなって来たなあ・・・」と思われたら、医師にご相談された方がよろしいかと。「眼瞼下垂手術」を受けると視界がスッキリと広がって精神的にも明るくなれますよ!

次に起こったことは・・・。先月中旬から今月中旬にかけてペダルのオーダーがパッタリと途絶えていたのですが、実は「眼瞼下垂手術」もあって現実的に目を酷使する作業をやるのが難しかったので好都合でもあったのです。そして抜糸が終わった翌日から再びオーダーや問い合わせが立続きました。今週はそのオーダーに対応する為にドタバタしておりましたが・・・。

ふと思い出したことがあります。オーダーがパタリと止まってしまったことが、過去にも何度かありましたがいずれも不思議な状況でありました。まずは、昨年9月に私はアメリカに行きました。その際に10日間不在したのですが、その間は全くオーダーがなかったのです。その次は、今年の4月末から5月頭にかけて宮崎に2週間帰省しました。この時も、その期間には1件しかオーダーがありませんでした。それも帰宅する寸前でしたので、全く問題無し。

つまり、昨年夏と今年春そして今月の3回に渡り、ぴたりとオーダーが止まった時期は私にとって物理的に製造が出来ない時期でもあったのです。不思議な巡り合わせと言うか、シンクロニシティーと言うか、いったい何でしょうね?

でね、昨日の夜「あんたのペダルを扱いたいんだけど・・・どうっすかね?」と、中国の北京にある楽器販売事業の会社からメールが届きました。いわゆるオファーってヤツですな。しかし、私としては今までにも10か国ほどのディーラーからオファーがあったのですが、いずれも丁寧にお断りしていました。今回もそれに習って「残念ながら対応できません」とお断りしました。これまでにオファーがあった楽器屋さんはいずれも、そのお断りメール1回であっさり連絡が来なくなりました。

ところが・・・昨日オファーして来た中国の会社は、本日になりさらにメールを送って来たのです。その内容は

「ブティックメーカーが量販店に対して対応できないのは理解しているよ。
 価格も今までユーザーが払って来た金額を払いますよ。
 かなりまとまった量をオーダーできるけど・・・どう?
 生産数が少ないでしょうから、ある程度の数が揃うまで待つのはOKっす!」

ううむ・・・このような反撃は初めての経験です。だがなあ・・・中国というのが気になるんですよ。今までに中国の楽器屋でいい印象は一度も無かったからねえ。まあ、その会社のWEBを眺めてみると、商品は真っ当なものを扱っているようだし、いわゆる通販楽器屋としては真っ当そうに見えます。

円高で、ヨーロッパもアメリカも昨今オーダーが少なくなって来たので、この際ちょっと冒険してみるのも面白いかなあ。もし取引するとしたら、当方の条件をシビアに出してみますか。それを無理だと返って来たら取引しなけりゃいいだけですから。ははは!失うものが無い人間は強気だねえ〜!


本日の結論
久しぶりに立て続けにペダルを作ったらちょっと疲れた!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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