果状的増幅器
2011年01月23日 ついに果たし状が突きつけられました!



「妄想とも言いますが・・・」

先日来の The Twin レストア作業が一段落し、暇を持て余しているだろうと「果たし状」がメールで届けられました。メールのタイトルが「果たし状」というのも穏やかではございませんが・・・。いままでに何度となくtanabe.tvに登場されていた「気仙沼在住のONODERAさま」からでございました。昨年末にも「新米10kg」を貢ぎ物としてお送りいただいたあの方でございます。




シャレの分かる方でございますが、ううむ・・・「ジャンクアンプを復活させよ!」との難題をふっかけようと言うのでしょうか?そして、又しても1か月間の涙の日々を過ごせというのでしょうか?しかし!男子たるもの、果たし状を突きつけられて逃げるわけには参りませんし、現在「何か新しい作業をやり続けていたい!」と体の内側から湧き出る欲求が溢れていることもあり「望むところ!受けて立とうではないか!」と返事をいたしました。で、その次に来たメールでその実態が分かりました。

田辺様

早速のご承諾かたじけなく存じます(笑)
このアンプは知り合いのリサイクルショップの店長から
小野寺さんなら何とかなるでしょうから、
ジャンク品として引き取って欲しいとの事でしたので詳細は不明です。
私も他に手を掛けるギター等が有った為今日まで手付かずでした、
そこにこの話題ですものね(笑)
週明けにお送りしますのでご検分のほど宜しくお願い致します。
改造ベースにも気兼ねなくお使い頂けるかと。

*****ONODERA*****

改造ベースにしてもかまわないというのであれば、思いっきりいじり倒してやりましょうか!では、今後どう対処すべきか作戦を立てねばなりませんね。現物が送り込まれる前に下調べしておきましょう。

「Fender Hot Rod Deluxe」は出力40wですね。真空管はプリ管が12AX7 3本 と、増幅管は 6L6 が2本。御し易そうな気配を漂わせております。現時点で「口がきけないジャンク」であると明確にご報告があるのですから、まず真空管は全部取り替えるとしても・・・せめてスピーカーくらいは生きていて欲しいものであります。

この果たし状と同時進行で、別の方からGEのビンテージ真空管を貢ぎ物としてお届けいただけるとご連絡をいただきました!まさに、渡りに船!ギターにシールド!ジャンクアンプにチューブ!であります!これで早くも完成への道が少し開けました。

以下の画像が、真っ当な状態の「Fender Hot Rod Deluxe」です。これがどの程度の化粧崩れ状態で届くのでしょうか?そういえば、今回もまたフットスイッチは欠品でしょうかね?しか〜〜〜し!怖くはありません。フットスイッチは簡単に作れますからね。経験はありがたいもんですなあ〜!

現物を見ていない段階であれこれ考えるのもちょっと早い気がしますが、「ジャンク」であると分かっているのですから、外装も痛んでいる可能性は大ですね。今回もまたトーレックス貼り替えの必要性が考えられます。もしそうなった場合は、先日書いたように「ゴールド」か「オーストリッチ」にしてみようではありませんか!そうなるとやはり、サランネットも張り替えた方がバランスがとれるでしょうね。たぶんサランネットのカラーはブラックがお似合いでしょう。ゴールドにブラック・・・くっくっく・・・成金趣味ですなあ〜〜〜!!!

こうやって、現物を見るまえから脳内でシュミレーションするのは楽しいですね。妄想とも言いますが・・・。でも妄想している段階ではまったく金のかからない遊びですからね。いくらでも妄想イジクリで楽しみますよ。


本日の結論
こうやって、私の部屋がさらに狭くなるのです!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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