外装的蛇柄貼
2011年01月19日 ついに届いた外装材!


幅95cm 長さ200cm の 蛇柄外装材が届きました!

「意外な落とし穴」

1月18日午前中にシャーシ吊り用の座金を塗装して、乾燥するのを待つ時間がもったいないので、近所のダイソーにオーダーしていた品を引き取りに行きました。出荷用の梱包材です。ダイソーで支払ったのは15,750円! ダイソーでこの金額はかなり贅沢な買い方ですよね!

ダイソーから帰宅すると、玄関に細長い荷物が届いていました。おおお〜〜〜これはこれは!待ちに待っていた外装材の「トーレックスもどき」ではありませんか!すでに、先ほど塗装した座金も乾燥が終了していて取り付け可能な状態になっています。では、作業を開始しましょう!画像をたっぷり掲載しますよ!

包装をほどいてみるとこんな感じの外装材が出てきました。うふふふ・・・しっとりした感じのベージュ系蛇柄です。エンボス加工でウロコっぽいデコボコも付いています。ちょっと離れてみると蛇柄がかなりリアルです。ショップのWEBで見た写真より黄色みは薄いですがね。


それでは、まず製図から始めましょうか。必要なサイズに切り分けなければなりません。裏面には両面テープシートが貼付けてありますので、その紙の部分に線を引いて行きましょう。準備していた設計図通りに製図を完了。


線に沿ってカットして行きます。まだ厳密なカットではないのでハサミで充分です。中腰で進めるのでちょっと疲れますね。このカットラインは実寸より1cmほど余裕を持っています。キャビに貼ってから微調整します。カットが終わったらいったん休んでお昼ご飯にいたしましょう!本日はスーパーで買って来た「サバみそ弁当」なんと290円でした!


様子見もかねて最初に貼るのは、裏面の真空管保護の板です。小さいので加工が楽ですね。しかし、小口部分の処理をきちんとしないと後でハマらなくなります。両面テープの粘着力は思ったより弱かったので、作業はとても楽に出来ます。位置を間違えても少しくらいなら剥がして貼り直しが出来ますよ。でも、必要充分な接着力はありますので安心です。角をきっちり折込んでタッカーで固定し、その上から金槌で叩いて平面性を確保しました。このパーツの作業は完了です。


ではいよいよ、キャビ本体に取りかかりましょう。まず底面の貼り込みからです。本来のサイズよりちょっと広めのまま貼付けてから必要サイズのラインに沿ってカッターで切り取ります。しっかり空気を抜きながら密着させて行きますが、裏紙を少しずつ剥がしながら進めるのがコツです。これまた接着剤を使わないのでとてもラクチンです。トーレックスの前後の端はタッカーで細かく固定して浮き上がらないようにします。


今後はサイド面です。一気に3面分を貼って行きます。この段階では、またかなり広めに余裕を持って採寸した外装材です。これまた貼付けてから不要な部分をカットして行きます。最初から精密にカットしてしまうと、足りなかった場合にどうしようもない状態になりますのでね。


次に上面に進みます。空気が入らないように、慎重に慎重にじっくり貼付けながら進めます。生地は厚手なので、それほど神経質になる必要はありませんがね。


はい、ふち周りの折り込みやコーナーの細かい部分も調整しつつ、最後まで貼り終わった状態です。特にコーナーは丁寧に密着させつつ引っ張りながらきっちり貼付けます。立ったり座ったりと姿勢を変えて中腰でも作業をするので、思っていたより体力を使う作業ですよ。寒い日なのに、もう結構汗ばんでいます。


コーナーガードの取り付けです。3点留めと2点留めの2種類を使います。電気ドリルで下穴を開けてから木ネジで留めます。このような作業は手作業では気が遠くなりますね。手も痛くなるし。必ず電気ドリルを使ってやりましょう。


コーナーガード取り付けが終われば、キャスターの取り付けです。外装材に穴位置をマークして穴の部分をカットします。さらに必要なネジ穴を電気ドリルで開けます。受け金具を取り付けてから、その穴に車輪をカチリとはめ込みました。


今後は上面のハンドル取り付けです。これが結構手こずりました。ビス取り付け位置がなかなか分からずドタバタと。位置が分かればその後はスムーズに取り付けられました。ハンドル周りは、パーツが奇麗だったのでオリジナルのままです。


スピーカーを取り付けましょう!ステンレスボルトで取り付けましたが、終わってから・・・これにはスプリングワッシャーを付けた方が良かったのでは?と気づきました。後日買って来て取り付けましょう。気になったのは、オリジナルで開いているボルト穴はスピーカー1個に対して4つだということ。スピーカーには8つの取り付け穴が開けてありますので、大抵のスピーカーキャビは8個のボルト穴が開けてありますが・・・。これってどうなの?


シャーシを取り付けて、真空管保護板も取り付けました。これで、必要なパーツは全部揃いましたね。うん!なかなか立派に生まれ変わってくれましたねえ〜!しかし、ここまで一気に作業したのでかなりヘトヘトになりました。暖房も入れていないのに、首の周りは汗でジットリと濡れています!シャーシやスピーカー等の重量物を持って、中腰の姿勢で作業が続いたので腰がかなり痛いですよ。最後に正面のサランネットをはめ込んで作業終了です!


グルリと回転させて、正面に向けました。ではアンプの作動チェックです。電源オン!ノイズ無しで一安心。スタンバイスイッチ・オン!これまたノイズ無しでOK!それに、フットスイッチの切り替えも問題なく作動しています。チャンネル切り替え、リバーブのオンオフ。さらに、GAINチャンネルによるクリーンチャンネルとのミックスもOK!


昨年12月21日からスタートした「Fender The Twin Red Knob」ジャンクブツ更生への道は、ドタバタしながらもなんとか計画通り1か月以内に最終段階までたどり着くことが出来ました。アンプを眺めつつ、シミジミとしていたその時でした!意外な落とし穴があったのです!

夜になったので、小さい音の高音弦でテストしていたのでなかなか気付かなかったのですが、6弦や5弦を強くアタックしたら、ビリビリ〜〜〜とノイズが発生したのです!共振しているようなノイズです。弱く弾くと発生しません。こりゃいかん!当初出ていたあの爆音ノイズほどではありませんが、あきらかに、弾く音の強さによって発生するノイズの大きさが違います。おおお〜〜〜!!!いかんいかん!もう一度、シャーシを降ろして、ハンダを丁寧に全部やり直さなくてはならないようですなあ!

でも・・・もう本日は体力を使いすぎました。夜中に爆音サウンドチェックも出来ませんので、再作業は明日の昼間にやることといたしましょう。ううう・・・見た目は立派なのにねえ・・・。


しか〜〜〜し!これでようやくtanabe.tvらしくなりましたなあ〜!どこかに落とし穴があり、ドツボにハマって行く私の葛藤を曝すのが今までのパターンですからね。「人の不幸は蜜の味」が永遠のテーマですし〜!(自虐)ということで、さらにレストア作業は明日も続くのであります!


イメージショット


本日の結論
トーレックスを接着剤で貼付けると大変なんだろうねえ〜〜〜!両面テープ万歳!

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