被覆的剥作業
2011年01月10日 では、トーレックスを剥がすとしますか!


この状態からスタートさせます!

「シャー専用電動サンダー」

1月10日成人の日、少し躊躇しつつもトーレックス剥がしを敢行しました!

噂では、ドライヤーで温めながら剥がすと良いと聞いていましたが、まずは力技でどこまでやれるか試してみましょう。その前に、スピーカーを慎重に降ろします。次に、コーナーガード、ハンドル、車輪を外しましょう。作業中にキャビ下部の裏板が実にもろい状態であるのに気付きました。サランネットのフレームと同じ素材ですね。釘留めしてあるので、一度外すともう使い回し出来そうにありません。案の定作業中にベリッと割れてしまいました。これで、中古品の裏板欠損が多い理由が分かりましたね!これもまたパイン材で新しく作りましょう。木ネジを大量に外すには電動ドライバーが必需品ですなあ!

コーナーガードを留めている木ネジの頭が数個錆びていてドライバーがスムーズに使えませんでした。ネジ穴をホジリながらなんとか全部外せましたが、外したコーナーガードは全部錆びすぎていて、再利用はしたくないですなあ。新品を取り寄せましたので全部交換します!


こんな錆の状態でした。

割れた裏板を外そうとしましたが、釘が打ち込んである上に接着剤も使われていてキレイに取り外しが出来ませんでした。ボロボロ割れてしまいます。思いっきりひっぺがしてみると、一部キャビに残ったままでした。接着剤がしっかりついていました。それを全部奇麗に掃除しないと、トーレックスも剥がせませんね。気長にやりましょう!



カッターナイフで丹念にクズを取り除き、いよいよトーレックスの剥がしに掛かります。トーレックスは、全体が1枚に繋がっていました。キャビ底に継ぎ目が1か所だけです。ではここからヒッペガシを始めましょう!グッと力を入れたら思っていたより簡単に剥がれました。接着剤はもう古すぎてもろくなっているんですね。引きちぎらないように力を加減しつつ、徐々に剥がし続けました。結構力が必要です。


グルリとキャビを1周させつつ全体を剥がし終わりました。テーパー部分が切れて残っていましたので、それも丹念に外します。天板部分にシールド用のアルミシートが貼ってありますが、トーレックスを剥がすとそれもめくれ上がってしまいました。アルミシートを貼り直すのか?ちょっとペンディングです!で。トーレックスを剥ぎ終わったのが以下の状態です。この後に数本の釘も引っこ抜き完了です。




底面には何やら文字が書かれていましたが「TWIN BOTTM」であると判読できました。


むき身のキャビの表面は、古い接着剤がびっしりとこびりついています。これを奇麗に取り除かないと、新しい接着剤が上手く着かないでしょうね。これを手作業でやるにはいささか広すぎる面積です。


古い接着剤を取り除く作業は電動サンダーが必要ですね。ですが、それをやると部屋中がホコリだらけになっちまいます。しかも音がかなり出ますので、本日のようにマンションの住人が多い休日にやるのは気が退けますね。ということで、平日の昼間にルーフバルコニーで作業しようと企てました。本日の作業はここまでです。


余談ですが、電動サンダーのデザインとカラーリングが、なんとなく「シャー専用電動サンダー」に感じるのは私だけでしょうか?残る作業は、サンディング、トーレックス貼り、パーツ取り付け、の3段階となりました。明日天気がよければ、一気にサンディングをやっちゃいましょう!

注意事項
室内でこのような作業をやる時には、必ず掃除機を側に置いて、こまめにゴミや木屑を吸い取りながら進めましょう!思ったより床面がゴミだらけになりましたよ!


本日の結論
量産品のキャビってあんな材を使ってんのかよ〜!

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