誤算的保護板
2011年01月10日 ノイズ除去と保護板の製作です!


この基板辺りが臭いと。

「あっちゃ〜〜〜!!!」

前回の「配線的異変化」の内容について、私の大いなる勘違いがありました。KOREさんとcontさんから「それは正常な機能です」とご指摘がありましたので、お詫びして訂正いたします。


気を取り直して、本日の「Fender The Twin」作業は2つです。

その1
再度、メインボードにあるらしきノイズの原因をチェックします。爆音ノイズが出たり消えたりしていましたが、根本的な原因が分からず困っておりました。するとそれを読まれた千葉在住荒井様から、以下のようなメールが届きました。

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既にお分かりのこととは思いますが、念のためお伝えしておきます。
爆音ノイズが出たり止まったりしているのは、メイン基板の半田割れがとても疑わしいです。
LEDのように足がズボッとむき出しになっているのは見た目に分かりやすいのですが、爆音源になっているところはごく僅かにしか切れていないので虫眼鏡で良〜く見ないと割れ目が見つかりません。
富士山型の半田の中腹にひびが走っているのが一般的で、そのとき富士山の形は全くくずれていません。 原因を正確に特定するには、割り箸でパターン面と部品面を地道に叩くしかないのですが、面倒だったら全点半田こてを当てるのも有りです。

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このようなサポートが嬉しい昨今です。それではやってみましょう。

まず、メイン基板を留めているボルト6本を外します。そっとボードを持ち上げて、裏面を観察しました。すべての半田点をじっくり観察。ヒビが入っている様なポイントは見当たりませんね・・・。と・・・最後まで来た時、半田点が浮いているのを発見!ひび割れではなく、ハンダ部分が基板から浮き上がっています。どうもプリントパターンまで剥がれて浮いているように見えます。前回見た時は気付きませんでした・・・。で、この部分のハンダをやり直し、念のためにホットボンドで固定し補強しました。


メイン基板を元通りにして、電源オン。スタンバイスイッチを入れてみると爆音ノイズも小ノイズも全く出なくなっていました。昨日までは、スタンバイスイッチを入れるたびに怯えていましたが、これでやっと一安心です。ノイズの原因を探すコツは分かりましたので、再度ノイズが発生するようであれば、基板全体の半田点を丁寧に全部やり直すことにいたしましょうかね。

それから、基板の表面にあるこの部分の抵抗が浮かせた状態で設置してあって気になっていました。これで効果があるかどうかは分かりませんが、念のためにホットボンドで固定して安定させました。これで少しは振動で揺れるのが減少できるでしょうか。しかし・・・なぜこんな繋ぎ方をした抵抗を使っているのでしょうかね?ちょっと気になります。


その2
キャビ裏面の真空管保護板の製作に取りかかりましょう。
必要サイズは 622mm x 84mm x 14mm です。近所のDIYショップに出撃しました。厚みと幅が合えば長さはいくらでも調整できますね。見つけたのは、900mm x 82mm x 15mm の木材でした。これであれば長ささえカットすれば使えるサイズです。

ショップの出口にカットサービスがありましたので、聞いてみると1カット20円でした。自分でやるのも面倒なので、そこでカットしてもらいました。しかも、カット担当のおじさんが「1か所なんで料金はサービス!」と無料に。ラッキ〜!ところが・・・。自宅に帰って、サイズを確認しようとキャビに当ててみたところ!あっちゃ〜〜〜!!!


なんと!どういうわけだか、私はカットおじさんに 622mm を 822mm と寸法を伝えちまったのでした・・・。まあ、1カットですから自分でやれば良いだけなのですがね。というわけで、ノコギリを持ち出し自力で木工です。仕上げに貼るトーレックスの厚みも計算に入れて622mmです。厳密に計測して一気にカット!今度はピッタリ仕上がりました。この板に仕上げ用のトーレックスを貼付けてから木ネジで取り付けます。


今日の作業はここまでとしました。
次はいよいよ最終準備作業のトーレックス剥がしです。噂に聞くと、ちょっと手強い作業になるようです。当たり前ですよね!もともと剥がすことを前提でトーレックスを貼っているわけじゃありませんからね。無理矢理剥がさなくてはなりませんなあ。覚悟を決めてやりましょうかね!


本日の結論
いよいよ最終段階に突入しますよ〜!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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