煩悩的外装材
2011年01月05日 ううむ・・・悩むなあ・・・!


こいつは純正品が見つかったのです!

「悩んでいてもしょうがないんですけどね」

本日もまだまだ「Fender The Twin」復活作業の話しであります!

次に探していたのは、コーナガードでした。オリジナルの物はすでにかなり錆だらけなので交換してみたいと。色々探してみたところ、業界おなじみのサウンド・ハウスで純正品が、4個1000円のセットで販売されていました。私が必要としているのは6個なので、2セット必要ですね。2個の余りは予備として保管しておきましょうかね。

コーナーガードを観察しているうちに、やはりトーレックスの剥がれや傷がとても気になり始めました。全面張り替えをしたいなあ!なんて気分が自分の中で徐々に盛り上がって行くのを感じています。でも!ここであせって作業に入るために材料を発注してはなりません。必ず後悔がつきまといますからね。1週間ほどは自分を焦らしながら、じっくりと作戦を練った方がよろしいでしょう。

そうそう!先日作った「フットスイッチ」は、サウンド・ハウスで純正品を販売していました。 価格は5千円台ですから、買ってもたいしたことは無いてな感じですが、私の場合は手持ちの材料だけで作れたので、今更純正を買いはしませんがね。


話しを戻しましょう。
トーレックスを張り替えるとした場合、サランネットも張り替えないと体裁が整いませんね。そうなるとひとつの悩みが生まれます。どのトーレックスとサランネットの組み合わせにすべきか?という問題です。トーレックスはとりあえず「ヘビ柄系」にするとしても、ベージュ系、モノクロ系、青味系、ブラウン系と選択肢が分かれてしまいます。さらに、それに合わせたトーレックスもまたバリエーションが有り、順列組み合わせでいくと、とても選択の幅が広がります 。

そんな煩悩まみれの状況で、少しずつ絞って行くと、以下のような組み合わせが残ってきました。モノクロ系と、ブラウン系の2方向です。 下の画像では横方向の組み合わせですね。モノクロ系だと「アリガチ」だけど、ブラウン系だとちょっと自信が無い。そんな感じで悩んでいるのですよ。
トーレックス サランネット

しかし、この悩みの時間が楽しいですね。トーレックスとサランネット、それにコーナーガードで材料費は送料を入れて15,000円程度になりそうです。失敗したらまたやり直せばいいじゃないか!と考えればそんなに悩んでいてもしょうがないんですけどね。

それからもうひとつ、コントロール系回路基板をチェック中に気付いたことがありました。

リバーブポットを交換するために基板を何度か動かしていたんですが、ふと気付くと・・・なんと!配線材が、10本もコントロール系回路基板から千切れていたんです!お〜〜〜っとこりゃいかん!と元に戻そうとしましたが、いかんせん取れてしまった配線材は、どこに繋がっていたのかよくわかりませんでした。

何か所かは推察できたのですが、数か所が見ただけでは判断つきませんでした。これは回路図を元に一からじっくり取り組まないといけないのか?と手強さを感じましたが、ふと思うことがありました。作業開始前に基板全体の写真を撮っていたはずです。アレを参考に出来ないのでしょうか?


ふっふっふ・・・正解でした!基板の大きなオリジナル画像を元にすべて復活できました。さらに配線材が酸化してかなり弱くなって今にも取れそうになっていた真空管端子も4か所ハンダ付けし直して、無事に配線完了です。これでやっと次の行程に移れそうです。

このような作業を行われる場合は必ず、手を加える前の状態を記録しておくことをお勧めします!


本日の結論
気持ちは外装交換をかなりやる気になっています!でも1週間待ちましょう!

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