貢物的弾振本

2010年10月02日 このような本が届けられた。


「おっと!なんてこったい!」

しっかり秋めいて気持ち良い日が続いているなあ。爽やかで、今年の夏が本当に辛い日々だったのが嘘のようだ・・・。諸事情があって、オールドのギターを1か月ほど預かることになった。当家にそのギターが届けられるまでに、さまざまなバタバタがあり、なんとかその事態は終結を見た。現時点で、そのオールドギターは当家に無事に届けられ、持ち主が引き取りに来るまで1か月間ほど私が保管することになっている。

さて、そのお礼も兼ねてとは思うのだが、ギター預かり依頼者より突然「A DUMBLE BOOK」が送り付けられた。tanabe.tvで言うところの貢物である。この本は筆者のサインとシリアル入りで限定本なのだが、日本での価格はあるショップで36,800円となっていた。かなり高額の本だな。ありがたや!ありがたや!

この本は、DUMBLE AMP の製作者 Howard Allexander Dumble のインタビューや、多くの画像によって「DUMBLE AMP」の実態を掘り下げたものである。私がWEBで見つけた、内容に関する記述を読んだ時には、シリアル1から200までの多くの DUMBLE AMP が紹介されていると書いてあった。

ということは、Mr. Henry Kaiser 所有の DUMBLE も掲載されているものと、この時点で信じていた私である。

話はかなり遡る。

そもそも DUMBLE AMP が世の中に広まったきっかけは、Mr. Henry Kaiser が、Mr. Debid Lindley のために DUMBLE ODS をオーダーしたことにあると聞いていた私だ。さらに、Mr. Henry Kaiser が DUMBLE AMP を使い始めたきっかけとなる出来事は以下の通りである。

Mr. Henry Kaiser が若い頃、ガレージでギターの練習をしていたところ、バイクに乗った太った男がそこに通りかかって「おい!俺のアンプを使ってみないか?」と声を掛けたのだという。そこで試奏した Mr. Henry Kaiser は気に入ってオーダーしたのだと言うが・・・。これは Mr. Henry Kaiser 本人から聞いた話なので確かだ。

ということなので、私は当然 Mr. Henry Kaiser もこの内容をよく知っているものだと思っていた。そこで Mr. Henry Kaiser 宛てにメールを送って「A DUMBLE BOOKを手に入れたよ!」と知らせたのだが・・・。彼から返ってきたメールは意外なものだった!

nteresting to see al the pictures in the book?
hai, so desu?

they did not ask me or Lindley for pictures!
the should have!

おっと!なんてこったい!Henry は内容を知らないどころではなく、筆者はHenry にもLindleyにもな〜んも取材してない上に画像の提供も要求していないってことかい!慌てて私は全ページの画像を眺めてみたところ、確かに今年の9月10日に Henry がわざわざ自宅から運んできて弾かせてくれた DUMBLE AMP はどこにも掲載されていなかったのだ!あららら〜〜〜!!!


私はこの筆者がどのような人物かは知らないが、ちょっと片手落ちの感はあるね。Henryも「俺にも取材しろってんだよ!」と少し憤慨している雰囲気があるし。なんてな周辺情報が判ったところで、じっくり眺めてみるとするか。全編見事に英文なので、英語の勉強も兼ねて時間をかけて取り組むことにしよう。

ちなみに、この本の価格だが、日本の価格はむちゃくちゃ高額だ。ネットで探すと150ドル程度で売っているので、海外から購入すれば、送料入れても14,500円程度だろうね。日本の某ショップでは36,800円。この価格差はなに?


本日の結論
この本を読み終えたら DUMBLE AMP が欲しくなるのか?

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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