雑誌的新要求

2010年09月29日 さて次はどう動く?


「まずは動き出してみよう!」

皆さんは「Premier Guitar」というアメリカのギター系情報誌の存在をご存知だろうか?ネットを通じてメール配信しているギター情報誌である。今から1年ほど前に「あんたの作っているペダルが気になるので、新製品ができたら情報を載せてみない?」と問い合わせがあった。しかし、当時私はそれに興味がなく「基本的に趣味で作っているし、英語ではまともな情報が流せないのでパスします」と返事していた経緯があったのだが・・・。

ただ、それ以来毎月のように律儀にメール添付で「Premier Guitar」が当方に届き続けているのだった。多岐に渡る記事がありなかなか面白そうなのだが、如何せん全編英語の記事なので、全て読み通すのはキツイ。目についた画像があるとその記事をサラリと読んでみるのだがね。

そんな私と「Premier Guitar」の関係だったのだが・・・。

9月24日、一通のメールが「Premier Guitar」から届いた。今度は一体何だ?と読んでみると、なかなか面白そうなことが書いてあった。

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Hello Tanabe-san.

My name is Charles Saufley and I'm the Gear Editor at Premier Guitar magazine.

We're very interested in reviewing one of your pedals if you have one available for evaluation.

The folks at Paul Reed Smith spoke very highly of your work. And while I'm aware you have a waiting list and work one customer at a time, we'd like to be able to review whatever pedal you see fit.

Please contact me anytime that is convenient.

Thank you,

Charles

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Charles Saufley
Gear Editor
Premier Guitar Magazine
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しかし!微妙なニュアンスの部分が判断できなかったので、いつものごとくシカゴ在住の綿貫様に転送して、翻訳していただいたのだった。綿貫様のメールにも「同誌はまだ新しいのですがウエブを媒体とした雑誌で、クオリーティーも高く評価しています」とあった。以下にその訳文を掲載する。

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こんにちわ 田辺さん、

私の名前はCharles Saufleyといいプレミアギターマガジンの装置(ギア)編集者です。
もし評価用にあなたのペダルが利用できるようでしたら、我々はあなたのペダルのうちからひとつを
評価することに非常に興味を持っています。

ポールリードスミスの社員たちがあなたの作品をとても高く評価していました。
そしてあなたはウエイティングリストを使って1人ずつ(順番に)作業していることは存じていますが
どんなペダルでも(あなたがいいと思うもので)我々は評価させていただきたいです。
都合の良いときにいつでも連絡をください。


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「The folks at Paul Reed Smith」という部分が私には正しく理解できていなかったのだが、それは「ポールリードスミスの社員」という綿貫様の解釈があったので、ようやく私も納得できた次第である。お手数をおかけしてしまったが、綿貫様にはいつも感謝している私である。

さてそうなると、私はこの要求に対してどのように対処すればよいのだろうか?かつてイギリスの雑誌やアメリカの雑誌に掲載してもらった際には、相手から要求されたペダルを作って発送したのだが、今回は「あなたがいいと思うもので」と書かれているのだ。これがなかなか難しい判断なのだ。何をターゲットとするのか?

先日の独断倉庫で書いた「今年は運気が向上しているかも」という部分で、この話もまたその一助となるのだろうか?しかし、放置しているだけでは何も起こらない。自らが動き出さなければ運も引き付けられないのだ。まずは動き出してみよう!そう決意する私だった。

第一弾としてはやはり「禅駆動」なのだろうか?それとも「弾駆動」の方が喜ばれるのだろうか?いっそのこと「弾禅駆動」なのか?しばし悩んでから結論を出すとするか!よし!手始めにメールを送ってきた担当者へ返信して具体的な話を進めてみよう!ちなみに、以下の画像がその担当者だね。




本日の結論
さ〜〜〜て!この結果がどうなるのか?自分でも予測できない動きになるかね?

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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