外遊的迷走日

2010年09月4日 トラブルをどうする?


あまりにも暑いので今日はこの格好!


「まあ、こんなことも起こる旅ではある」

9月4日

今日は夜の「KA」まで何も予定はないので、のんびりと散策することにした。しかし、陽差しが強い日でなかなか外を歩く気にはなれず、まずはフォーラム散策から。お台場のビーナスフォートのお手本となったショッピングモールだ。

ラスベガスの街を歩いていると目立つのは、デブと入れ墨だ。デブ比率が異常に多く感じる。アメリカ国家の健康保険問題は、このデブ比率をまず下げてからにしないとすぐに破綻しそうだね。デブ具合も尋常じゃないもんね。

いろんな店を覗きつつ、アイスクリームを食べ、ピザを食べ、好き勝手に動きまわってみた。そんなショップの中に有名人のサインを販売しているショップがある。ミュージシャンのサインをしたギターも多く売っていた。映画スターのサインもたくさん飾ってある。全部販売品なのだ。そんな中に、ロスアンジェルスで会う予定のMr.Matt Groeningのサインが額に入って置いてあった。シンプソンズの作家だ。ナプキンに親指大のキャラとサインが書いてあった。価格を見ると約2,000ドル。人気があるんだね!



そんなこんなで散歩しつつ、今日は、いろいろあって実はドタバタした日でもあったのだ。本人の名誉のためにあえて誰であるかは伏せるが前夜パスポートと財布が入ったバッグが消えてしまったのだ。 こりゃあ困った事になった!すぐにカード類はキャンセル処理をし、パスポートの再発行の手配を。

私はそれに対応するために、ホテルへ戻り、ロスアンジェルスのHIROさんに連絡をとって、LAの日本領事館へのアテンドやホテルの手配を手伝ってもらえるようにお願いした。とりあえず昼過ぎにはすべての手配が終わって、これでなんとかなるかと一息ついたところで、朗報が待っていた。

消えていたバッグが、そっくりそのままフォーラムの事務所に届けられていたことが判明したのだ!財布の中身も全く手付かずで何も問題はない。アメリカでは奇跡的な結果である!あわててLAのHIROさんに、先程の手配をキャンセルして欲しいとメールを入れた。このとき、インターネットが自由に使える環境がありがたいなあと思った次第である!1日15ドルも必要経費だな。



夕方からはMGMグランドホテルに出撃。目的は、シルクドソレイユ「KA」の公演を全員で観るためだ。 ニューヨークニューヨークの前でちょいと記念写真。実は、MGMの中が冷えすぎていて体を温めに出てきているのだ。

その前にもう一つ観ておきたかったのが、 MGM内のCSIラスベガスのセットで捜査活動をするというもの。 1人30ドルだからかなり面白いのかと思っていたが、 再現された事件現場のセットを自分で捜査し、指紋、血液型、繊維、DNA等の データをもとに自分で犯人を割り出すという、客まかせのイベントだった。 英語が完璧でないとかなり辛いな。 私と妻は、なんとか犯人を探し当てたが、母は呆然としした。 まあ、こんなことも起こる旅ではある。

「KA」が始まる前に、少し時間があったので、食事とスロットマシンを。 5ドルが30ドルに増えたところで「KA」の入場時刻となった。 「KA」は撮影禁止なので画像はないのだが、 そのあきれるほど大掛かりなセットや仕掛けに大興奮の全員であった。 100ドル支払った価値あり。

帰りにタクシー乗り場に行ったら長蛇の列。乗るまでに1時間はかかりそうな気配。 さらにタクシーに乗っても、深夜だというのに大渋滞。 てなことで、ベラッジオまで歩いて帰ることにした。

約30分でたどり着く。 その間に、裸足で歩いているボディコン姉ちゃん達を多数目撃。 ピンヒールを履いて闊歩していたのが、夜になり足が痛くなってめげたようだ。 ブリブリの格好してるだけに大笑の光景だ。そして、また今日も犯罪者は捕まるのだ。4人が後ろ手に手錠をされていたが、昨日と全く同じ場所だった。やはり観光客に見せびらかしている感じが否めないなあ。



本日の結論
こうしてラスベガスの平和は保たれるのだ!

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