完成的坊主箱


2010年05月10日 携帯用ベースアンプがようやく完成いたしました!


チェックは今回も関雅夫さんです!


「今回の作業で一番面倒だったのは」

前回ご報告の続報です。

BOSEのスピーカーを利用して製作していた携帯用ベースアンプ兼ギターアンプは、ようやく完成にたどり着きました。幸いなことに、完成した翌日すぐにプロベーシストの関雅夫さんからまたしても「遊びに行きます!」とご連絡を頂きました。来ていただけるのでしたらお約束のサウンドチェックをお願いするのであります!


まずは、そのアンプ本体の姿です。この本体だけで使うとベースサウンドもギターサウンドもフルボリュームでほぼクリーンのままです。エレアコに使えそうな感じもしますね! さっそく関雅夫さんにチェックしてもらいました。「おっ!クリーンだ!」となかなかベースのクリーンサウンドが好評です。この時点ですでに合格っぽかったのですが・・・。では次に移りましょう

次に一番の問題となっていたのは、電源をどうするかでした。室内なら電源アダプターを使えば良いのですが、屋外で使う場合やコンセントが近くに無い状態の時に使う場合どうするか?が課題でした。

エフェクターに多く使われている四角い電池の006P-9Vが1個では、このアンプは駆動しませんでした。ところが、並列で2個つないだり、直列で2個つなぐとなんと真っ当に作動したのです!そこで考えました。006Pを4個使って電源ケースを作ろうとね。2個並列にした006Pを、さらに2個直列につなぎ合計4個で18V出力にします。それをケースに収めようと。

穴開けマーキングの作業失敗したエフェクターのケースが机の中にありましたので、それを廃品利用して仕上げます。開ける穴は出力用のジャック穴だけですから簡単ですね。完成した姿は以下の通りです。カラーリングは「禅駆動」と同じアバロン仕上げにしておきました。


このケースの中に006Pが4個入っていますよ。

サウンドに少しGAINも加えたい場合もありますので、それは「禅駆動」に委ねることにします。てなことで禅駆動と、電源箱を搭載してセットしたのが下の画像です。この状態でプロベーシストの関雅夫さんにサウンドチェックしてもらいました。禅駆動があるので、サウンドをブーストして音量を稼いだり、GAINを加えて歪ませることも出来ます。なかなか美味しい音を得ることが出来ました。10畳程度の部屋でバンドごっこするのに充分の音量です。路上ライブでも使えそうだと関さんの感想でした。


関さんの総評として「合格!」を出していただきましたよ!数回にわたる当家でのサウンドチェックご協力感謝致します!

そもそも今回の「携帯用ベースアンプロジェクト」は、数名のベーシストの方々から「 GAKUYA 1号」みたいに小さなベースアンプって作れませんか?と声をかけられたところから出発しました。最初に作ったのは「GAKUYA 1号 for BASS」として本当に小さなものを作ってみたのですが、いかんせんスピーカーサイズの限界がありまして、音量が稼げませんでした。深夜にベースの練習をするのには使えそうですがね。



そこで眼をつけたのがBOSEのスピーカーです。オリジナルで入力用ジャックを装備していますので、それを利用しようと考えたのです。さらにBOSEは、かなり入力がデカくてもタフで音割れしにくいのでイケル!と踏んだのでありました。

結局、今回の作業で一番面倒だったのは、BOSE101MMGを入手することでした。オークションで捜しにさがしまくって、入札すること10回。なかなか落札出来なかったのですが、ようやく適価なブツを見つけて一気に落札いたしました。ちなみに落札価格は2,500円。送料入れても3,550円でした。これでも、ドリルで穴を開ける際にはいささか躊躇いたしましたがね。



無駄な材料もたくさん購入してしまったのですが、まあそんなことは気にしない!気にしない!1か月間充分に遊べたと思えば安いものですよ!酒を飲んだり、タバコを吸ったり、博打をしたり・・・そんなことが全く無い私ですからね。工作三昧で、あ〜〜〜楽しかった〜〜〜!!!

さてと!次はナニをやって遊びましょうかね〜〜〜!!!


本日の結論
完成したものの・・・結局私はギターアンプとしてしか使わないんでしょうね(汗)

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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