抹殺的雨損噺


2010年03月27日 この扱いは一体なに?


「抹殺されていたのは」

これは、この数日間に体験した事実です!

事の起こりは、私が「Final Cut Studio スーパーリファレンス」を手に入れようと考えたことです。近所の大きめの本屋へ買いに行こうとしましたが、そもそもこんな本を必要とする方は少ないはずなのできっと置いてないよな!と、作戦変更しました。で、本と言えば「Amaz○n」が定番の昨今ではありませんか。そこでさっそく「Amaz○n.co.jp」にアクセスして検索したところ、すぐに見つかりました。

購入手続きはいつものごとく簡単ですぐに終了!注文確認メールが届いて、配達日は翌日であると書かれていました。通常であればここで終わる話しです。翌日当家に届けられてそれですべて完了ですね。ちなみに支払いはクレジットカードにしました。ところが・・・。

翌日夜になっても「Final Cut Studio スーパーリファレンス」は届かなかったのです。まあ、急ぐことでもないのでとさらに2日間待ってみました。それでも届きません。流石に私もおかしいなあ・・・と感じて、Amaz○nにアクセスしてみました。そこには配達の状況が分かる情報があるのです。そこで、個人情報ページにアクセスしてみました。アカウントIDとパスワード入力画面が出てきました。

いつものアカウントIDとパスワードを入れました・・・ところが、登録されているアカウントとパスワードが一致しないとのアラートが表示されたのです。なにそれ?絶対に間違ってないとの自信がありましたが・・・。そこで再度入力。やはりダメです。もう一度やってみました。やっぱりダメです・・・。ちょっとパニックに陥りましたが対策を落ち着いて考えてみました。

アカウントID自体はメールアドレスなので間違え様が無いので、パスワードを再設定しようとやってみました。そして、再設定したパスワードでアクセスしてみました。ところが、これまた拒否されるのです!なんで?なんで?念のために再度パスワードを登録し直してみましたが・・・やはりアカウントとパスワードが一致しないとのアラートが表示されたのです。いったい何が起こっているのでしょうか?

追加でさらに3回パスワードを作り直してみましたが、全く同じ結果で必要なページにアクセスできないのです。こりゃ困った!悩んだ末に状況をカスタマーサポートにメールで送り何が起こっているのかを質問しました。そして、翌日のこと。カスタマーサポートから返信が届きました。そこに書かれていたのは・・・。 驚きの対応でした!

今をさかのぼること1年ほど前の出来事です。私はiPod Touchを買うためにAmaz○n.comにアクセスして、某ショップが安く販売しているのを知り、購入手続きしました。支払いはクレジットカードです。ところが、2週間経っても出荷したとの連絡が来なかったのです。そこでAmaz○nにアクセスしてみると、そのショップの評価の欄は先日まで無かった悪評か羅列されていたのです。品物が届かないとのクレームの嵐でした。私もショップに連絡してみましたが、音沙汰無しです。詐欺だな・・・こりゃあイカン!と対策を考え始めました。

Amaz○n.co.jpに相談したところAmaz○n.comの話しなので関知しないとの返事。そこで私はカード会社に相談したところ「まだ支払いが発生していませんので、いったんそのクレジットカードをキャンセルしましょう!すぐに新しいカードを発行します」と 明快な答えが出ました。これで被害は食い止められました。その後、国内でさらに安くiPod Touchが手に入りましたので、すべて問題なく終わったかに見えていましたが・・・。

このとき取った私の行動が、影響を及ぼしていたのです。今回の「Final Cut Studio スーパーリファレンス」購入の際に、Amaz○n.comの情報がAmaz○n.co.jpにリンクされていて「過去に問題があったアカウントである可能性がある」として私の注文はAmaz○n.co.jpが勝手にキャンセルしていたのです。私は1年前に「被害者」であったはずです。なのに、勝手にキャンセルされました。

そこで私の感じた問題点は、キャンセルそのものではありませんでした。私に対して、何も連絡が無かった点です。私のアカウントに問題があるのであれば、注文した時点でその旨なんらかの連絡があれば対応のしようがあります、もしくはそのアカウントは使えないとアラートが出れば気づくはずです。それが全くないのです。そもそも、使えないアカウントなのに、何故購入手続きが出来たのでしょうか?さらにもうひとつ、私のメールアドレス宛にAmaz○nの宣伝メールが時々届きます。Amaz○nが抹殺したはずの私のアカウントなのに何故?

グダグタ反論したところで「連絡せずにキャンセルするのはルールですから」との返事しかありませんので、担当者レベルでは何も出来ないようでした。そこで抹殺されたアカウントを諦めて、新しいメールアドレスを作り、新しいアカウントを取得しようと手続き開始しました。新しいアカウントはわざとらしく「amaz○n@tanabe.tv」にしてみました。

再び新しいアカウントで「Final Cut Studio スーパーリファレンス」購入を行い、手続き完了です。2日後に配達されるとの確認メールが届きました。これで一安心です。と思っていましたが・・・ひょっとしてと思い私のアカウント情報へアクセスしてみました・・・が・・・やはり・・・。なんと!新しく作ったアカウントでもアカウント情報にアクセスできないのです!これはいったい何が起こっている?

じっくり考えて私が出した結論は・・・。メールアドレスを変更して新しいアカウントを作りましたが、そもそも抹殺されていたのは、メールアドレスではなく、私の個人情報であると。つまり私が私である以上、Amaz○nは拒否し続けるということですね。Amaz○n.comで起こった事に、Amaz○n.co.jpは関知しないと言っていたはずなのに、この対応はいったいなに?そうですか、私は今後一切Amaz○nで買い物は出来ないということですか!はいはい!分かりました!金輪際Amaz○nは使いませんから!

そんなことで、作戦変更です。今度はセブンネットショッピングを使うことにしました。注文して近所のセブンイレブンに配達してもらえば送料は無料です。幸い当家の隣がセブンイレブンですし、セブンイレブンに足を運ぶ回数は日々かなり多いし、24時間いつでも受け取れるのでこれまた便利です。てなことで、オーダーはすぐに終わり後は「Final Cut Studio スーパーリファレンス」が届くのを待つだけです。

Amaz○nとしては、私一人を抹殺したところで痛くも痒くもない売り上げでしょうが、詐欺ショップをのさばらせた上にその被害者を一方的に抹殺する企業の姿勢はどうも納得できません。このような細かな部分でのユーザー対応が、やがては大きなホコロビの入り口になっていくのではと、いささか・・・。


本日の結論
データだけで処理していくとこうなるんですね!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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