調音的搭載型


2009年11月29日 こんなものを見つけて。



「ひとつひとつクリアして」

さてと、次に組み上げようとしているギターの構想はその後も妄想が続いています。面白そうなパーツをあれこれ探しまくり、eBayやヤフオクを散策している日々です。そんな一昨日のこと、ヤフオクで面白いチューニングメーターを見つけました。ちなみに私が今使っているのは、バズフェイトン用のDT-7と最近よく見かけるクリップタイプのモノの2種類ですが

見つけたのは「N-TUNE」なるビルトインタイプのチューニングメーターです。つまり、ギターに搭載するタイプのチューニングメーターなんです。まずは画像を見て下さい。このコンパクトさです。しかもギターそのものに未加工で取り付けられるというのです。ボリュームノブの下に取り付けるのですが、ボリュームノブを引っ張るとチューニングメーターがスイッチオン。同時にボリュームはミュートされて音が出なくなります。チューニングが終わればノブを下げれば通常のボリュームに戻り、チューニングメーターの電源も切れます。

 
こんなにコンパクトです。

歳を取ると老眼になり細かいものが見え辛くなりますよね。チューニングもなるべく近くで表示を確認できれば楽なはずです。そこで〜次回作ギターに搭載できないだろうかと考えたのです。この商品は2つのパーツから構成されていて、スイッチ付きのボリュームポットとチューニングメーターの表示基板がセットになっています。ギターにオリジナルで付いているボリュームポットを外して、スイッチ付きボリュームポットに取り替えます。ただ、このサイズの基板なので、ワイヤリングが極細です。取り付け作業に不慣れな方だとフラットワイヤを切ってしまう可能性があります。商品説明によると、プロショップでの取り付けを推奨していますが・・・。

 

プロショップのスタッフのために取り付け方の丁寧な説明がホームページにありますので、素人でも失敗覚悟で自力取り付けが可能ですね。もちろん私は自分で取り付けたいですよ。で、気になるのは価格ですが・・・。オープン価格となっていますのでどのような実売価格なのかをWEBで調べてみましょう!

国内のショップの多くは9,800円前後で販売されていました。国内で最安だったのは8,800円でしたが、送料は別なので支払うのは9,500円程度になりますね。9,000円台後半がほぼ国内でのアベレージでしょうか。では、いつものごとく海外に目を向けてみましょう。円高の今はかなりお得なはずです。

最初に見つけたアメリカのショップは65ドルでした。ふむふむ・・・アメリカ国内であれば、送料を入れて75ドル程度ですね。他にも探してみたのですが、統一価格のようにズラリと同じ価格で並んでいました。と・・・その時!49.95ドルで販売しているカナダのショップを発見しました!おおお〜〜〜これは安い!とりあえず手に入れてみます!カナダと北米以外には発送しないと書いてあるので、いつものごとくシカゴの綿貫様に代理受け取りをお願いしましょう!シカゴまでの送料は12ドルです。合計で61.95ドルですね。本日のレートで5,362円でした。

このN-TUNEには、GIBSONタイプとFenderタイプの2種類があります。

違いはボリュームポットの抵抗値です。
GIBSON用は500KΩ、Fender用は250KΩです。

表示部分のプレートの色は4種類が付属していますので、ギターの色に合わせて交換できます。ただし、GIBSON用にはブラックとクリームの2種類しか付属していません。

GIBSONのギターには製作時期によってロンググシャフトボリュームが採用されている個体がありますので、それが事前に判明している場合には、それに対応しているシャフトもありますからショップとご相談の上、お好みのタイプを選ぶとよいでしょう。

私が今回選んだのはGIBSON用のノーマルタイプです。フラットトップにハムバッキンを自作するのですから当然ですね。


先日手に入れたボディーはまだシカゴに預けてありますが、塗装に少し問題がありそうな情報が入ってきました。ふふふふ・・・ちゃんと仕上げるには面倒な作業は待ち構えていそうですなあ・・・それらをひとつひとつクリアして徐々に完成へ近づけるのは、きっと辛いけど楽しい作業に違いありません!非常に自虐的ではありますが「人生の暇つぶし」として、この立ちふさがった壁をジックリ攻略するというのが今の私の楽しみ方です!ヤッホ〜〜〜!!!

追記
一昨日、イギリスのギター専門誌「Guitar Techniques」の編集者からメールが届きました。
今年の6月に「Guitarist」に禅駆動の記事を掲載してくれたあの編集者からでした。
今度は、WEB版「Guitar Techniques」に弾駆動のレビューを掲載したというのです。
レビュー内容を読みましたが・・・半年後に再びというのはありがたいことです。
どうも、この編者自身が禅駆動と弾駆動を毎週使ってライブを楽しんでいるようですよ。


本日の結論
また別の件を思いついて新しい作業を開始しましたよ!ああ忙しい!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



GO TO HOME PAGE