完成的三台噺
2009年03月06日 昨日の作業の結果!


いや〜!時間がかかってしまいましたな〜!

「ブリブリした」

昨年からチラホラと情報を小出しにしつつ、暇を見つけて開発を続けていたコードネーム「燦駆動」は、そろそろ追い込みをかけなくてはと思いまして、4日〜5日が連休だったので2日間ドップリ作業に没頭致しました。まず4日は、回路の確定作業でした。

今までに何度回路を造り直した事か!ようやくそれもフィックスできそうな気配が漂い始めた頃、さらにやってきたのが「音が真っ当に出ない迷路状態」でした。音が出るだけまだましという状態がかなり続いたのです。何が間違っているのかがなかなか判明せず、のたうち回る日々でございました。

その状態に終止符を打つべく、早朝から回路を組んではチェックし壊し、また組んでは壊しを繰り返しました。その結果ようやく見えてきたのがポットの不良とある勘違いでした・・・。なんでだよ〜〜〜!!!ちょこちょこ造り直すのはもうヤメ!と一気にケースから組み直したところ〜〜〜!!!あっさりと予定していたサウンドが飛出したのですよ!

くっそ〜〜〜遠回りしちまったなあ〜〜〜!!!という事は、今まで組んだ回路は実は正解だったのかもしれないなあ・・・。でも!ええいもういいや!過去を振り返るのはヤメて次に進みましょう!このドタバタで見えてきた事がいくつかありまして、それを頭に入れつつさらに回路の変更を加えて、回路図も書き直して、ようやく着地できたのが5日の朝方でした。ひと寝入りして10時過ぎから再び作業開始です。

ひと寝入りしてから改めてサウンドチェックしてみると、やはり私が加えたいと思っていたパーツを入れるべきであると感じました。さらに今使っているポットの定数も変更した方が良いと判断。さらにさらに抵抗の定数も変更を加え・・・これでほぼフィックスです。一気に作り直しをして仕上げたところ・・・ふっふっふ・・・狙っていたサウンドにようやく到達したのです!

以下の画像がその出来上がった「燦駆動プロトタイプ」です。しかし、これはケースにTWIN用を使っているのでいささか大きいのですよ。そこで通常の禅駆動サイズのケースで造れるかどうかの検証をしなければなりません。


スイッチONでゴジラの眼が光るのです!

続けて小型ケースで作業に入りました。参考のために先日イギリスから購入したペダルは、空間が無駄に使ってあってあの中身は絶対に小型ケースには入らないのですが、私が造る回路基板は極力コンパクトに仕上げようと心がけているので、問題ないはずです。でやってみました。サクサクと完成!みごとにこのケースに収まってくれました。取りあえずデザインは無印っぽくしておきました。

勢いづいたのでこうなったら造りかけのアレも仕上げてしまいましょう!はい!やってみました。てなことであっさり完成です。これで連続3台造ってみて安定した再現性が確認できましたのでまぐれではない出来上がりですね。量産するにはこのような再現性の安定化がとても重要なのですよ。

取りあえず私が狙っていたサウンドに近くなりましたので、これで一応の完成としましょう!しか〜〜〜し!まだKORE様チェックを受けておりませんので、あくまでも今日の段階は「一応完成」の範疇であります。「燦駆動」を言葉で表すなら「ブリブリしたFUZZサウンド」が出てくるペダルだと感じますよ。私はシングルコイルのリアピックアップが一番気持よいサウンドになる気がします。果たしてこのサウンドはどのような方に喜ばれるのでしょうかね?



本日の結論
試奏されたい方は是非遊びにきてくださいね!

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