発注的効果箱
2009年02月12日 生まれて初めてのオーダー!!!


これがもうすぐ届くはずです!

「私は違うもので造ってみます」

1月末の事でした。あのMr.Henry Kaiserから届いたメールに

「エゲレスにおもろいエフェクターを造っているヤツがいまんのや、
 オーダーしてみたらスンゲエいいサウンドが出たんですわ!
 あんさんもオーダーしてみたらエライ気に入りまっせ!
 値段もユーロが安うなっとりますからお買い得でんがな!


なんてな事が書いてありました。

私はエフェクターのオーダーは受けるけれど、自分がオーダーした経験はないので、一度くらいはオーダーしても面白いんじゃないか?と思いましてね。さっそくアクセスしてみました。このエフェクターはオリジナル回路ではなくて、FUZZ系の「Buzzaround」完全クローンものです。オリジナルはとてもレアなエフェクタのようですがね。

昨年から「燦駆動」を開発しようと思い試作を続けていてなかなか完成せず、挫折しかかっていたのですが、このところ方向性を変えて、FUZZ系にしてみようと試作を続けていたのです。ところがなかなか上手く行かず悩んでいた真っ最中でしたので、ほかの方が造ったものを研究して自分なりに組みなおしてみるのも面白いだろうと、まあ研究材料としての購入なのです。

Mr.Henry Kaiserからは、すでに内部回路の画像も送られてきていました。これをみるとゆったりとした大きめのケースで造っているようですね。コンパクトなものが好きな日本人である私は「え〜〜〜っ?もっと小さくならねえのかよ〜!空間が無駄だなあ〜!」と人ごとながら突っ込みを入れてしまうのでした! エフェクターボードに入れるにはもう少し小さめのサイズの方が使い易いよね?



製作者はかなりこまめに連絡をくれまして、安心していられます。で、2日前に完成したとの連絡がありまし た。届けられたのが以下の画像です。実に殺風景なケースですね〜〜〜!!!中型のアルミケースを軽くポリッシュしただけの外観。さらにコントロールには何も表示がされていません。これはこれで手作り感満載ですから嫌いではないのですが、もう少し個性を演出してもよろしいのではと考えてしまいます。


このオーダーで唯一相手から「LED の色はお好きなものにしますよ!」と選択肢が与えられました。私はブルーにしました。上の画像にちゃんとブルーが使われているのが視認できますね。この画像を見ていたら、やはり寂しいので、受けとったら自分で何かデザインしてTOP面をもう少しにぎやかにしてみる事にしましょう。

「燦駆動」プロジェクトは、この回路を参考にして自分なりの解釈でサウンドを造り込んで行こうと考えています。このまんま真似して造っても単なるクローンのクローンになっちまいますので面白くないですよね! しかも、この内部画像で見えているゲルマニュームトランジスタはかなりのレアものですので、私は違うもので造ってみます。

取りあえず使う予定のゲルマニュームトランジスタはすでに揃っています。これまたレアものなのですが、1台に3個使うので、現時点で25台分程度を保持している事になります。上手く出来上がったとしても限定生産ですね〜!



本日の結論
ようやく燦駆動が実現しそ〜だね!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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