「プレッシャーのない中で」 昨年、プーさんのクッキー缶を使って「禅駆動」を作りちょっとウケを狙ったのだが、その狙いはズバリ当たって実物を見た方々にかなり好評だった!で、実はその缶の中に上の画像のような物が入っているのだ。正体は「蜂蜜入れ」である。この黄色いケースには付属の蜂蜜を入れて、クッキーを浸しながら食べるのだよ!
外側の缶はエフェクターケースに使えるのだが、この小さな蜂蜜ケースも何かに使えないのか?思いついたのは「このサイズだと、なんとか弾駆動(DUMKUDO)の回路が入るんじゃねえのか?」そう思ってしまうと我慢できなくなって、直ぐに作業開始である!組み上げた基板を少しずつ削り込み、ケースの内径に合わせて行った。本当にギリギリのサイズだ!さらに、ケース下部にケーブルを引き出す穴を11個開けた。ソロソロとケース内にケーブルと基板を沈め、なんとかギリギリに収まってくれた!
カーソルを画像の上に乗せていただきたい!
カーソルを画像に乗せると内部に仕込んだ回路基板が見えるはずだ!そしてよく見ていただきたいのは、回路基板の様子である。ふふふ・・・蜂蜜の中にドップリ漬けられているように見えないだろうか?一応、こんな部分までこだわってみたのだがね〜!(アホやん!)さあ!それでは仕上げるとしよう!今回はとあるテストを兼ねているので、3TONE仕様にはしない。きっと作業はサクサク進むはずである!てなことでケースの加工を行い、アクリル板を切り出して内部の補強を行った。仕上げに配線を行い、3時間後出来上がったのは以下のような物体だ!
出音のチェックをすると・・・あららら!!!まったく雑音も発生しない!今までの経験から推察するに「配線には自信があるのでオペアンプが怪しい!」と結論し、すぐにオペアンプを取り替えてみたところアッサリサウンドが出てくれた。だが!その先にもう1つ問題が起こった・・・。サウンドにサスティーンがまったくないのだ!しかも変な歪み具合だ・・・。今度は何が?
あれこれチェックしていた時、指先がGAINのケーブルに触れた。すると一瞬だけまっとうなサウンドが飛出してきたのだ!おおお!ここか〜!そのケーブルを揺すってみると確かにサウンドが怪しく変化した。そこでハンダをやり直してみた。ところが・・・ダメなのだ!サウンドが安定しない!しかし指でケーブルに触れると一瞬だけ正常な状態に戻る。いったい何がいけないのか?まさかと思いつつ念のためにGAINポットを取り替えてみたところ、あららら〜〜〜!!!アッサリ正常な作動に戻ったのである!そうか|ポットの不良品か〜〜〜!!!電子部品には時々このような「ハズレ品」が混ざっているよね〜!気にしないきにしない!で、完成だ〜!
なんだか、このような作業をやっていると気持ちが穏やかになるねえ〜!知らず知らずのうちに、自分の表情が柔らかくなっているのを感じるのだ。誰に頼まれたのでもなく、自分の好き勝手にやっているだけなのだが、そのプレッシャーのない中での作業は本当に心が落ちつくのだよ。
本日の結論
もしコレを欲しい方がいたらお譲りしますよ〜〜〜!
「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。
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