本年的最終回
2008年12月28日 本日で年内更新は終了!


昨日届いたお祝いの貢ぎ物!

「感謝しないではいられない今日の私だ!」

今年も1年間に渡る皆様のアクセスに大感謝!1996年以来、今日もまだWEB運営を続けていられることにも感謝である。そして、また今年も一年間生き延びられたことを家族に対し感謝するのだ。

「鬱」に陥ってからすでに3年9ヶ月となった。その間ずっと「死」の感覚が私にまとわりついていた。いつ衝動的に死んでもおかしくないと、怯えながら生きて来た。その感覚がようやくこの12月に入って抜け始めて来た。生きている感覚。朝目覚めて「生きているのが嬉しい」と感じる感覚。それが戻って来たのだ!

濁った水の中に永い間頭まで浸かっていた気がする。今はその水に透明感が戻り、遠くまで見渡せる感じがする。あとは、完全に水面から頭を出し、全身を出し切ることが目標だ。それはやがて来る2009年の早い時期に到達できる気がしてきた。楽しみだ!

人生には様々なことが突然起り、自分でも考えていなかった方向へ引っ張られていく。そんな日々のドタバタを書き留めているtanabe.tvだが、今年1年間を振り返って、例年に習って、私にとってのベスト10を引っ張りだそうと検討してみたのだが・・・ほぼ「禅駆動」ネタでどっぷりと埋め尽くされていたのでやめる事にした。ちなみに列記してみる。

1月、禅駆動3MODE切り換え付き開発完了。

2月、NJM4558艶ありが枯渇してしまい、代替えオペアンプを探し始めた。

3月、アルミ削り出しケースの「禅駆動 SUPREME LIMITED」が 物議を醸し出す。

4月、長年憧れていた防音室完成。昼間なら思いっきり試奏出来るようになった。

   禅駆動を買いたいと、タレント内田朝陽くんが当家に来た。ファンだった妻は大喜び!

5月、 Overtone Special by Ceriatone がオーダーから3か月経ってようやく到着した。

6月、禅駆動出荷100台目を突破。Shane Conawayが101台目をオーダーしてきた。

7月、NJM4558D艶ありの大量保有者を発見。

   禅駆動情報がShane ConawayによるYOUTUBE動画で世界中に広がる。

8月、8ノブの禅駆動TWIN CUSTOM 完成!

8月、末から9月にかけて世界14カ国から禅駆動のオーダーが来た。

9月、TMGPでZENKUDOが話題になり書き込みが加熱。月間30台を生産発送した。

10月、「Corrs」のギタリストAnthony Drennanが禅駆動をオーダーしてきた。
   (その後、とても気に入って使っているとのメールが届いた)

11月、ついに Paul Jackson, jr.へ禅駆動が渡った。
   (その後、Paul Jackson, jr.に禅駆動の存在を教えたMike Parsonsから
    「禅駆動がとても気に入って毎日仕事で使っているが、
      Paul もかなり気に入っているよ」とのメールが届いた)

   オーストラリアの禅駆動ユーザーである Tj Eckleberg が仕事で来日。
   横浜で顔合わせし、大いに盛り上がった。

12月、3日の朝、突然に「鬱からの脱出感」を意識した。
    脱皮感とでも言えば良いだろうか。とても嬉しい感覚が戻ってきた!

   6月にオーダーしたBob Burtのスピーカーキャビがようやく届いた。

12月、21日に禅駆動出荷が200台目を突破!

12月、201台目はカリスマギタリストHenry Kaiserからのオーダーだった!
   (製作中に、私へCDを送りたいから住所を教えてとメールが来た)

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もっともっと沢山の出来事があり、ドタバタしていた1年間だったが、何よりも嬉しかったのは、国の内外を問わずメジャーなプロギタリスト達が禅駆動を認めてくれた事である。そして、実際に仕事で活用してくれている事実があることだ!

♪〜〜〜
ナンバーワンにならなくてもいい、
オンリーワンになればいい
〜〜〜♪


まさにあの歌詞の通りである。禅駆動を作れるのは今のところ世界中で私一人だと気づいた事は、生きて行く自信を取り戻せた最大の要因なのだろう。さらに、禅駆動を作り続ける事で、世界中に多くの友人を得た。私が鬱のリハビリのために趣味で作っていると知った彼らは、メールのやり取りがとてもフレンドリーである。また、その中には何人も「鬱仲間」がいる事を知った。製造者と購入者という関係ではない「友人感覚」に発展しているのが嬉しい現象だね。

仮名漢字まじりの日本語でメールを返してきてくれたユーザーもいる。彼らが変換ソフトを使っているのは私と一緒だが、欧米人から日本語で返信されてくるのを経験してみると、とても嬉しいものなのだ!ちなみに、Paul Jackson, jr .とAnthony Drennan がその2人だ。

今年になっても数個の「GAKUYA 1号」を製作した。今週久々にオーダーがあり、本日午前中にでき上がったモノを見て「我ながら技術力が上がったようだ!」とニンマリしてしまった。サウンドの細かチューニングもコツがつかめてきた感じで、今回狙ったサウンドに近づける事が出来たぞ。


以上のように、今年の私はほぼ「禅駆動」中心の生活だった。きっと来年もそれを引きずりながらスタートするのだろうね。この歳になって、技術力が増え、友人が増え、特に海外に友人が増える事は想像もしていなかった。一時期、人生をあきらめかけていた私にとっては、人生最大のエポックメイキングな1年間だったなあ。

多くの方々に支持されて私は生きてきた。直接的、間接的に私を支えていただいた多くの皆様に感謝してもしきれない。WEBにアクセスしていただけるだけでも充分に嬉しい。これからも生きて行く勇気をいただいたことを感謝しないではいられない今日の私だ!

ちなみに昨日、当家に「生ガキと殻付きホタテ」が大量にクール便で届いた。「禅駆動200台突破のお祝い!」として届けられたのだ!宮城県のONODERA様からの貢ぎ物である!大振りのホタテ貝はまだ生きているほどの新鮮なものだった!このようなお気遣いは心苦しい部分もあるのだが、禅駆動200台突破を我が事のように喜んでいただいたONODERA様の心意気をありがたく受けとる事にして、さっそく私が調理した。妻はあまりの美味さに大喜びだった!もちろん私も大満足!今日は刺身で食べることにした!ONODERAさま〜ごちそうさま〜〜〜!!!年が明けたら反撃に出るので待っててね〜〜〜!!!(反撃って・・・)


こいつが信じられない程大量に届いたのだ!

最後にもう一度、来年の予想を書いておこう!

私は来年早い時期に「鬱から完全脱出」するだろう!


本日の結論
インターネットと英語の存在が今年の私を動かした! 1年間ありがとう!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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