攻略的禅駆動

2007年10月14日 ようやくここまでたどり着いた!!


パッケージデザインは2種類作ってみた!

「ついにやったか?やったんだよな〜〜〜!!!」

さらにさらに前回の続きである!

昨日は一日中、禅駆動の回路と格闘していた。最大の問題点は「信じるものがない!」という状況に陥った事である!今までの経験からすれば、手に入れた回路図をひたすら信じながら製作し続け、サウンドチェクの度に「あららら、予定と違うけどきっと私の腕のせいだよなあ・・・」と回路図を中心に考えていたのだが・・・。

手に入れた回路図に対して、すでにかなりの不信感を持っていた私は、目の前の回路図に対し「どこまで信じられるんだろう?」と不安感が先に立ち、身動きが取れなくなってしまったのだ!そうなるとしばし作業は放置して考え込む事になる。次に打てる手は何だ?深く思考をしても結局は電子工学的基礎知識の無さゆえに、何も解決策が思い浮かばないのだ!

こんな時は思考的現実逃避である!早くも他の回路に目を移し、新しい回路をどのように組むべきか考え始めてしまった・・・。しかし!それとてすぐに壁にぶつかってしまい、30分後には早くも現実へと目を向けざるを得なかったのだ!

今一度、音は出るがGAINとVOICEが全くコントロールできない状態の回路を見つめ直す事にした。よし!基本に戻ろう!まずは、回路全体のハンダ付け状態から再チェックである!しばしチェックを続けたが、問題なさそうだった。次にダイオード3個の抜き差しを行い設置具合を確認した。これも問題なし。念のために、回路上のハンダ付けが弱そうな部分は追加でハンダを少し増やしておいた。これ以上もう何もやる事は無いなとようやくケースに組み込んだ・・・。

アンプに繋いで弾いてみると、うおおお〜〜〜なんぢゃこりゃ〜〜〜!!!なんぢゃこりゃ〜〜〜!!!急にディストーションたっぷりのサウンドが飛び出してきたのである!音が出たので思わず喜んだのだが、ちょっと待てよ!こんなに下品なサウンドなのか?荒っぽいったらありゃしないぞ!ノイズも多いし!このサウンドは使い物にならんなあ〜!!!

はて・・・どうしよう?ここから先はどうやって修正したら良いのだろうか?そうだそうだ!この状態で、ダイオードを当初の回路図通りにセットし直したらどうなるのだろうか?私が勝手に手直しした回路の状態で現在の音は鳴っているのだ!

ダイオード3個の方向をオリジナル回路図通りに逆向きへセットし直してみた。ところが・・・あららら〜〜〜!!!何度も抜き差しを繰り返していたので、抜いた際にダイオードの足が2個も折れてしまったのだ!く〜〜〜!!!まいったな〜〜〜!!!ダイオードの在庫はすでに使い果たしてしまったので、新しいパーツが届くまで作業が出来なくなってしまったぞ!まいったな〜〜〜!!!

と、そのとき!ふと思いついた事があった。電源整流用のダイオード「1S40」がたっぷりあるので、それを代用品として使ってみてはどうだ?音質は別として、とりあえず駆動だけしてくれれば、新しいパーツが届いた時に差し替えれば良いだけだ。さてと、どうなるのだろうか?やってみよう〜!

再度アンプをセットして、ギターをはじくと・・・おおお〜〜〜おおお〜〜〜真っ当なディストーションが飛び出したぞ!飛び出したぞ〜〜〜!!!しばしギターを弾きながら、ノブをいじくり回してみた。変化の幅は少ないが・・・GAINが反応するようになっている。VOICEもはっきり変化が感じられるようになった!こりゃあついにやったか?やったんだよな〜〜〜!!!よ〜〜〜し!明日になれば新しいパーツが届くはずなので、ダイオード各種を取り替えながらさらに回路を煮詰めて確認する事にしよう!

同時進行で、パッケージのデザインも行っていたが、以下の二つに絞った。ノブに関しては取り替えられるので、現時点では暫定的に取り付けてある。TOP面の処理は文字を印刷したホログラムシートを貼り込んである。さらに印刷したインクがとれないように、ホログラムシートはラッカースプレー保護してある。肉眼で見ると、光の加減でホログラムがキラキラと光り輝きかなりゴージャスな風情なのだ!


Aタイプ       Bタイプ

登録会員00205是永様からは早くも、Aタイプに対して「イイッ!すごくいいっ!」と高評価をいただいている。オリジナルとかけ離れたデザインでありながら、オリジナルを想像させる直訳の「禅駆動」が大書きされている点でオリジナルティーがあるデザインであると私も思うのだ。よし!これから先、何個か作る事になるだろうからこちらのタイプAのデザインで進める事にしよう!マークからすると、オリジナルのZ●Ndriveも元は「禅」からとられたネーミングなんだろうな。



本日の結論
もう間もなく出来上がるぞ〜〜〜!きっと・・・。

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。


GO TO HOME PAGE