大漁的楽屋箱

2007年08月31日 うおおお〜〜〜シーラカンスが大量だ〜〜〜!


シーラカンス

「その部分は覚悟していただきたい!」

昨日「GAKUYA 1号」基本回路仕様の絞り込みがようやく終わり、当家内に存在している「GAKUYA 1号」各種バージョンのすべてに手を加えて、ほぼ同じ回路仕様に処理が済んだ。製造手順も定まってきたし、作って欲しいと言ってくれる方々も増えてきたので「そろそろまとまった数を量産してもいいかなあ・・・」なんて思い始めた昨日だったが・・・。

唯一手に入らないのがキャビネットに使用している「ティッシュケース」だ。今のところ代用品も見つかっていないし。これがなければ量産話は成立しない。そこで先週、実弟が出張で上京してきた際に「ティッシュケースを宮崎でも探して!」と頼んだのであった。その後「なかなかみつからないが、ようやく2個ゲットした!」と連絡があった。おいおい!2個だけかよ〜〜〜!!!ついでに宮崎在住の登録会員である福浦様にも声をかけておいた。それほどまでに見つかりにくい「ダイソーのティッシュケース・タイプA」なのである。

かといって材木を買い、いちからキャビネットを作り出すのはとても労力が必要だ。特にスピーカーグリルの穴周りの加工は手作業では大変そうだ。きちんとした木工機材が揃っていればできないこともないのだろうが、機材を買ってまでやる根性はないし、そこまでしてやる気もない。私は製造業者ではない!あくまでも趣味の一環なのだ!

「ダイソーのティッシュケース・タイプA」は先日もお知らせしたとおり、タイプBとセット仕入れになっていて、タイプAだけの取り寄せはできないとダイソーにあっさり断られた私だった。タイプBは全く欲しくない形状なので、困ったなあ・・・と意気消沈していたのだが・・・。

そこでこの独断倉庫で「どこかで大量に手に入らないのか?」と疑問を投げかけておいたところ、早くも反応があった!啓示倉庫にはベッカム様から2個ゲットの書き込みがあった。さらになんと!今朝になり登録会員00255 ONODERA様から「6個ゲット!」とメールが届いたのである!ほほう!まとめて6個は素晴らしいぞ!しかもその後に続く文章には驚いた!「タイプAだけ注文できましたので20個手配しておきました!」と書かれてあったのだ!うおおお〜〜〜!!!これはスンゴイぞ!すんごいぞ〜〜〜!!!

さらにさらに今夜になり宮崎在住登録会員の福浦様から「1週間以内に17個手に入る!」とのメールが届いたのである!うおおお〜〜〜これまたスンゴイぞ〜〜〜!!!すんごいぞ〜〜〜!!!なんと言うことだ、一声掛けたら40個も集まってきたのである!ほかの方々でティッシュケース捜索活動をされている方がいたら、とりあえずいったん中止していただきたい!これ以上集まっても当面は対処のしようがないし、買い取るこちらも大変なのだ〜〜〜!

この大漁状況を例えれば、シーラカンスが群れで泳いでいるのを見つけたようなものである!毎週のようにタイプAを探しまわっている私にとっては驚異的なご連絡なのである!ど〜やって店側を口説いたのだろうか!それとも、それらの店はタイプBが売れ残るリスクをまだ知らないのだろうか?

しか〜〜〜し!もうひとつの問題が発生していることに気づいた!目の前にキャビネットが大量に揃えば、「GAKUYA 1号」を大量に作らなければならなくなる。これは作業ノルマに等しい。私の「鬱」はそのようなノルマとか、期限が切られるストレスに敏感に反応するのだ!強迫観念が自分自身の精神状態を蹂躙するのである!作りたくても作れなくなるモチベーション劣化の原因となりうるのだ。

今までにも「GAKUYA 1号を作って!」と多くの方々から声をかけられていたが、数人にしか対応することができなかった。ティッシュケースが手に入りにくい状況もあったが、主に上記のような理由で「あの人のために気に入られるものを早く作らなければ・・・」と自分にプレッシャーをかけるのはとても危険だからだ。そんな危険回避作戦により、依頼されても「気が向いたらね!」としか答えられなかったのである。

さて、今後はどうするのか?キャビネットさえ揃えばたぶん「材料探しのプレッシャー」からは解放されるはずだ。今までよりは楽な気持で作れるようになると確信している。そうなると、別に注文を受けなくても気が向いたら自発的にコツコツと数個作り上げ、ある程度在庫が揃ったところで、欲しい方にお分けするということにすればストレスが溜まらないはずだ!

この製作方法だとユーザーの使っているギターに合わせた細かなサウンドセッティングがやりにくいのだが、いまのところ「半固定抵抗」の調整でほとんどカバーできる状態なので、ギターの種類を聞いて、ある程度基本的な数値に設定しておけば使用上問題はないと信じている。どうしても音質を変えたい場合にはご自分で調整していただきたい!ドライバ−1本で出来るからね!

ボディーカラーは基本的にナチュラル仕上げだが、オリジナルカラーが欲しいと言う方にはそれなりの対応をしようと考えている。ただし、これはオプションなので、追加料金が発生するのは常識だね!しかも、キャビネットのオリジナルの状態があまり良くないので塗装がキレイに仕上がらない可能性もある。その部分は覚悟していただきたい!・・・って・・・もう量産宣言かよ〜〜〜!!!


本日の結論
さあ!このように私の心構えは出来上がった!いつでもかかってきなさい!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。


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