変身的車両機
2007年08月10日 ロボット冒険活劇だ!


「善人系ロボット型宇宙人が実にキュートである」

昨日は朝からとても暑い日だった。気温が高いだけではなく、当家はマンションの最上階にあり、真夏になると天井が焼けて室温がかなり上昇するのである。私は仕事が休みだったのだが、あまりの暑さに自宅で半田ごて作業をする気が失せてしまった。

そこで涼しい場所を探して「映画に行こう!」と脱出計画を練った。実は、妻は先日「109シネマカード」の会員になったばかりなのだ。このカードは映画好きにはたまらないオマケが付いている。まず、入会費は無料だ。そしてVISAクレジット機能や、エディー機能も付いている。最大のポイントは、通常のカードでは「マイル」や「ポイント」にあたる部分が面白いのだ。

「109シネマカード」に入会すると、その時点で6000ポイントもらえる。さらにこのカードを使って映画の入場券を買うと1枚につき1300ポイントもらえる。このポイントの還元は「映画のチケット」である。6000ポイントで映画のチケット1枚分になるのだ。つまり、カードを作った時点ですでに映画1回分が無料になっているのだ。さらに、映画を5回見ると1回無料になる計算になる。

しかもそれだけではない、通常の買い物もこのカードで支払いをするとポイントはたまり続ける。ある程度買い物をすると映画が自動的に無料で見られるシステムなのである。てなことで、これから当家ではほとんどの買い物を「109シネマカード」で支払うことになる。映画好きにはたまらんカードシステムなのだ!

さらに、当家では「50歳割引き」が適応されるので、映画は夫婦で観れば2人で2,000円ポッキリである。これまた嬉しい価格だ。このカードの便利な部分はさらにある。映画に出かける前に空席状況をWEBで確認できて、さらにピンポイントで座席指定の予約までできるのだ。確実に良い席を確保してから観に行けるので、これまた嬉しいではないか!この予約システムは上映20分前まで使えるので、急に観に行きたくなっても大丈夫だ!

「109シネマカード」を使って映画を観ればポイントがたまりさらに無料で映画を観られる。買い物をしても映画を観られる。というスパイラルに巻き込まれ「映画は映画館で観る!」という基本に戻れるのであった。レンタルDVDも便利なのだが、映画製作者側の計算には「映画は映画館で観る」という基本があるので、画面の細かなこだわりや音のグレードを楽しみむには映画館に行かなくちゃ!

さて、カードの話はこれくらいにして、昨日の映画は「トランスフォーマー」だった。先月観た「パイレーツ・オブ・カリビアン」があまりにもつまらなかったので、その時、予告編で観た「トランスフォーマー」が気になっていたのだ。

ネタばれになるといけないので詳しいことは書かないが「トランスフォーマー」は予告編と本編とではかなり雰囲気が違っている映画だ。予告編では「宇宙戦争」のような緊張感あふれる侵略ものとして感じていた。侵略者と人類との壮絶なる戦いであろうと想像していたのだが・・・。

ほとんど予備知識なしで観た映画だが、ある程度予備知識があったほうが裏切られずに分かりやすいと思うので、これから見る方々のために少しだけ書いておくとしよう。

● 「トランスフォーマー」はテーマが侵略者と人類の戦いではない。
● 「トランスフォーマー」は侵略系宇宙人と善人系宇宙人との戦いである。
● 「トランスフォーマー」は突っ込みどころが多い。だがお笑い映画なので許す。
● 「トランスフォーマー」はウイットに富んだ笑える台詞が多い。
● 「トランスフォーマー」はWorld Wide WebやeBayに詳しいと楽しめる。
● 「トランスフォーマー」は日本製品が賞賛される。
● 「トランスフォーマー」はガンダム世代に嬉しい映像である。
● 「トランスフォーマー」は善人系ロボット型宇宙人が実にキュートである。

このように書いてみてもよくは分らないだろうが、登録会員にも「この映画はちょっとなあ・・・」と否定的な方がいる。それはそれで意見として理解できなくもないが、私はけっこう笑いながらとても楽しめた映画なのだ。テレビでやっている変身戦隊モノの超豪華版だと言えばいいかな〜!



最近のCG技術ではもうどのような過激な戦闘シーンでも実写とCGの区別はつかない。本当に都会の真ん中で大きなロボットたちが闘っているようにしか見えない。煙漂う市街戦で人間とロボット型宇宙人(オートボットと呼ばれる)が混然一体となっている光景はどうやって合成しているのだ?と思えるほどであった。

楽屋落ちではあるが、善人系変身ロボットの一つは名前が「バンブルビー」である。ギターに使う高級コンデンサのメーカー名なので、思わず笑ってしまった私だ。映画を観終わって、帰りに駐車場に降りたときそこにズラリと駐車していた車を見て、なんとなくロボットに変身しそうな気配がしたなあ。


本日の結論
アクション系ロボットSFお笑い映画だと思って鑑賞するとかなり楽しめる!


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