便所的改造論
2007年06月21日 自動的に流れてしまうぞ!


このように便器は取り去られた!

「本日無事に工事終了!」


日本に洗浄便座文化が定着してかなりたつ。海外に行くたびに「あああ・・・トイレが・・・洗浄便座が恋しい〜!」と思ってしまうほど、体に染みついた洗浄感覚である!アメリカでは昨今少しずつ利用者が増えてきているそうだ。ハリウッドスターもご愛用と最近のニュースでやっていたなあ。

ちなみにヨーロッパでは洗浄便座がなかなか普及しにくいようである。もともとトイレ文化が貧困な地域のようだ。あのベルサイユ宮殿だってその昔はトイレが一個もなかったんだからね。しかし、現在でもそのような文化の名残はあるのだろうか?ヨーロッパ在住の方のご意見をお聞かせ願いたいものだ。

当家でも勿論、洗浄便座をいち早く導入し使っているのだが、20年近く使ってきたため年数がたちすぎたせいか、このところ急激に噴水能力の低下が感じられるようになってきた。よくぞここまで壊れずにもったものである!設置当初の噴水力は、肛門から直腸まで届くような直撃感覚があり、根こそぎ奇麗にしてくれるような勢いがあったのだが、このところ小川のせせらぎのごとき軟弱な水圧しか感じられなくなってきた。

そこで妻は言う「トイレのリフォームをしたい!」ほほう!便座だけではなく、トイレそのものをリフォームしたいってか?確かに「ふちなしトイレにして〜!」なんてなCMも流れるようになったし、使いやすくて掃除しやすいのがトレンドなんだろうな。

私のトイレに対する不満は、マンション用のトイレは便器が一回り小さいことだ。女性は気付きにくいことなのだが、男子が座って排泄する際に大は問題ないのだが、勢い余って小が便器内に収まらないケースがあるのだ。便器を伝って小が外に漏れる現象は何度か経験している。ノーマルサイズの便器だとこの現象は起こらないのだが・・・。てなことで、次に取り付ける便器はノーマルサイズを希望したい私である!

なんてなことを考えていたら、私が以前勤めていた会社から「退職慰労金」が支給されることが決定した。役員として5年間勤務していたことに対するものである。突然舞い込んだある程度まとまったお金である。妻は早速「トイレリフォーム」の決断をするのだった。

妻はしばらく前から見つけていた業者とメールで連絡を取り、見積もりを取り、思いっきり値切り倒し、驚くほどの交渉術で「えっ?こんなに安いの?」と思える金額で、当家のトイレは床、壁、天井、便器にペーパーホルダー、最新の洗浄便座、さらに換気扇までリフォームすることになったのである!もちろん便器はフチナシなのだ!


これが取り付け前のフチナシトイレだ!


ちなみに、事前打ち合わせに来た担当に妻が「ところで工事する方々の昼食はどうしたらよいですか?」と聞いたところ、トイレのリフォームは場所が場所だけに工事中で使えない状態が長く続くと辛いことになるので、職人は昼食抜きで一気に仕上げるという。職人は朝から来て作業を行い、約7時間で終了となる。なるほどなあ・・・水回り業界にもそれなりのハウツーがあるんだなあ〜!てなことで、本日無事に工事終了!


こうやって仕上がった!


余談だが、工事にやって来た職人は当家に入るなり「お〜っ!ギターですねえ〜!」と玄関先に飾ってあるギターを見て嬉しそうだった。聞いてみると職人はハードロックバンドをやっているとか。その職人もかなりの数のギターを収集しているという。作業の合間に、ギター談義や最近作っている小型アンプを見てもらって盛り上がる一日であった!


今日の結論
新しい洗浄便座は噴水力が攻撃的だ!

------------------------------

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。


GO TO HOME PAGE