車歪的完成形
2007年05月24日 ようやく出来上がった!


見た目は単なる Ferarri だが・・・。

「このままいけばゴミ屋敷」

先週発注していた電子パーツが、今朝早く郵便小包で届いた。大量のパーツは「好きなだけお造りなさい!」と言いたげにダンボール箱の中に収まっていた。待ってたんだよ〜〜〜!!!待ってたんだよ〜〜〜!!!今日は休みなので、造りかけだった「CAR AMPLIFIER」の追加作業に朝っぱらから取りかかってみた。

途中で作業が止っていたのは、部品不足によるもの。特に電源スイッチが足りなかったのだ。手元にあったスイッチでは大きすぎて車体に収納でできなかったのが原因である。行き当たりばったりの作業なので、そんなことも起こってしまうのだ!

回路を最終確認し、スイッチを繋ぎ込んだ。パイロットランプのLEDも点灯するように設置した。一応これで良いのではないかと思えるところまで完成したので、車体に組み込む前にいったんむき出し回路をギターへ繋ぎ動作確認を行う事にした。いざ繋いでスイッチを入れたところ「ピ〜〜〜〜〜〜〜〜」と発信音が聞こえて来た。え?????何が間違ってんの?まいっちまうな〜〜〜!!!確認したはずなのに・・・。

再度、回路をじっくり確認した。パーツの配置に問題は無い。配線も間違いない・・・いったいどこが・・・どこが・・・あっ!これか〜〜〜!!!と、見つけたのは一か所だけアースにショートしてる箇所を発見した。ほんのわずかに半田が流れてショートしていたのだ!アブネエ!あぶねえ!修正処理を施し再度テストをすると・・・ふっふっふ・・・今度は問題ない。まともにディストーションサウンドが飛び出した!だが、テスト用の小さなむき出しスピーカーなので音質の確認が苦しい。早くテスト用のスピーカーボックスを造らねば!

それでは車体の中に組み込んで仕上げる事にしよう!こまかな配線にいささか時間はかかったが、なんとか組み込む事に成功した。すべてがギリギリのサイズである。ほんのちょっとサイズの計算を間違うと収納できなくなるのだ。では再度ギターに繋いでテストをしてみよう!してみよう・・・してみよう・・・してみよう・・・あら?あらら?なんで?音がでね〜ぞ〜〜〜!!!

さっきのテストでは出ていたのだが・・・。LEDは点灯しているので電流は流れているはずだ・・・。いったんスイッチを切ってみると・・・なんぢゃこりゃ?今度は音が出たぞ!でもLEDは消えているのだが・・・。ううむ明らかに配線間違い・・・再びスイッチ部分の配線をやり直そう!スイッチの端子を眺めつつしばし悩んだが、なんとか修正は完了した!

てな風にあれこれドタバタする事で頭脳はフル回転し、気分はハイになってきた!失敗やトラブルこそ大人のホビーの面白さなのである!スムーズに進んだら勉強になりゃしないのだ!ようやく回路が出来上がったので、もう一度車体を組み上げ、作業中にいじり過ぎて手あかで汚れていた車体を奇麗に拭いて作業完了である!では、いよいよマーシャルのスピーカーに繋いでサウンドの仕上がりを確認しよう!


このギターアンプは「SMOKEY AMP」の回路に手を加え少しパーツを増やし、コンデンサの数値を変えた物である。基本的にディストーションバリバリのサウンドが出るはずだが・・・。Fenderを繋いで弾いてみると・・・確かにディストーションサウンドである。だが、私が考えていたよりハイが出ている感じで少し気になる。何となく音に滑らかさが足りない。そうか・・・こういう結果になるのか・・・。なるほどね!まあ私の狙ったサウンドの修正がちょっと行き過ぎた感じだ。使えない事は無いので、これはこのままシャレとして置いておこう!スイッチを入れると以下の画像のようにブルーのルームライトが点灯するのだ!

ジャックは以下の画像のようにリアのボンネットを開いて繋ぐようにしてある。ここで計算が狂った事が一つあった。ボンネットの開く角度が若干足りなくて、通常のストレートプラグは使いにくいのだ。ストレートでも使えない事は無いのだが、L 型プラグ使用を推奨するのである!2本のプラグの間に電源スイッチが見えるている。とても小さなスイッチなのだ。


電源はフロントのトランク内に006Pが入れてある。この電池スペースはとてもシビア!ギリギリに収まっているので、電池を入れ換える際には収納するのにちょっとしたコツが必要となる。

ゴールデンウイークに、ふとした思いつきで始めた「CAR AMPLIFIER」製作はなんとか無事に一号機が完成した。製作中の苦労は楽しかったが、二号機を造るか?と言われれば「しばらくはやりたくないっす!」と答える事にしよう!アンプの回路部分以外に様々な気を配らなくてはならないので、結構疲れる作業だったのだ!





このところ、私の机の回りは電子部品やバラしたモデルカー、部品取りしたコンデンサに抵抗、スピーカーや取り出した後のスピーカーボックス、半田ごてなどでとてつもなく汚れはてている。さらに御報告はしていないが、回路のテスト用にと造りかけの変なアンプがいくつか転がっているのだ。そろそろ片付けないと、このままいけばゴミ屋敷化しかねないなあ・・・。



本日の結論
完成させた軽い疲労感が心地よいなあ〜!とっとと、 次に行こうっと!
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