減音的鼠園風
2007年04月15日 よ〜し!一気に作り上げよう・・・!


おおお〜〜〜!!!ハードロック!」

前回の続きである!爽やかな朝の目覚めに、いよいよ半田ゴテを温めて作業開始だ〜!

4月14日午前中に郵便で届けられたアッテネータ部品は、思っていたよりもかなり大きかった!ケースとして用意していたディズニーのクッキー缶は、ちょっと大きめだなあと思っていたのだが、結果的には程よいサイズになってしまったようだ。正解正解!

まずは、缶にパーツを取り付ける為の穴をあけなければならない。これは技術的に問題ない。電気的知識も要らない。キリでセンターを開けて、その後にリーマーでグリグリと広げ、適正なサイズを確保するだけだから根気だけの勝負である。この作業にかなり集中していたので、報告用のスナップ撮影をすっかり忘れてしまった!

その後、各穴にパーツを空合わせして位置関係の確認をした。問題ない!な〜んももんだいない!ではパーツのハンダ付けを始めよう!これまた先日来予習していた配線を確認しつつ作業を進めた。もちろんパーツはテスターを使って、IN OUT 端子の確認は怠らなかった。ここまでで約30分の作業。机の上が金属のケズリクズだらけになったので、いったん掃除をした。



ハンダ付けもこれまた手慣れたものでスムーズに進んだ。必要なパーツはアッテネータ本体以外はすべて机の回りにあったものを再利用することで全部揃ってしまった。特にノブは、1999年にギターをレストアしようとした際に買った物が、ギターのサイズに合わずに放置したままだったのを思い出した。探してみると・・・ふふふ・・・なんと机の中から出て来たのである!これで又しても出費無しで済んだぞ!

てなことで、指先に軽いヤケドを負いつつ1時間かかって作業した「簡易型アッテネータ・ディズニー無許可バージョン」はこのように組み上がったのである!思っていたよりもスムーズに進んだので早い仕上がりだった!下の画像でシンプルな配線である事がお分かりだろう!


「簡易型アッテネータ・ディズニー無許可バージョン」

この画像がほぼ実物大だ!

通電すると発熱があると聞いていたので、未使用時はフタをかぶせ、使用時にはフタを外すという実にアナログな対応策をとる事にした。ふたに空気抜きの穴をあける方法もあるが、単にその作業が面倒くさいだけである。機能的にはフタを外した方が冷却効果があるだろうから、使用上の問題は無いはずだ!これで「簡易型アッテネータ・ディズニー無許可バージョン」完成である!

まずは、安いアンプに繋いでテストだ!出来上がったばかりの簡易型アッテネータを小さなマーシャル三段積みのヘッドとスピーカーの間に繋ぎ電源を入れた。アッテネータをフルボリュームにしてもノイズは出ていない。問題無いようだ。次にギターを弾いてみた。ちゃんと音が出ている。これまた信号の通り道に問題は無いようだ。ではいよいよアッテネータの作動チェックである!



まずアッテネータのボリュームを絞り切っておいて、アンプ側のボリュームとゲインをフルにした。次にギターを弾くとほんのかすかに音が聞こえた。そろそろとアッテネータのボリュームを右に回して行くと・・・小さいながらも深いディストーションとサスティーンの効いたサウンドが飛び出した!音が痩せている感じがしない。おおお〜〜〜!!!ブリティッシュ・ハードロックサウンドぢゃん!この音の大きさだと近隣への迷惑をかけずに済むなあ〜〜〜!!!てなことで「簡易型アッテネータ・ディズニー無許可バージョン」堂々の完成である!


総制作費 1,920円  製作期間 1時間

で、同日にもう一つの動きが始まっていた。登録会員00219 松 さまから貸し出してもらったアッテネータ商品が届けられたのである。これは構造を勉強する為にお借りした物だ。かなり大きなサイズである。ケースの隙間から抵抗がずらり並んでいるのが見える。ううむ・・・本格的な物はこのように造るのか・・・。まだまだ研究の余地がずいぶんあるなあ!あくまでも私が造った物は簡易型に過ぎないぞ!



よ〜〜〜し!このお借りした「Power Soak」と自作アッテネータの違いを出音で検証し、さらに次のアッテネータへ向けて研究開始だ〜〜〜!!!さらに7月には登録会員00176 WindyCityさまからもTHDのアッテネータをご提供していただけるとご連絡があったので楽しみである! お〜いに楽しみである!今年はこの方向性で遊んでみようっと!



本日の結論
ようやく第一弾アッテネータが完成したが、次はもっと高級タイプに挑戦しようっと!

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