増幅的別路線
2007年03月24日 思考は次々と変化し・・・!


The BOOGIE MITE AMP

「日本との価格差はど〜〜〜なってんだ?」

さあ!気を取り直して次の小出力チューブアンプ探しを続行しよう!

実は「BUMBOX」を目標にする直前まで悩んでいた事があった。上の画像にあるアンプは「The BOOGIE MITE AMP」という。このアンプはフルチューブで出力3wなのだ。「BUMBOX」と同じく某氏の六弦系WEBで知ったアンプであった。私が欲しかった「小出力でリーズナブルなチューブアンプ」の条件にハマるのだ。

アメリカの販売店のWEBによると、「The BOOGIE MITE AMP」は定価が1200ドルとなっている。結構な値段だ手を出しにくいなあ・・・。ところが、そのショップではディスカウント価格で595ドルで販売している!なんてこったい!50%以上の値引きなのである!「これなら買える!」と思わせる価格なのだ!画像を見てもお分かりの通り、コントロール系もしっかりしている。サウンドはFender系のようだ。某氏はクリーンサウンドを絶賛しているのだが・・・。

ところが、私には見た目の問題が残っていた。とりあえずマーシャルのスピーカーキャビネットを使おうと思っていたので、このシャーシデザインでは積み上げた時に見た目が何となく違和感がある。そんなワケで先日はマーシャルライクな「BUMBOX」をターゲットにしていたのだが・・・。

やがて、別の思考が頭をもたげて来た。今持っているソリッドステートのマーシャルヘッドの外側を利用して、その中身をオールチューブに改造できないのか?そうすれば見た目の違和感は全く無くなる事になる!面白い!面白いぞ〜〜〜!!!

てなことで思いついたものの、一からチューブアンプを設計して造る能力も知識も私にはない。そうなるとキットか? 探してみた。そのような方々はたくさんいるようで、キットを買って組み立てたり、自力でパーツを全部そろえて組み立てたりと、結構な苦労をして自作ギターアンプを組み立てている方々がいるのだ!WEBにはそのような情報がたくさん載っているのだが、ううむ・・・かなり苦労されているようだし、オシロスコープを使ってのチェックなんぞも必要なようだと・・・。予算的にはかなりのモノがあるようだ。

そんな観点でもう一度「The BOOGIE MITE AMP」のページを見ると・・・。おおお〜〜〜!!!なんと言う事だ!このアンプは完成品だけではなく、キット販売もしているのである!その価格は405ドルだった!ほほう!これは面白い!中級者向けでハンダが使えれば製作可能と書いてあった。ただし、初めての人には勧めないとも書いてあったのだ!ううう・・・私は初めてだしなあ・・・。失敗すると痛いなあ・・・。

さらに面白いキットを見つけた! 同じアンプなのだが、シャーシ無しのキットである。つまり、私が今狙っているように、別物の器に組み込む為のオールチューブアンプキットである!おおお〜〜〜まさに私が探していたのはこれではないか!しかも価格は351ドルと大幅にダウンするのである!く〜〜〜っ私にアンプ製作能力があれば、迷わずこれを選ぶのだが・・・落涙・・・落涙・・・。

見た目はマーシャルで出てくるサウンドはフェンダーという、変なアンプが出来上がる可能性のある上記プロダクトは、今後も研究の余地がある!いずれにせよ自力だけでは難しいようなので、協力者が現れた時に再度燃え上がってみる事にしよう!

気持ちが落ち着いたところで、さらに別の路線は無いのかと探し始めてみた。それはアッテネータの存在である!チューブアンプの大きな出力を減少させてスピーカーに伝えるものだ。これによってアンプそのものはフルドライブさせて充分に能力を引き出しておいて、出音は小さく出来るのだ。アッテネータ内蔵のチューブアンプも販売している。さっそく調べてみた。

次に見つけたのは「THD BiValve」だった。30wのチューブアンプである。出力は自宅用には大きいが、アッテネータ付きなので小さな音でもフルドライブ感が出せる機種である。しかも面白い機能がありそうだった。

BiValveは、2本のプリチューブ、2本のパワーチューブを、自由な組み合わせで差し替えることができます。画期的を超え、革命的な真空管アンプヘッドといえるでしょう。

プレイスタイルや求めるサウンドに応じて、自由に真空管をチョイスすることができるのです。そのため、スムースなクリーントーンからアグレッシブなドライヴトーンまでの無限のサウンドバリエーションとPLEXI等これまでのTHD製品で培った極上のチューブトーンが得られます。

パワー管
パワー管にはEL34、6L6、6550、KT90、KT88、KT77、KT66等をバイアス調整することなく、しかも自由な組み合わせで差し替えることができます。

プリ管
プリ管には12AX7、12AT7、12AU7、12AY7、12AZ7等を自由に組み合わせて使用することができます。

ワット数
THD UniValveから比べて、パワー管が2本になったことで、ワット数も倍の30Wになりました。ロックバンドのライブにも充分な音量が得られます。加えて、HOT PLATEアッテネーターを内蔵しており、小音量でフルドライヴサウンドを得られます。

他にも色々書いてあったがそれは省くとして、問題は価格である!安くなければ意味が無い今回のアンプ探しなのである!「THD BiValve」は日本での定価が¥312,900 (本体価格 \298,000) となっている。ううむ高すぎる・・・これでは・・・これでは・・・意味ね〜ぢゃん!

こうなると又もや、海外のショップではいくらで販売しているのだろうか?と気になるのである!早速、探してみた。まずは前回「BUMBOX」を注文したショップを観てみよう!ところが・・・商品は扱っているのだが、価格がでていない!なんと時価なのだろうか?問い合わせしてくれと書いてあった!スペシャルプライスを出すというのだ!よ〜し問い合わせてみようではないか!数時間後返事が来た。一行だけのシンプルな返事であった!以下に載せる。

$1100 shipped

なんてこったい!13万円程度なのである!日本との価格差はど〜〜〜なってんだ?あまりにも違いがあり過ぎて大笑いしてしまった。またもや悩んでしまうなあ・・・・。もっと探そうっと!



本日の結論
今日もほしがりやさんだね〜!(にしおかすみこ風)

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