知事的東国原

2007年01月22日 私の郷里はこうなった・・・!


「そのまんま東」氏は本名は「東国原英夫」

「クリーンな観光都市に」

私が生まれ育った郷里は宮崎県である。今も実家は宮崎市の中心部からちょっと離れた南宮崎に存在している。私の実弟も近所で生活をしている。そして、宮崎県知事選が昨日行われ、皆さまご存知の通り注目の選挙結果は「そのまんま東」氏の圧勝に終わった。つまり、新宮崎県知事は「そのまんま東」氏に決定したのである!

さっそく、当確が出た段階で実家の母に電話で聞いてみた。「どうなんだよ、新しい知事は?」すると母は消え入りそうな涙声で「たまらん・・・あん人にできようか・・・」すなわち母の思いは「そのまんま東」に知事は無理であり、今の心境は堪え難いと言っているのである。否定的だなあ。今年80歳になる母の思いは複雑なのであった。

次に実弟にも電話取材をしてみた。「まあ、いいんじゃねえのか?しがらみが無いってところが評価されたようだし。俺も投票したけど」ふうん・・・こちらは肯定的だなあ。今までの宮崎県知事は談合問題等の不祥事が続きいろいろ問題になっていたので「そのまんま東」の地元企業に対するしがらみの無さが、これからの県政をクリーンにするだろうとの評価だろう。ただし、実弟はこうも言っていた「たぶん一期だけだろうけどね」その予想は今朝の新聞記事内でも見受けられたなあ。

「そのまんま東」氏は本名は「東国原英夫」である。ヒガシコクバルとよむ。さて、地元の方々はこれから先、知事の事をどう呼ぶのだろうか?今朝届いた宮崎在住の登録会員からのメールによると「そのまんま知事」と呼ぶかな〜と書いてあった。確かに「そのまんま東知事」と呼ぶには長過ぎるもんなあ。ちなみに、昨日同窓会だったという宮崎在住登録会員の調査では、同窓会に出席した14名のうち4名が「そのまんま東」に投票したそうである。

ところで「そのまんま東」氏はかつて不祥事で謹慎していた事もあった。実は私は仕事上で一度迷惑を被った一人である。フライデー編集部襲撃事件の時、ビートたけしとたけし軍団を使うCMの企画真っ最中であった。彼らの出演は決定しており、企画内容を煮詰めていてそろそろ決まるかと思われた頃に、彼らはフライデー編集部襲撃事件を起こしたのである。その瞬間に仕事が吹っ飛んだのは言うまでもない。あらためてタレント探しから出直し、なんとか期限までに撮影にこぎ着けたのだ。

「そのまんま東」氏は現在49歳である。初めて私より年下の宮崎県知事が誕生した事になる。おおなんと!私の実弟よりも年下ではないか!その若さで是非とも宮崎県をクリーンな観光都市に復活させていただきたいと思う今日この頃である!


宮崎在住登録会員より送られて来た画像

一つ気になるのは、宮崎県庁職員は全員明日から上司が「そのまんま東」だという事実。私は当事者ではないので、何とも言えないのだが、職員たちはどう感じているのだろうか?いやいや!私は「そのまんま東」を否定しているのではない。ただ、若い職員はともかくかなりのベテラン職員たちは複雑な心境なんだろうなあと勝手に感じる次第で・・・。もし宮崎県職員の方がこれを読まれていたら、感想なんぞを教えていただければ幸いなのだが・・・!どなたかいます?



本日の結論
「ピンクスキャンダルや暴力」より「談合や贈収賄」の方が県民は許さんてことか!

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