仮説的汗拭布
2006年08月24日  可能性を考えてみた!


「うっへ〜!すんげえ邪推だな!」

暴論だが、そろそろ高校野球を公営ギャンブルとして宝くじみたいに売り出したらどうだろうか?甲子園出場のチームのうち上位8チームを当てるのである。ロト6の要領である。サッカーで言えばTOTOみたいなもんだ。高校野球なので「KOKO」との愛称はどうだろうか?全国民がもっと盛り上がるぞ〜!

私は高校野球そのものには全く興味がない。毎年センバツや夏の甲子園の季節になると「勝手にやってれば」と盛り上がる人々をクールに横目で観ているのである。それがどういうわけか、今年の夏は高校野球好きの妻に付き合って一緒に決勝戦を観るはめに陥った。

どちらを応援するでもなくボ〜ッと観ていたところ、試合は延長戦に突入しさらにそれが決着せず、引き分けの翌日再試合となってしまった。皆様ご存知の通りである。この時点で、実は私も「どうなるんだよこの先は?」とやや気になり始めた。

翌日の再試合が始まる前の午前中に、妻と一緒に近所の大手スーパーマーケットへ食料品を買い出しに行った。すると平日の午前中にもかかわらず、大勢の客が押し寄せていたのだった。驚くほどの客の数だった。お〜〜〜う!誰しも決勝戦を観るために昼食の買い出しをしに来たのか?

てなことで、買い物を済ませると、とっとと自宅へ帰りテレビの前に食料品を用意し陣取った。その後の試合結果は、皆様もよ〜くご存知の通り、稀に見る名試合となったわけだ。さてそこで気になるのは、早実のエース斉藤投手の件である。彼は「ハンカチ王子」と呼ばれた程に、タオル地のハンカチを使い汗を拭っていた。それが社会現象にもなり、そのハンカチのメーカー探しが話題になった。もちろんブルーのタオル地ハンカチが甲子園ファンに飛ぶように売れ、すでにメーカーにも在庫が無いと言う。

さらに、その影響でハンカチやタオル業界の大手「川辺」の株価が一時20%以上も上昇する現象が現れた。こんな株価上昇はなかなか起るものではない。驚くべき甲子園効果である。だが・・・ここから先は邪推と仮説であるのでそれなりに読んでいただきたいのだが・・・・。

もし、あのハンカチ王子騒動が実は仕組まれていたモノだとしたら?とは考えられないだろうか?高校野球好きのメーカー担当者がふと考えた「あのマウンドでうちのタオルを使ってくれたらなあ・・・」とね。それを聞いた広告代理店担当者は作戦を立て始めた。目立つためには優勝候補のエースに使わせる必要がある。入念な事前調査が行われ始めた。タオルゆえに清潔感がある選手が望ましい・・・。

その後、数名に絞り込まれた投手たちへアプローチが始まった。裏では膨大な広告経費が動いていた。ターゲットとなった投手の自宅へは大量のハンドタオルが届けられた。そして、そのタオルを使い続ける行為と引き換えに裏契約料が支払われる事になった。ただし成功報酬として「優勝」が必須条件となっていたのだ。そして、エースはその条件をクリアしたのだった。世間はその作戦に乗りハンドタオル狂乱が起った。広告代理店もメーカーから成功報酬を受け取る事になったのである。

うっへ〜!すんげえ邪推だな!

で、今まで書いた事を振り返ってみると、来年の高校野球で次の手を考える広告代理店が出て来てもおかしくはない。ハンドタオルに代わる何かを見つけ、投手に使わせ誘導的ブームを生み、莫大な広告費を稼ぐのである。さて、何がその新アイテムとなるのか?来年の甲子園が楽しみである!



本日の結論
ピアスをした投手ってのはどうだ?

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