六弦的魔力辿

2005年10月13日 ここまで辿り着いた・・・!


この幻を追い続け29年目。

「ひとつの区切りとはなった

2002年冬、11月22日にその悪夢は始まった。押し寄せる「嘘」と「反故」の嵐!あの日、Martin D-45をWEBオークションで落札した瞬間から、倉庫 番(くらこ つがい)はオークションの裏で蠢く深い闇に巻き込まれ、苦悩が始まった。以来、納品されることなく、返金されることなく日々は過ぎて行った。自ら招いた災いであると後悔の日々が続いた。やがて状況の裏側が見え始めた時、倉庫 番は戦い抜く意志を持ち始めたのだった・・・。そして、出品者からの返金が少しずつ始まった・・・これは、平成不況から脱しようともがく日本経済の逆風の中、果敢に謎に立ち向かっていった男の物語である。足掛け4年目に突入し、じわじわ終結にたどりついたドラマである!

♪〜〜〜風の中のす〜ばる〜〜〜〜〜〜♪


私家版

プロジェクト
HEX(ヘックス)
「D-45を追え!辿着編」

今までこの六弦的魔力戦シリーズを読み続けていなかった方々には意味が分らないだろうが・・・。今日も書いてみる。

2005年3月頭から始まった出品者からの1000円〜5000円の連続小額返金は、一時期順調に続いていたが、徐々にその勢いは落ち始め、振り込み間隔が開き始めた。時には2週間も振り込みが無い日々があった。最近は1週間に一度の振込みペースとなっていたが、10月13日になり3000円が振込まれて来た。これで、今までに出品者が返済して来た額は、トータルでようやく倉庫 番(くらこつがい)が当初だまし取られた金額である438,000円に達したのだった。金額的には完済である。だが・・・今日で全てが終わったのか?

いやそうではない。倉庫 番は出品者に返済延滞の利息を要求していた・・・。438,000円のうち、3万円は利息としてもらっておくと宣言した金額だった。さらに支払額の10%を遅延の利息として要求していたのだ。つまり、当初の返済の約束が果たされるとすれば、まだ73,800円は出品者から支払われる事になるのだ。さて、この先どこまで出品者はつきあうつもりがあるのか?遅延利息の考え方は、内容証明郵便で出品者に通知した事柄である。相手もそれに同意して返金は始まったのだ。 

だが、ここから先はどこまでたどり着けるのか分らない。まったく手の内が見えない相手なのだ。10月13日の3000円支払いで全てが停止してしまうかも知れない・・・。元金さえ返されてしまえば、倉庫 番は詐偽としての被害届が出せなくなってしまうからだ。返済延滞の利息は相手に対するペナルティーの意味である。それが欲しくて倉庫 番(くらこつがい)は言い出したわけでは無い。出品者の執拗な嘘の日々に激怒したから、あえて突き付けたペナルティーなのだ。あれ程のひどい嘘の日々を繰り返した相手が罰されないことがあってはならない・・・。

最近の返済ペースで行けば、利息分73,800円の返済はいつまでかかるのだろうか?1週間に3000円とすれば25週かかる事になる。おいおい!まだ6か月近くかかる計算になるぞ! とりあえず元金が完済された事で、詐偽犯罪に巻き込まれたものとしては「返って来ただけマシ」としなければならないのだろうか?その観点から言えば、これから先の利息分返済話はオマケみたいなものだ。いずれ出品者は態度を明らかにするだろう。今月中にもう一度でも振込まれれば利息の支払い意志ありとなる。倉庫 番は返済をじっくり待つと言うよりこのまま「放置」しておけば良いだけか・・・。

2002年11月22日から始まったこのドタバタは丸3年を過ぎてもまだまだ引きずりそうな気配がある。2006年に突入するだろう。だが、この先の展開はそれほど劇的なものにはならないだろう。グズグズのうちに立ち消えになって行くかも知れない・・・。本日の報告では大団円とまではならなかったが、元金が戻った事でひとつの区切りとはなった。いったんここで「六弦的魔力戦シリーズ」はお休みとしよう。

いずれまたころ合いを見て遅延金利がどうなって行ったのか経過を御報告する!

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この日、倉庫 番の心は晴れなかった。余りにも長くなり過ぎた戦いの日々に疲れ切っていた。元金が戻った事さえ喜びとはなっていなかった。ストレスの日々は倉庫 番の心を確実に蝕んでいた。物事は結果だけでは無く、経過が重要であるとしみじみ感じていた・・・。そして今年もまた風が冷たくなる季節が始まっていた・・・。


*このストーリーは、現実をモチーフにしたフィクションであり、
 登場した個人名、団体名、地名、商品名等は架空のモノです。
 ひょっとして実在するかも知れませんが・・・!(なんだよそれ?)



本日の結論
この先はもっと気長に待つ事にするか!

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