雑談的妻帰省

2005年09月24日 久々の独り暮らしは?
実家までは何時間?

「頼むから1週間後には

「実家に帰らせていただきます・・・」と妻は一昨日九州へ向かって飛び立った。別に妻は家出をしたわけではない。私と喧嘩をしたわけでもない。1週間の帰省である。久々に亡き父親の法事のため、兄弟姉妹が九州に全員集まるのだと言う。妻は7人兄弟の末っ子なのだ。

私は弟と2人兄弟だ。妻の年齢は私と同じである。この兄弟7人という数はどうなのだろうか?登録会員の中にも兄弟が多い方を知っているが・・・。少子化の世の中で7人兄弟は豊かな感じがする。貧しくても肩を寄せ合って育っていた感じのイメージがある(そうか〜?)私自身はとても自分の子供を7人も育てられないだろうなと感じるのだがなあ・・・。

私は郷里から遠く離れて生活し、さらに兄弟が少ないので親戚付き合いは皆無に近い。日々の暮らしの中でそんな親戚付き合いが無い事が良い事なのか?うっとうしくなくていいような気もするが、少しは親戚のドタバタに巻き込まれてもいいような気がし始めた。年齢がそう思わせるようになったのだろうか?郷愁か?

久々に遠くの郷里に帰る感覚は、東京都心部で生まれ育ち生活されている方々には味わえない独特のものがある。今では飛行機で国内ならどこでも2時間程度で移動が可能だ。単純に時間経過だけで考えれば、都心部の渋滞に巻き込まれて東京ディズニーランドまで移動するのと大した違いは無い2時間だが、やはり時間ではなく実家までの距離が持つパワーが帰郷の際の感覚を作り出すのだろう。

貴方の実家までの距離は?何時間?

私の場合は、羽田から飛び立てば2時間後には実家に到着する。九州に帰省しても母とは大して話す事も無く、弟とは男同士なので、おしゃべりで盛り上がる事も無い。私は酒もたしなまないので実に淡々としたものである。だが、妻には姉が3人もいるので、きっと1週間シャベリっぱなしの状況になるのだろうな。その間、男兄弟はどうしているのだろうか?

私はこのところ数年間は毎年この連休の時期に、群馬県片品村に出かけていた。登録会員笠松様のログハウスに多くの方々が集まってジャズライブや、バーベキューを楽しむのだ。ログハウスは私の実家ではないのだが、足を向けるたびに懐かしい感覚がある。やはり距離感がもたらす疑似実家感覚だろうか?残念なが体調の問題もあって今年は参加できなかったが、きっとほかの方々は今頃バーベキューで盛り上がっているのだろうなあ。

と、久々に自宅に一人取り残された私は、7-11の弁当を仕入れ、お茶を買い、のんびりと過ごしているのである。一人でいると家がとても広く感じる。そして、なるべく食器を汚さないようにと、一つのコップだけを洗って使い回している。実に地味な対処である!料理は嫌いではないのだが、自分一人のための料理はとても作る気がしないので、お湯さえ湧かさない状況だ。コーヒーさえ入れないのだ!(なんちゅう生活だよ!)

つまり、妻がいない1週間は私にとって耐久生活に近い状況になるのである。汚れ物や生ゴミを極力出さない生活にし、部屋もなるべく汚れないように気をつけなければならない。冷蔵庫の中身も残り物を処分する方向で考えなければならない。てなことで、今日のお昼も冷凍パンを解凍してミルクで食すのであった。

だが、こんな生活も長く続けられるわけが無い。頼むから1週間後には必ず帰って来てくれ!妻よ!

本日の結論
いなくなってみると、妻のありがたみが分かる!

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