非常的持出袋

2005年08月24日 みんな準備は大丈夫か?




「趣味の品を入れることは」

会社で全社員に対して「非常持出袋」支給された。今までも常備して一か所にまとめて置いてあったのだが、このところの頻繁なる地震続きで「そろそろ身近な場所に置くべきではないのか?」との判断により、個人管理とされたのであった。

私に渡された袋の中をのぞくと「ヘルメット、軍手、防煙マスク、乾パン、ミネラルウオーター」が入っていた。 さて、この品揃えでいったい何日生きて行けるのだろうか?乾パンはちびちび齧って1日分。水は2リットルだからやはり1日しか持たない。だが、1日あれば15km程度は歩けるだろうから自宅まで戻ることは出来るので、会社の備品としてはとりあえずこれでよしとしよう。チョコレート一箱くらいは増量しておいてもよいか?

そうなると気になるのは自宅の「非常持出袋」だ。状況はどうなのだろうか?んんと・・・じっくり考えても思い出せない。そりゃあそうだよな、自分で準備した記憶が無いもんな。確か・・・ナイフとライターは入れてあった気がする。ラジオも入れてあったか?ラジオがあっても電池が無けりゃ話にならないな。電池があっても放電していればそれでおしまいだ。こりゃいかん!そろそろ自宅もチェックしておかねば!

無事に自宅まで戻れたとしても、電気が止まってしまうとマンション暮らしはポンプが動かないと水が使えなくなる。この際、風呂は我慢するとしても、トイレが使えなくなってしまうのは困る。ウォシュレットなんて贅沢なことは言わないが、流せないのはおおいに困る。そうなると数日間のトイレ対策のためにも常にお風呂には水が張ってないとイカンわけだな!

考えられる最強の「非常持出袋グッズ」とはなんだろうか? 今の世の中は災害時に携帯電話が無いとどうにもならない。最近の人気商品で「手回し発電機付き懐中電灯、ラジオ、サイレン、携帯電話充電端子付き」があるようだ。手回しで充電出来るグッズは使い出がありそうだ。そうなると、携帯電話の機能も考えねばならない。災害に備えるなら「テレビ付き携帯電話」が必須ではないだろうか?ラジオより情報量が多いはずだ。手回しで発電しテレビが見られてメールで連絡もつけられる携帯電話。これは重要だ!WEBだって携帯電話でチェック出来る世の中なのだ!この組み合わせが最強グッズとなるのか?



災害が発生すれば、日本国内であれば数日で救援物資は届くはずだ。各コンビニと自治体が協力体制を組むとの情報も出て来たので、そのあたりの準備は問題無さそうだ。食料品は数日生き延びるだけの自宅備蓄が有れば何とかなるだろう。自宅の台所の棚には缶詰がいくつも買い置きが有る。レトルト食品もあるので、とりあえずそれで数日間は耐えられそうだ。

だ〜が〜〜〜そのような準備をしていても、マンションの部屋そのものがブッつぶれてモノが取り出せない状態になればせっかくの準備は意味がなくなるなあ・・・。その場合は車の中でしばらく生活を強いられる。当家はワンボックスカーなので、手足を伸ばして寝転がることが出来るだろう。これでエコノミー症候群にはならずに済みそうだ。

車の機能を考えるとガソリンの問題が有る。カラッケツ状態で移動を余儀なくされると辛い結果となるなあ。常に満タンにしておく癖を付けておかないといかんぞ!そうかあ!「非常持出袋」は自宅内だけでなく車の中にも一つ常備する必要が有るぞ!

当家の車にはテレビが映るカーナビが設置されている。エンジンさえ回れば携帯電話用に発電も出来る。当然、雨露もしのげるし、冷暖房だって完備だ。そうか・・・最強の防災グッズはガソリン満タンのワンボックスカーかもしれんなあ〜! ところで「非常持出袋」には趣味の品を入れることは許されるのだろうか?例えば、被災地で皆様を癒すためにギターを弾くことになったとしよう。そのための「替え弦セット」とか「ピック」とか「フィンガーイーズ」とか・・・。



本日の結論
早めに「手回し発電機付き懐中電灯、ラジオ、サイレン、携帯電話充電端子付き」を買おうっと!

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