2005年07月29日 CDの価格は・・・!
「楽譜を渡されるたびに私は」最近レンタルDVDで観た「スイング・ガールズ」は久々に好きな日本映画となった。話にちょっと無茶な部分もあるのだが、元気な女子高生たちの大騒ぎの中にビッグバンド・ジャズの楽しみ方が隠されているような気がした。まだご覧になっていない方にはお薦めである!
ハリウッド映画には無い、ほのぼのとした米沢の女子高生たちの元気な姿が嬉しい映画だ。一番素晴らしいのは、映画が終わる頃には出演者たちが本当に演奏できるようになっている事だ。きっちり指の動きが音楽にシンクロしているのは素晴らしい!家族全員で安心して楽しめる映画だ!夏休み向きだね!
ジャズと言えば、私がギターで練習している曲は何曲かあるのだが、原曲がよく分からない状態で練習している事も少なくない。最近練習していた曲に「ラウンド・ミッドナイト」がある。セロニアス・モンクの名曲であると言う。しばらく練習を続けていて、何とかこなせるようになったのだが、肝心の原曲はどんなんだ?と疑問がわいた(おいおい!原曲も知らね〜のかよ〜!)
たまたま先日近所の百円ショップダイソーを覗いた時の事、入り口付近に大量のCDが陳列してあった。なんとそれらは「永遠のジャズ名曲集」なのであった。そこでさっそくセロニアス・モンクのCDは無いのかと探したところ・・・オオオ〜〜〜すぐに見つかったのである!
裏面の収録曲を見ると、見事に「ラウンド・ミッドナイト」が9曲目に収録されていた!問題は価格だ。百円ショップではあるがさすがにこのCDは210円だった。それにしても名曲が12曲も入って210円なのである。1曲あたり17.5円なのである!うっへ〜〜〜!!!の価格なのだ!
他にも「マイルス・デイビス」や「ビッグバンドモノ」などの有名どころがずらりと並んでいたが、シリーズ全種類買い占めたところで通常のCD価格1枚〜2枚程度である。思い切って全種類まとめて大名買いをやっみようかともふと考えたが、購入はやはりぐっと我慢してセロニアス・モンクのCD一枚だけにしておいた。どうせそんなに手に入れてもじっくり聞いている時間はないのだ。
帰宅して聞いてみると音源としてはしっかりしていた。だが「ラウンド・ミッドナイト」はギターで弾くモノとは違ってピアノではかなり複雑に聞こえた。オリジナルピアノ曲を聞いてギター曲に自力で変換するのは難しい曲だよなあ・・・。そして気付くのである。私は今後新しい課題曲の楽譜を渡されるたびに、210円を握りしめて百円ショップ・ダイソーに走り、その曲があるかどうかを探す事になるのだな〜!(セコ〜〜〜!!!)
本日の結論
ところで、このCDの製造原価はいくらなんだろうか?
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